夏に頭痛が起こるって何が原因なんでしょうか?
夏の暑さで誰でも頭痛になるリスクはありますので、しっかりチェックしてみてください。
今回は、夏の頭痛の原因は4つの病気の可能性があるって本当!?についてご説明します。
夏の頭痛
夏の頭痛の4つの原因とは?
夏の頭痛の原因は4つあります。
- 夏風邪
- 夏バテ
- 熱中症
- アレルギー
それぞれ見てきましょう。
夏風邪
夏風邪の頭痛の原因は、頭の血管が膨張して周りの神経を刺激しているからです。
これは体の防衛反応になります。
夏風邪のウイルスはエンテロウイルス・アデノウイルスの2つがあります。
このウイルスが体に侵入すると体内で白血球を増やします。
ウイルスと戦うためですね。
この白血球を増やす時に血管が膨張します。
これは、たくさんの白血球を送り出すために血管を広げるんですね。
膨張した血管は、周りの神経を圧迫・刺激して頭痛が起きます。
流れとしてはこのような感じです。
- 体内にウイルスが侵入
- 体は白血球を増やす
- 大量の白血球を送り出すために血管が膨張
- 膨張した血管が周りの神経を刺激
- 頭痛が起きる
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このような流れで夏風邪で頭痛が起きているんですね。
夏風邪の頭痛の対処法は?
夏風邪の頭痛のこの2つを対処するとはやく治ります。
- 頭痛の対処 → 冷やす
- 夏風邪の対処 → 免疫力アップ
こちらに詳しい対処法・注意点・他の病気の可能性を書いています↓
夏風邪で頭痛の治し方!血管が原因って本当なの!?
夏バテ
夏バテで頭痛が起こる原因は、自律神経の乱れになります。
自律神経の働きの1つとして、血行を調節する機能があります。
このような流れで頭痛が起きます。
- 自律神経が乱れる
- 頭の血行の調節ができなくなる
- 頭痛が起こる
↓
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夏バテの頭痛は2種類ある
- 片頭痛 → 血行が良くなりすぎて頭痛が出る。
- 緊張性頭痛 → 血行が悪くなって頭痛が出る。
この2つの頭痛が自律神経が乱れて起こります。
注意点は対処法が正反対なので、気をつけないと悪化することがあります。
詳しくはこちらへ
夏バテの頭痛を解消する2つの方法とは?
熱中症
熱中症で頭痛が出る原因は、脱水症状による血液循環の悪化になります。
大量の発汗により、体内(頭も含む)の水分・塩分が失われて脱水症状が起きて頭痛が起きます。
熱中症の頭痛は中度になり危険な状態になり、迅速な対処が必要になります。
熱中症の頭痛の3つの対処法
この3つの対処法は熱中症の応急処置になります。
- 涼しい環境へ → 暑さの緩和
- 水分補給 → 脱水症状への対処
- 体を冷やす → 体の熱をとる
頭痛の根本原因は「熱中症」になりますので、この3つしっかり行いましょう。
詳しくはこちらをご覧ください↓
具体的な対処法・冷やす時の注意点などを細かく書いています↓
熱中症で頭痛が続く!対処法を間違うと悪化するって本当!?
アレルギー
夏の頭痛の原因なるアレルギーが2つあります。
- 寒暖差アレルギー
- 日光アレルギー
それぞれ見ていきましょう。
1.寒暖差アレルギー
文字通り、寒暖差で起こるアレルギーになります。
夏特有の温度差ですね。
室内外の温度差でアレルギーが起きますが、その症状の1つにズ頭痛が入っています。
アレルギーとは言うものの、アレルギーの原因になるものは無く温度差からくる自律神経の乱れが原因と言われています。
アレルギー検査をしてもアレルゲンは出てこないんですね。
女性に多いのも特徴です。
詳しい原因・症状・対処法はこちら↓
寒暖差アレルギーの症状!咳以外でも知っておきたい3つの反応とは!?
2.日光アレルギー
日光アレルギーは光線過敏症ともいい、日光に当たることでアレルギー症状が起こります。
一番の特徴は、頭痛以外の症状に
蕁麻疹・湿疹
が出ます。
蕁麻疹・湿疹 + 頭痛 が出ている場合は日光アレルギーの可能性があります。
日光アレルギーの詳しい情報はこちらです↓
日焼けで頭痛と吐き気が!原因は3つの病気の可能性がある!?
最後に
夏の頭痛は色々ありますね。
私の場合は、夏バテから夏風邪で頭痛になることが多いです。
エアコンで冷えが苦手なのですが、使わない訳にはいかないのが辛いところです。
特に気をつけたいのは熱中症の頭痛です。
症状がが悪化するのが早いのが熱中症の特徴ですので、迅速な対応が必要になります。
夏の頭痛が続く場合は、内科・頭痛外来などを受診してみてください。
夏に多い病気を
咳・頭痛・喉が痛い・下痢・鼻水・腹痛・吐き気に分けて紹介しています。
夏の病気の流行を症状別にまとめました!