花粉症なのか、アレルギーなのか、最近よく出るくしゃみ・鼻水・・。
温度差で鼻水が出たりするのは知られていますが、温度差でアレルギーがあるとはご存じですか?
今回は寒暖差アレルギーの症状!咳以外でも知っておきたい3つの反応とは!?についてご説明します。
寒暖差アレルギーとは?
医学的には「血管運動性鼻炎」と言い、はっきりとした原因は不明です。
寒暖差アレルギーは血液・鼻汁を検査をしても特定のアレルギー反応は出てきません。
周りの刺激や環境で鼻粘膜の血管が広がり粘膜がむくみ、自律神経が過敏に反応してしまいアレルギーのような症状が出ます。
要は、自律神経の異常で起こり、アレルギーで起きているわけではないと言うことです。
寒い・暑い時など体を適応させてくれる役割があります。
自律神経が適応できる寒暖差は7度と言われています。
適応できる寒暖差が7度以上になると自律神経の働きに異常が出始め寒暖差アレルギーが出やすくなります。
季節の変わり目だと昼夜で10度違うこともありますよね。
寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)の6つの原因
寒暖差アレルギーと名前通り、
寒暖差で症状が出ると考えられていますがそれだけが原因ではありません。
寒暖差アレルギー6つの原因
- 急激な温度差(暖かい部屋から外の冷たい空気を吸う・感じるなど)
- タバコの煙
- 化粧品の吸入
- 飲酒
- ストレス(精神的)
- 妊娠
自律神経に影響が出やすいことをすると、寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)が誘発されやすくなります。
症状は?
主な5つの症状は
- くしゃみ
- 鼻水
- 鼻づまり
- 咳
- 頭痛
これだけだと、アレルギー性の症状と区別がつかないですよね。
寒暖差アレルギーの2つの目安
- 鼻水の色がなく透明
- 目に充血や炎症がない
アレルゲンがないかアレルギー検査することで
より明確な判断ができますので耳鼻咽喉科で診てもらうといいですね。
どんな時に寒暖差アレルギーは出やすい?
- 冬の布団から出る時
- 暖かい部屋から寒い場所に出た時
- 寒い場所から温かい部屋へ入った時
- 涼しい部屋から暑い場所に出た時
- 暑い場所か涼しい部屋へ入った時
- 体が冷えている・疲れている時
こんな時にくしゃみ・鼻水・鼻づまり・咳・頭痛が出る場合は、
寒暖差アレルギーが出ている可能性があります。
寒暖差アレルギーは女性に多い
寒暖差アレルギーが男性より女性に多い理由として
筋肉量の少なさにあります。
一般的に女性の筋肉量は男性の7割ほど言われています。
筋肉が多い人はそれだけ自分で発熱できるため、体は寒さや冷えに強くなります。
冷えれば寒暖差アレルギーの原因でもある自律神経に異常が出てきます。
今すぐできる!寒暖差アレルギーの対策
寒暖差アレルギーは鼻だけでなく全身を対策する必要があります。
寒いという刺激が一番良くないですのでこれらの対策をしてみてください。
足と内臓を温める!
寒暖差アレルギーになりやすい人は女性以外にも冷え症がある人です。
寒さに対しても体が弱いので自律神経が乱れがちになります。
足と内臓を温める2つのメリット
- 特に冷えやすい足を温めることで全身の血行がよくなります。
- 内臓を温めることでむくみの流れがよくなり冷えにくくなります。
この2つはリラックス効果もあるため自律神経を整える働きもあります。
まさに寒暖差アレルギー改善の強い味方になってくれます。
冷えとりセルフ足マッサージ↓
内臓を温めることで体の芯まで温めることができます↓
内臓を温める時に、おすすめの飲み物
カフェインの入っていない飲み物が理想的です。
カフェインは体を冷やす作用がありますので控えめいいですね。
おすすめは、白湯や番茶・ほうじ茶です。
白湯は手軽で簡単なので、私は白湯を飲んでいます。
寝起きの白湯は胃が温まるのが実感できてほっこりしますよ♪
まとめ
以上が、寒暖差アレルギーの症状についてでした。
わかりやすくまとめますね。
- 自律神経の異常で起こり、アレルギーで起きているわけではない
- 寒暖差以外でも症状が出る
- 主な症状は5つ!くしゃみ・鼻水・鼻づまり・咳・頭痛
- 筋肉量の少ない女性に多い
- 対策は足と内臓を温める
寒暖差アレルギーは自律神経の乱れで起こるんですね。
規則正しい生活をすることで自律神経の働きをよくすることができます。
まずは、睡眠・食事・運動を少しずつ改善していきたいですね。
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