【花粉症特集】夏の花粉症はカモガヤが原因?!

本日は、花粉症とカモガヤについて、お話ししようと思います。

目次

カモガヤとは?

「カモガヤ」とはイネ科カモガヤ属の多年草のことですが、花粉症にはスギやヒノキだけでなくカモガヤ花粉症の人もいます。イネ科の植物による花粉症は、5月から7月にかけての夏に花粉が飛散します。

イネ科で花粉症の原因となるものとしては、カモガヤ以外にハルガヤ、オオアワガエリ、ネズミホソムギ、オニウシノケグサなどがあります。

カモガヤ

実は、カモガヤは、もともとは日本にはない種類の植物だったのです。

カモガヤはヨーロッパ原産の多年草で、牧草として広く利用されますが、日本には明治を過ぎてから牧草にするためヨーロッパから輸入されました。

おもに北海道で生育していましたが、戦争野草として繁殖していき全国的に生育する植物になりました。

しかしカモガヤは、繁殖力・環境適応力ともに非常に強く、侵略的外来種のワースト100にも含まれています。侵略的外来種とは、地域の自然環境に大きな影響を与え、生物多様性を脅かすおそれがある生物を指しています。

カモガヤが花粉症の原因に

カモガヤ花粉症の知名度は低いですが、その症状はくしゃみ、鼻汁、鼻閉、目の痒みなど、スギ花粉等とほぼ同じです。

夏にかけてそれらの症状が出るので風邪と間違える人も多いかもしれませんが、毎年同じ時期に同じように症状が出るという人は、カモガヤ花粉症かもしれませんね。

カモガヤは日本全域に分布していますが、特に北海道と北陸地方に多いと言われています。北海道では一部にしかスギはありませんから、北海道で花粉症という人はカモガヤ花粉症のことが多いかもしれません。

おわりに

この特集ページでは、テーマごとに連載形式で投稿していきます。
こちらの特集では花粉症に関するさまざまな情報について、網羅的に記事にしてご紹介をさせていただきます。

当サイトのこれらの記事が、悩まれている皆さんに少しでもお役に立てれば、当サイト管理者としても、とても嬉しい限りです。
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