暑い日が続く夏、突然の吐き気に襲われることがあります。
吐き気の他にも症状があると、「何か病気にかかった?」と不安になりますよね。
吐き気にはいろいろな原因がありますので、一緒に調べて行きましょう!
今回は、夏の吐き気の原因とは?絶対に知っておきたい6つとは!?についてご説明します。
夏の吐き気の原因
夏バテ
夏場は外の気温とエアコンの効いた部屋との温度差で、体調を崩しがちです。
夏バテの代表的な症状としてはこちらになります。
- 食欲が落ちる
- 吐き気
- 頭痛
- 下痢
- 立ちくらみ
吐き気の対処としては、
なるべく温かい食事を摂るようにして、体調を整えるようにしましょう。
疲労回復のビタミン剤なども摂れるといいですね。
飲み物や汁物に生姜をプラスするのも、自律神経を整えて、免疫力を上げるのでおすすめです!
食中毒
暑くなると常温保存では食べ物が傷みやすくなるので、食中毒の発生が多くなります。
また、真夏よりも初夏や初秋のほうが、食中毒の発生件数が多いことをご存知ですか?
「まだ大丈夫・もう大丈夫」と思って油断しがちなんでしょうね。
食中毒は原因となる物を摂取後30分~8日の間に、このような症状が見られます。
- 吐き気
- 腹痛
- 下痢
- 発熱
原因物質を体内から出しきるまで吐き気は続きますが、吐くものが無くなって、目まいやしびれ、チアノーゼなどを起こしていたら、すぐに医療機関をを受診しましょう。まずは内科ですね。
熱中症
熱中症は体に熱がこもり、脱水症状が起こること発症します。
吐き気が出いてる場合は、熱中症レベルは中度で脱水症状が進んでいます。
合わせて、めまい・頭痛などが出ることが多いです。
嘔吐が始まった場合は、さらに悪化していますので注意が必要です。
対処法この3つになります。
- 涼しい環境へ → エアコン・日陰のある場所
- 水分補給 → 経口補水液・スポーツドリンク
- 体を冷やす → 動脈を冷やす
詳しくはこちらに書いています↓
熱中症で吐き気がする!対処法は3つを絶対にハズさない事!
手足口病
手や足・口の中に、プチっとした水疱のような発疹が出来て、
前兆として吐き気が起きることがあります。
発疹はしばらくすると破れて口内炎のような状態(潰瘍)になります。
口の中に出来た時は、とても痛くて食事も摂れなくなります。
吐き気・下痢・発熱などが見られることがありますが比較的軽い症状です。
我が家の息子は
息子が手足口病にかかった時には、大小さまざまな口内炎が、口の中に20個近く出来て、
ただただ抱っこしてあやすしかなく、辛かったです。
すりおろしりんごの搾り汁や、スープなどをストローで飲ませました。
ケナログという口内炎の薬は少し痛みを和らげるようで、塗った時は泣きやんでいたことを覚えています。
脱水症状に気を付けましょう。
咽頭結膜熱(プール熱)
目が充血して、発熱やのどが痛いと訴えてきます。
高熱をもたらすアデノウイルスが原因で、
主にプールで感染することが多いので、「プール熱」とも呼ばれています。
プールの日に真っ赤な眼をして帰って来て、夜までそのままなら「おかしいかも?」と思って下さい。
代表的な症状としてはこちらです。
- 吐き気
- 目やに
- リンパ線の腫れ
- 下痢・腹痛
- 頭痛
ウィルス性で他人に感染する可能性が高いので、
なるべく早く眼科を受診しましょう。
溶連菌感染症
舌がイチゴのように真っ赤に腫れたり、高熱やのどの痛みを訴えることが多いです。
吐き気はそれほど多くないのですが、
のどや扁桃腺が腫れるので、痛みや刺激から嘔吐することが多くなるようです。
からだに小さな発疹が現れることがあります。
溶連菌感染症の原因は、A群β溶血性連鎖球菌。
(ちょっとムズカシイですね…)
くしゃみや咳でうつるので、特に10歳未満のお子さんは注意して下さい。
「風邪が治ったと思ったら、またすぐに発熱した」
という場合は、溶連菌感染症の可能性が高いので、すぐに受診して下さいね!!
終わりに
夏に起きる吐き気の原因は他にもありますが、比較的、多いものを紹介してみました。
他人に感染させてしまう病気もありますので注意しましょう。
たかが吐き気と思わずに、おかしいと思ったら、病院へ行きましょう。
夏に多い病気を
咳・頭痛・喉が痛い・下痢・鼻水・腹痛・吐き気に分けて紹介しています。
夏の病気の流行を症状別にまとめました!