緊張すると汗がすごい!顔からも出るのは勘弁してほしいですよね。
手汗・足汗・脇汗も出て、汗を止めようと意識すると余計に出る悪循環・・。
今回は、緊張で汗が!顔からもすごいけど漢方薬とか効きますか?についてご説明します。
緊張と汗
緊張すると汗が出るのは何で?
緊張すると汗が噴き出てきますよね。
私は特に手汗・足汗・脇汗がかなり出ます。
緊張すると汗が出ることを「精神性発汗」と言います。
汗の役割の1つとして、体温調節があります。
体温の上昇を汗をかくことで防いでくれるわけですね。
しかし、精神性発汗は体温調整とは関係なく、汗が出てきてしまいます。
緊張すると自律神経が乱れ汗が出る
自律神経の役割の1つとして汗を調節してくれる機能があります。
自律神経は2つあり、これら神経が汗を調節しています。
- 交感神経 → 汗を分泌する
- 副交感神経 → 汗を落ち着かせる
このように汗を調節してくれるわけですね。
緊張して汗が出てくるのは緊張や不安が原因で交感神経が優位になりすぎてしまうことにあります。
2つの自律神経のバランスが崩れてしまうんですね。
緊張も含め汗が出るタイミング
- 緊張した時
- 不安な時
- 恥ずかしい時
- 興奮した時
- 驚いた時
このように精神的にストレスがかかった時に出ます。
「冷や汗」「手に汗握る」状態ですね。
緊張すると汗が出る場所
緊張などの精神的ストレスがかかるとこの部分に汗をきます。
- 手のひら
- 足の裏
- 脇の下
- 額(おでこ)
特に手のひら・足の裏に汗をかく場合がとても多いです。
私もその一人です。
緊張して汗が出やすいタイプ
緊張して汗が出やすいのは性格が関係している事もあります。
- 神経質
- 几帳面
- 気を使いすぎる
- 完璧主義
- 敏感・繊細
私は気にし過ぎるタイプみたいです。友人に言われます。(自分ではわからないですよね。)
過去を後悔したり、未来に不安になったりしてグルグル頭を回る感じです。
気づけば汗をかいていますね。
あまりに汗が多く出る場合は病気かも?
汗をかきすぎてしまう病気に「多汗症」があります。
特徴は、
暑いわけでもなく、運動していないにも関わらず汗が多量に出てきてしまう病気になります。
多汗症の種類
- 全身性多汗症
- 局所性多汗症
- 味覚性多汗症
手・足・脇・顔などに汗が異常に出る場合は、局所性多汗症になります。
部分的に出る多汗症ですね。
- 手汗 → 手掌多汗症(しゅしょう)
- 足汗 → 足蹠多汗症(そくせき)
- 顔汗 → 顔面多汗症
汗かきでお悩みのあなたはこちらに詳しく書いています↓
汗かきの原因とは?頭にたくさんかくのは病気なの!?
緊張の汗を抑える対策
どうしても緊張すると汗が出ますよね。
緊張しないようにとすると余計に緊張して汗が出ます。
緊張して汗が出ること自体は誰でもあることなんですけどね。
対策としては、この3つですね。
- 手・足・顔専用の制汗剤・クリームを使う
- 呼吸法(深呼吸)
- 漢方薬
手・足専用の制汗剤は知っていましたが、
顔専用もあるんですね↓
お化粧の上からも塗れるそうです↓
緊張している状態は、自律神経の交感神経が優位になっています。(緊張・興奮型ですね)
これをもう一つの自律神経である副交感神経の「リラックス型」にしてあげます。
呼吸法を使ってですね!
警察官・消防士も使っている心を落ち着かせる呼吸法
緊張・不安・イライラなど効果がある漢方薬がこちら↓
半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
漢方の精神安定剤と言われています。
最後に
緊張する場面って人それぞれだとは思います。
ほどいよい緊張だったら力になるんでしょうが、緊張しすぎると手汗もジャンジャン出ます。
仕事であれば場数を踏むことで、緊張する度合いも変わってきます。
神経が少し図太くなってくるんでしょうね。
経験と自信がついてくるまでが大変ですよね。
あ~なったらどうしょう?失敗したらどうしょう?など、
まだ来ていない状況に緊張・不安になってしまいますよね。
これを「予期不安」と言うそうですが、これも汗に関係しています。
緊張・不安で汗が止まらないあなたはこちらもどうぞ↓
大量の汗に繋がってしまう「予期不安」についても書いています↓
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