夏バテの食欲不振で激やせ!?
メタボがちな人にとって、「やせる」という言葉は、響きの良いフレーズですが、原因が「夏バテ」で「食欲不振」となると、話は別ですよね!
食欲もほぼないので水分やそうめんなど食べがちですが、これが良くなかったりします。
今回は、夏バテで食欲不振の原因はこの2つです!を紹介します。
夏バテの食欲不振
夏バテで食欲不振の原因は?
夏バテの食欲不振の原因は、胃腸機能の低下になります。
なぜ、夏バテで胃腸機能が低下するのでしょうか?
大きな理由は2つあります。
- 体の冷え
- 自律神経の乱れ
それぞれ見ていきましょう。
1.体の冷え
体が冷える原因としては、
- 冷たい物を摂りすぎる → 胃腸が冷える
- エアコンの冷気 → 体全体が冷える
このように体の内側・外側から冷えることで
胃腸が冷え食欲不振になってしまいます。
2.自律神経の乱れ
自律神経の乱れが胃腸機能の低下につながるなんてイメージしづらいですよね。
実は、自律神経は胃腸を動かす役割があります。
自律神経は2つの神経がありますが、胃腸をこのように動かしています。
- 副交感神経 → 唾液や胃液の分泌が増えて消化活動が活発にする
- 交感神経 → 興奮すると胃の血流が減少し、蠕動運動を抑制する
通常であれば自律神経がしっかり働いて胃腸を正常に動かしてくれるわけですが、夏特有のある理由から自律神経が乱れて胃腸機能が低下してしまいます。
夏特有のある理由が自律神経を乱す
夏特有のある理由とは室内外の温度差です。
夏はこのように室内外を出入りしますよね。
●暑い外 → 涼しい室内 → 暑い外
これらを繰り返すことで体がストレスを感じ自律神経が正常に働かなくなってしまうわけです。
自律神経は胃腸を動かす役割がありますので、
乱れることによって胃腸機能も低下して食欲不振になってしまいます。
文章だけだとわかりづらいかと思いますので、このように覚えるとよいですね。
室内外の温度差 → 自律神経の乱れ → 胃腸の機能の低下 → 食欲不振
続いては、夏バテと食欲不振を同時に解消する方法を見ていきましょう。
夏バテと食欲不振を同時に解消する方法
①夏バテ = ②胃腸の冷え = ③食欲不振
これら3つはセット組になります。
ケアするのは②胃腸の冷えです。
胃腸の冷えが治れば、胃の働きも良くなり食欲も回復してきます。
夏バテと食欲不振を同時に解消する方法は、胃腸を温めることです。
では、どのようにして胃腸を温めればいいのでしょうか?
ポイント絞ってお伝えします。
- 体の中から温める→ 温かい飲み物(生姜湯)
- 体の外から温める→ お風呂
- 生姜湯は、 お湯 + 生姜 + 黒糖・はちみつ
- お風呂は、 温度 → 38~40℃ 時間 → 20~30分
この2つで胃腸の冷えを温めていきます。
生姜の効能は夏バテの食欲不振にピッタリです。
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夏バテを解消する方法は胃を整えるといい!?
一度、夏バテ→食欲不振 の悪循環にはまってしますと、抜け出すのに時間がかかります。
毎年、夏バテする人は、予めの備えをするのがベストですね。自分にあった体温管理(寝るときの冷房調節や服装調節なども)を、知っておくことが必要です。
無理して食べた方が良い?
「無理して食べる」=「ストレス」になるのであれば、無理やり食べることは避けた方がいいでしょう。胃も疲れさせてしまいますからね。
ストレスが自律神経の不調を招き、結果、食欲不振になる別の悪循環に陥ってしまうこともあります。
夏バテで食欲不振の注意したいこと
「食欲不振」は、様々な病気の症状です。
夏に起こった「食欲不振」を「夏バテで食欲不振」と決めつけるのは危険かもしれません。
「食欲不振」を感じたとき、最初は、地域の薬局で薬剤師に相談し、市販薬や漢方薬の服薬で様子をみても良いかもしれません。
しかし、症状が長引く(10日から2週間)ようなら、一度、受診をお勧めします。
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