夏風邪が治らなくて辛いです。
昨年もそうですが、治りが遅いというか引きずるというか・・。
歳のせいなのか?暑さのせいなのか?
何か間違った対処をしているのか?
今回は、夏風邪が治らない4つの原因とは?薬は飲まない方がいい!?についてご説明します。
夏風邪が治らない!どのくらいで治る?
夏風邪は通常、数日~7日間程度で治ると言われています。
ですので、この期間を越えてくようだと長引いていると判断しましょう。
ただ、夏風邪って引きずること多いですよね。
なぜ、夏風邪が治らないのでしょうか?
夏風邪が治らない原因
夏風邪はウイルス性の風邪になりますので、ウイルスが体から排出されることで治っていきます。
夏風邪が治らない場合、
ウイルスを排出しずらい環境になっている可能性があります。
まずは、この4つを確認しましょう。
- 市販薬を飲んでいる
- 部屋の室温が調節ができていない
- 食事の摂り方が間違っている
- 睡眠の質が低い
それぞれ見てきましょう。
1.市販薬を飲んでいる
夏風邪はウイルスが体から排出されないと治りません。
夏風邪を含むウイルス性の風邪には特効薬がありません。
例外として、インフルエンザウイルスの抗ウイルス薬があります。
薬によって治りを遅らせてしまっている可能があります。
夏風邪の症状は、ウイルスを死滅・排出させる体の防衛反応になります。
例えば、
- 発熱 → 体温を上げてウイルスを死滅させる
- 咳・鼻水・下痢 → ウイルスを外に排出させる
これらの体の防衛反応を薬によって止めてしまうと、体の中にウイルスが停滞して増殖してしまいます。
当然、治りが遅くなるわけですね。
39℃を越える高熱・激しい下痢などひどい症状の場合のみ薬に頼りましょう。
もちろん、病院で処方された薬です。
2.部屋の室温調節ができていない
この2つになっていないかチェックしてください。
- 冷やし過ぎている → 体の免疫力が低下
- 湿度が高い → ウイルスの繁殖
それぞれ見てきましょう。
冷やし過ぎている
エアコンで冷やし過ぎている場合、
夏風邪が治りにくい3つのデメリットがあります。
- 体が冷えて免疫力低下
- 外気温との差で自律神経が乱れる
- 冷気を吸ってさらに体が冷えてしまう
特に自律神経が乱れることで、
- 体温調節の乱れ
- 内臓機能の低下
などが起こります。
ウイルスを死滅・排出する力が弱ってしまいますので注意が必要です。
湿度が高い
夏風邪のウイルスは高温多湿の環境で活発化します。
ウイルスが増殖するんですね。
ですので、ウイルスを増殖させない部屋の温度・湿度調節はとても重要です。
エアコンが苦手な方も多いと思いますが、夏風邪の時はうまく使う必要があります。
夏風邪の時の適切な室温・湿度は下記をご覧ください。
3.食事の摂り方が間違っている
食欲が無い場合でも無理して食べていませんか?
無理をして食べることで、胃腸に負担がかかり夏風邪の治り遅らせてしまうことがあります。
消化するエネルギーはフルマラソンを走るくらい消費すると言われています。(3食分)
体はウイルスを死滅・排出することにエネルギーを注いでいます。
消化にまでエネルギーを使うことで分散してしまうわけですね。
ですので、食べるにしても胃腸に負担のかからない食事で小食を心がけると治りが早くなります。
特に下痢をしている時は注意してください。
夏風邪で下痢に!食事は摂らない方がいいって本当!?
ただし、水分補給だけは細目に摂りましょう。
脱水症状や熱中症の予防になります。
睡眠の質が低い
熱帯夜が続いて眠れない!暑くて起きてしまう!など夏の睡眠は難しいですよね。
夏風邪を治すには質の高い睡眠は必須です!
しかし、夏の睡眠の場合、
- 熱帯夜で眠りが浅い
- 冷房で冷えすぎて起きる
- 汗がベトベトで不快
など睡眠が妨げられる要因が多々あります。
この要因が、質の低い睡眠になり夏風邪を回復しにくい体にしています。
免疫力が回復しないんですね。
夏の場合は、暑さで消耗していますので昼寝を取り入れると体の回復に効果的です。
夏風邪の治し方
夏風邪を治すには上記の治らない原因を改善することにあります。
夏風邪を治すポイントは3つですね。
- 環境 → ウイルス増殖を防ぐ
- 栄養 → 水分補給・栄養価が高く食べやすい物
- 睡眠 → 体力の回復
この3つの質を向上させることで夏風邪が治りやすくなります。
文章が長くなりましたので、
こちらに夏風邪の室温・水分補給・睡眠時の注意点をまとめています↓
夏風邪の治し方!咳が出る場合はウイルスが違う!?
最後に
夏風邪は暑さやエアコンの冷えなどで体力が消耗していますので、治りずらいことが多々あります。
体の回復力が落ちてしまっているんですね。
ですので、
通常の風邪よりも治りやすい環境・栄養・睡眠を意識する必要があります。
治る期間は数日~7日間ですので、これを過ぎても治らない場合は病院で診てもらいましょう。
内科ですね。
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