夏風邪の治し方って色々ありますよね。
今回は、夏風邪の治し方!咳が出る場合はウイルスが違う!?についてご説明します。
夏風邪の治し方
まず、夏風邪を治すために知っておかなければならないことが、
特効薬がない!
ということです。薬がないんですね。
ウイルス性は薬がない!
夏風邪のほとんどがウイルス性になり、治す薬がありません。
ただし、インフルエンザウイルスは抗ウイルス薬が存在します。
夏風邪のウイルスは2種類
夏風邪のウイルスは高温多湿を好み、ウイルスの型によって病気や症状が異なります。
- アデノウイルス → 風邪症候群・プール熱・はやり目
- エンテロウイルス → 手足口病・ヘルパンギーナなど
風邪症候群(夏風邪)の場合は、
ウイルスが呼吸器や腸でウイルスが繁殖するため、このような症状が出ます。
- 咳
- のどの痛み
- 下痢
- 発熱
さてこのような夏風邪を治すにはどうしたらいいのでしょうか?
夏風邪の咳が出る場合
夏風邪で咳が出る場合はアデノウイルスに感染している可能性が高いです。
夏風邪のウイルスは2つです。
- アデノウイルス → 咳が強く出る
- エンテロウイルス → 腸に出る(下痢など)
長引く場合は、他の病気の可能性もあります。
夏風邪の咳の原因・対処法・他の病気の紹介をこちらでしています↓
夏風邪の咳が長引く!痰が絡むと止まらない!?
夏風邪の治し方は自然治癒力を上げる
夏風邪は通常7日間程度で完治します。
しかし、治す薬はありませんので、自然治癒力を高める必要があります。
要は、早く治りやすいように免疫力を上げる対処をしなければいけません。
夏風邪を治すには3つポイントを意識しまししょう。
夏風邪を治す3か条
- 環境 → ウイルス増殖を防ぐ
- 栄養 → 水分補給・栄養価が高く食べやすい物
- 睡眠 → 体力の回復
それぞれ見てきましょう。
1.環境
夏風邪のウイルスは高温多湿の環境を好みます。
ですので、部屋の温度・湿度を調節することでウイルスの増殖を防ぐことができます。
部屋の温度・湿度はこのくらいに設定しましょう。
- 温度 → 28℃
- 湿度 → 40~60%
健康冷房と言われている温度です。
あまり冷やしすぎると体が冷えて免疫力が落ちたり、悪化する場合がありますので注意してください。
冷気を吸わないようにマスクを!
特に布団で床に寝ている場合は、
冷気が下に溜まりますのでマスクをして吸い込まないようにしましょう。
冷気は体を冷やしたり、咳を誘発しますので注意してください。
家族などにもうつさないようにマスクはつけましょうね。
2.栄養
次に、夏風邪を治すのに必要なのが栄養です。
主に2つからの摂取ですね。
- 水分補給
- 食事
ただし、症状によって摂取しずらい場合もありますので症状別にそれぞれを見てきましょう。
水分補給
基本的には水よりもスポーツドリンクを細目に飲みミネラル類を摂りましょう。
発熱したりしていると汗が出てミネラルなどが失われ、脱水症状の原因になります。
水やお茶ではミネラルは補えないので注意してください。
下痢や嘔吐がある場合は。
下痢や嘔吐はウイルスを出す体の防衛反応になります。
しかし、排泄物と一緒に体液(ミネラルなど)も大量に失われてしまいます。
脱水症状の危険があるわけですね。
理想的には、経口補水液がおすすめです。
なぜなら、脱水症状を防ぐ専用の飲料だからです。
体へ吸収されやすい配合になっています。
ただ、経口補水液がない場合も多い思いますので、
その時は・・。
スポーツドリンク もしくは経口補水液を作ることも可能です!(簡単です)
レシピを載せておきますね。
- 水1リットル
- 砂糖40g
- 塩3g
- お好みのジュース100cc
これを混ぜて出来上がりです。
一気に飲むのではなく、細目に飲むことで体へ吸収されやすくなります。
温度は、常温かやや冷えている程度(8~13度くらい)で飲みましょう。
この温度が体へ吸収されやすい適温になります。
食事
夏風邪に治すのに食事も欠かせないですよね。
食欲がある場合は良いのですが、食欲が無い場合はどうしましょう?
おすすめは、発酵食品です!
- ヨーグルト
- キムチ
夏風邪のウイルスは腸でも増殖します。
ヨーグルトやキムチなどの発酵食品は整腸作用があり、腸内環境が整うことで免疫力が向上します。
ただし、注意点もあります。
- ヨーグルト → 冷えていると腸に負担になるため、常温に近い状態で食べる
- キムチ → 喉が痛い時は避ける
ヨーグルトにはちみつを加わえれば、のどの痛みにも効果的ですよ!
コンビニでも手に入りますしね。
3.睡眠
睡眠をしっかりとることで体力の回復し、免疫力が上がります。
ただし、睡眠中の注意点が2つあります。
- 水分補給
- 布団の湿度
それぞれ見ていきましょう。
1.水分補給
通常、睡眠中に汗を200cc~400ccをかくと言われています。
発熱している場合は、さらに発汗しますので脱水症状にならないためにも水分補給が重要になります。
発汗していますので、スポーツドリンクでミネラル類を摂取しましょう。
汗でミネラルが出ていっていますからね。
私は、ポカリのイオンウォーターを飲んでいました。
普通のポカリと成分は変わらず甘さスッキリで飲みやすかったです。
パッケージは普通のポカリの青色より水色って感じですね。
2.布団の湿度
睡眠中に汗をかくということは布団の湿度が上がります。
夏風邪のウイルスは湿度を好むのでウイルス増殖の原因になります。
対策としては3つです。
- 布団の下に除湿シート
- 着替えをする
- 敷布団の上にバスタオルを敷き、交換する
これらを意識することで布団に湿度が溜まるのを防げます。
あとは、エアコンで冷やし過ぎないように注意してぐっすり眠りましょう。
最後に
あまりにも高熱・咳・喉の痛みなどの症状が強い場合は、病院へ行きましょう。内科ですね。
薬で治るわけではないですが、症状が緩和して睡眠がとれやすくなったり、食事ができるようになったりと回復のキッカケになります。
私の場合、夏風邪になると食欲はほぼなくなります。
元々、胃腸が弱いのですぐにウイルスにやられてしまいます。
下痢というより、胃が動かなくなる感じですね。
なので、ある程度回復するまで食事はほとんどとらずに
- ポカリイオンウォーター
- ウィダーインゼリー
- ヨーグルト
で対処しています。もちろん、常温ですよ!
お腹がゆるくなりますからね。
そのうち、胃腸が回復してきて食欲が出てきます。
そうしたら、うどんなどを少しずつ食べて右肩上がりで回復していきます。
個人的には、軽食のほうが治りが早い気がしています。
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