夏風邪の下痢って辛いですよね。
ただ、長引くことはあまりなく1日くらいで下痢は治まることが多いです。
今回は、夏風邪で下痢に!食事は摂らない方がいいって本当!?についてご説明します。
夏風邪の下痢
夏風邪の下痢の原因とは?
夏風邪の下痢の原因は、ウイルス感染になります。
夏風邪のウイルスは2つあり、下痢の症状はエンテロウイルスになります。
- エンテロウイルス → 腸に出る(下痢・腹痛など)
- アデノウイルス → 咳が強く出る
ウイルスが腸で繁殖するため下痢を起こすんですね。
エンテロウイルスとは?
夏風邪の代表的なウイルスですが、通年でも感染し高温多湿を好みます。
エンテロウイルスは種類や型があり病気も変わってきます。
- かぜ症候群
- 急性胃腸炎
- 手足口病
- ヘルパンギーナ
などになります。
手足口病やヘルパンギーナは子供が感染しやすいですね。
夏風邪で下痢が出る理由は?
夏風邪の下痢は、ウイルス感染が原因だとお伝えしました。
ウイルス感染で下痢になる理由は・・。
体の防衛反応で下痢を出しています。
体の防衛反応とは?
体にウイルスが侵入すると感染しないようにウイルスを外に排出しようとします。
これが下痢の症状として出ます。
体がウイルスから守ってくれているわけですね。
夏風邪の下痢はどのくらいで治る?
通常、夏風邪の下痢は2~3日程度で治まります。
激しい下痢というよりは軽度で、軟便や水様便が1日に数回続きます。
私の場合は水状態の便?というかほぼ水でした。
だいたい、1~2日で治まっている印象ですね。
長引く場合は、他の病気の可能性もありますので病院で診てもらいましょう。
まずは内科ですね。
下痢止め薬は治りを遅くする?
夏風邪の下痢はウイルスを出すための体の防衛反応です。
薬で下痢を止めてしまうと、ウイルスが外に排出されずに増殖する可能性があります。
要は、治りが遅くなってしまうんですね。
下痢がひどい・辛い場合は、病院で処方してもらいましょう。
脱水症状も引き起こしている可能性もあります。
自己判断で市販薬を使うのは止めましょう。
夏風邪の下痢の対処法
最も重要なのが水分補給です。
下痢便と一緒に、水分以外に塩分やミネラルも大量に排出しています。
そこで注意したいのが脱水症状です。
夏ですので、熱中症のリスクも出てきます。
では、夏風邪の下痢に効果的な水分補給はどのようにすればよいのでしょうか?
夏風邪の下痢の水分補給
夏風邪の下痢では、
- 水分
- 塩分
- ミネラル
などが排出しているためこれらを摂取しないといけません。
ここでは、体に吸収されやすい
- 水分の種類
- 水分の摂り方
を紹介します。
水分の種類
下痢の水分補給に適しているいるのはこの2つです。
- 経口補水液
- スポーツドリンク
特に、経口補水液は脱水症状を防ぐための専用飲料になります。
体のへの吸収率も非常に高い配合で体液に近い飲料です。
下痢症状が軽い場合は、
スポーツドリンクでも良いですが症状が強い場合は経口補水液が理想的です。
水分の摂り方
体に吸収されやすい水分の摂り方は、
- 一気に飲まず、細かく分けて飲む
- 温度は常温
イメージとしては、500mlのペットボトルを1~2時間かけて少しずつ飲んでいきます。
冷えている胃腸に負担がかかるので注意してください。
夏風邪の下痢で食事はどうしたらいい?
夏風邪で下痢を起こして、半日~1日は食事を摂らない方が理想的です。
水分補給だけですね。
なぜなら、
体はウイルスを外に排出するためにエネルギーを使っています。
それだけで胃腸に負担がかかっているわけですね。
そこに食事が入ってきたらさらに胃腸に負担がかかることになります。
食事は何を食べたらいい?
下痢の頻度が減り、症状が落ち着いてきたら食事をしていきましょう。
胃腸に優しい食事ですね。
おすすめは、
- 煮込んだうどん
- おかゆ
- 味噌汁
特に、
味噌汁は塩分・ミネラルが取れますので下痢には最適な食事になります。
具は豆腐・大根などシンプルなものがいいですね。
大根には消化酵素が含まれてるので胃腸を助けてくれます。
ただし、小さめに切って柔らかくしてください。
千切りだったら薄めですね。消化しやすくなります。
これらの食事ができるようになって、さらに回復してきたらヨーグルトなどの乳酸菌を摂って腸内環境を整えていきましょう。冷えてない常温のヨーグルトが最適です。
注意したい食材は?
注意したい食材は、食物繊維が多いものです。
ゴボウ・キノコ・ネギ・タケノコ・レンコンなどですね。
消化に時間がかかり、胃腸に負担がかかりますので避けてください。
治ったら食べましょう。
最後に
私も毎年一回は夏風邪から下痢になります。
エアコンの冷えから夏風邪→下痢って流れです。
味噌汁が妙にお腹に沁みて、美味しく感じるんですよね。
お腹が温まり救われる気持ちになります。
基本的に夏風邪を引くと食欲がなくなるタイプなので、これが幸いして治りも早い気がしています。
食べないと!っと思っている方も多いですが、下痢の時は胃腸を休ませるのが早期改善につながります。
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