溶連菌の感染経路は2つ!家族は要注意!
溶連菌感染症はどの年代でも発症する可能性がある病気です。感染経路は子供・大人では違いがあります。
特に多いのは5~15歳の小児です。溶連菌感染症の特徴は、38~39度の熱、のどの痛み、そして嘔吐です。
その後痒みを伴う赤い発疹が体や手足に現れたり、舌がイチゴ舌になったり、熱が下がると手足の皮がむけたりします。
溶連菌感染症の原因はウィルスではなく、細菌です。自然治癒することはないそうです。
今回は、溶連菌の感染経路はどこから? 予防策はあるの? 病院へ行くタイミングは? など、溶連菌感染症に関するハテナを調べてみました。
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目次
溶連菌の感染経路は? 子供の場合・大人の場合

溶連菌感染症は飛沫感染や経口感染です。
溶連菌にかかった方の
せきやくしゃみ、つばなどの飛沫によって感染したり、排出された細菌が手などを介し口に入ることで感染したりします。
感染力は初期である急性期に最も多いです。
急性期の感染の確率は
- 兄弟間 50%、
- 親 20%
子供から子供だけではなく、子供から抵抗力の低下した大人や妊婦に感染することもあります。
子供の感染経路
小さい子供の場合は、舐めたおもちゃなどから感染することがあります。
また、潜伏期間が過ぎても鼻水や咳の症状が出にくいため、感染に気づかずにマスクをせずに登園・登校する子供がいます。そのため、周囲の子供たちも空中に浮遊する溶連菌を吸い込んで、いつの間にか感染してしまうことがあります。
大人の感染経路
子供が感染してきて、家庭内感染することが多いです。
免疫力が弱っているときや、疲れが溜まっているときに発症する可能性が高くなります。
また、溶連菌感染症の感染者の、発疹のできた皮膚にさわることによって感染することがあります。家族の誰かが溶連菌に感染した場合、溶連菌の検査を受けておくことが無難です。無症状でも溶連菌の保菌者になっていることがあるからです。
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溶連菌の予防策や注意点は? 子供の場合・大人の場合
溶連菌感染症には、予防接種はありません。
そのため、手洗いやうがいといった、一般的な風邪の予防と同じような方法で予防する必要があります。飛沫感染をさけるために、マスクをつけることは大変効果的です。外から帰ってきたら、手洗いうがいをすることも効果的があります。
子供の予防策や注意点
大変でしょうが、うがい手洗いを励行しましょう。兄弟が感染している場合は、食器を分けるなどして感染者との接触をなるべく減らしましょう。
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大人の予防策や注意点
ストレスが溜まっていたり、食生活が乱れたりすることで、免疫力は低下します。普段からの生活を見直しましょう。
また、子供などに薬をぬるときには、ゴム手袋を使用しましょう。同じ食器を使ったり、食べ残しを食べる、同じ皿のものを食べるなども避けましょう。
溶連菌で病院へ行くタイミングは?
溶連菌の代表的な症状はこうです。
こちらの症状があらわれたら、なるべく早く医療機関を受診しましょう。
もし感染となれば、薬での治療が始まります。
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最後に
溶連菌感染症の感染経路と予防対策などについて、おわかりいただけましたか?
溶連菌は大変感染力の強い病原菌です。
溶連菌感染症にならないためには、日々の予防と対策が必要になってきます。正しい知識の元に、まずは病原菌を家に入れないことが必要です。
溶連菌感染症の流行の話を聞いたら、マスクをつけさせ、こまめな手洗いとうがいを習慣化させましょう。そうすることで、ずいぶんと違いが出てくるはずです。
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