本日は、花粉症とアロマについて、見ていこうと思います。
アロマテラピーとは
アロマテラピーはとても女性に人気があります。エッセンシャルオイルと呼ばれる精油を使い、一般的にはリラクゼーションを目的に利用されますが、花粉症にも効果があると聞いたことがあります。
香りを楽しんだりリラクゼーション効果も得ながら、花粉症によるストレスを解消したり花粉症への抵抗力もアップさせてくれるのなら一石二鳥ならぬ一石三鳥、四鳥ですよね。
ということで、アロマの効果についてもう少し調べてみました。
アロマは効果がある!?
花粉症の症状にはアロマテラピー(アロマセラピー)が効果があるといわれています。
薬で花粉症を改善させたいと思っている人も多い中で、薬は一時的に花粉症の症状を抑えることにはつながるかもしれませんが、副作用もありますし、抵抗がある方も多いと思います。
そんなときに花粉症対策の1つ選択肢として、アロマテラピーが期待できそうです。
例えば花粉症に効果があるアロマの香りとして、ティートリーと呼ばれるものや、コアラが食べているユーカリの香り、そしてペパーミントなども花粉症への効果が期待できるそうなのです。
それらは抗菌効果や抗炎症作用、保湿効果などもあり、鼻づまりや咳が出るといった症状を改善・緩和する効果があるといわれています。
ティーツリー | 鼻水・鼻詰まり・喉の痛みの軽減、抗菌・抗炎症作用、 消臭効果、免疫力アップ |
ペパーミント | 鼻詰まり軽減、呼吸困難の緩和、消化不良の改善、 消臭・虫除け効果、リフレッシュ・リラックス効果 |
ユーカリ | 鼻水・喉の痛み・咳を鎮める効果、血行促進、抗菌作用、 リラックス効果 |
ラベンダー | 目のかゆみの緩和、鼻詰まり・鼻水を解消する効果、 鎮静作用 |
レモン | くしゃみや鼻水を抑える、アレルギー抑制、免疫力アップ、 リフレッシュ効果 |
アロマテラピーは花粉症のピークから始めるのではなくて、2−3か月前から始めるのが花粉症対策に効果的なのだそうです。
また注意として、敏感肌の方やアレルギー体質の方の場合、使用前にパッチテストなどでアレルギー反応がないことを確認しておくことをお勧めします。
アロマテラピーの注意点
アロマテラピーは民間医療(代替医療)であり、科学的な根拠があるものではないことも知った上で、うまく取り入れましょう。
[厚生労働省] 花粉症の民間医療について
日本の医療現場とアロマ
病院などで医療行為の一つとしてアロマテラピーを用いる場合は、一般のアロマセラピーとは区別して「メディカル・アロマテラピー」という言葉がよく使用されます。
日本でのメディカルアロマテラピーはイギリスのスタイルを導入しています。
医療施設などで、専門技術の資格を持つセラピストが患者さんの体へアロママッサージを施すことにより、病気の症状やストレスを和らげたり、自然治癒力を高めたりすることを目的としています。補完代替療法なので医療とは異なります。看護師が資格を取得し取り入れていることが多いです。
「メディカルアロマテラピー」は、科学的根拠に基づき、補完代替療法として病気や症状に対して用いるアロマテラピーです。
メディカルアロマテラピーは、「これに良いから」という理由で精油を用いることなく、「なぜ良いのか」という科学的根拠に基づいて、最も効果的な精油を選んだり、施術部位や施術方法を決めます。
引用元:有限会社 日本ホリスティックケア研究所
リフレクソロジーやハーブ療法、催眠療法なども「補完代替療法」の1つなんですよ。
おわりに
この特集ページでは、テーマごとに連載形式で投稿していきます。
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