私は10年以上、毎年インフルエンザの予防接種をしていますが、下痢になったことはありません。
インフルエンザに感染したのでしょうか?それとも副作用?
でもインターネットで下痢になったヒトもいることを知り、原因を調べてみました。
ここではインフルエンザ予防接種と下痢の関係についてご説明していきます。
インフルエンザ予防接種で下痢になる原因は?
インフルエンザ接種を受けた人の5~10%の人は下痢の症状が起こることもあります。
副反応が現れる原因は、
インフルエンザワクチンを注射したことで、体が抗体を作るためにワクチンに含まれている不活性ウイルスと闘っていることがあげられます。
その副反応が胃腸にでた場合、下痢を起こすことがあります。
どのくらいで治まる?
予防接種の副作用で下痢の症状が引き起こされることはよくあります。
これらの症状は接種後1日~2日程度で自然と治ります。
インフル予防接種下痢が出た時の対処法!
下痢になってしまった場合は、水分補給をこまめにするようにしましょう。
脱水状態にならないように、
常温のスポーツドリンクやOS-1(経口補水液)を少量ずつゆっくりと飲むとよいでしょう。
特に高齢者と乳幼児は脱水症状を起こしやすいので、口から水分補給が出来ない時は、速やかに病院を受診しましょう。
薬は飲んでいい?
インフルエンザワクチンが体内に入ることで下痢をするということは、ウイルスを体外に出そうとする働きから、ウイルスに対する防衛機能が働いた結果と言えます。
そのため、市販の下痢止めなどは飲まずに、下痢が自然に体外に出るようにした方がよいでしょう。
下痢が出たときの注意点
3日以上続いて症状が酷い場合は
予防接種による症状ではない可能性も考えられる為、医師に相談して、病院を受診しましょう。
インフルエンザの予防接種を受ける時期は、下痢や嘔吐の症状が引き起こされるノロウイルスが流行する時期とちょうど重なっているため、うつってしまった可能性も考えられます。
インフルエンザ予防接種と腸内環境
インフルエンザの予防接種も必要ですが、予防接種を受けていても、インフルエンザにかかる事もあります。
腸内の善玉菌が多く腸内環境が良好であれば、インフルエンザの予防接種を受けなくても、インフルエンザにかからない、もしくは、かかっても軽く済む可能性があります。
もし、かかったとしても下痢の原因となるウイルスや、腸内で悪さをしている菌などを速やかに排除してくれますので、インフルエンザの症状は軽くて済みます
インフルエンザ予防接種 集団接種(強制)の思い出
私が小学生だった頃は、インフルエンザ予防接種は集団接種(強制)でした。
予防接種は痛くて怖かったことはもちろんですが、私の場合は接種後必ず部位の腕が腫れあがって痛い副反応がでていました。
そして、友人はなぜか、インフルエンザ予防接種の次の日から数日間は下痢の副反応で学校はお休みしていました。
友人は、もともと胃腸の弱い子だったので、菌(ワクチン)がお腹にきたんだ!と子供心に可哀想にと思っていました。
最後に
インフルエンザの予防接種で下痢が起こる原因がよく分かりましたね。
インフルエンザの予防接種には副反応がつきものですが、副反応が治まる2から3日間はできるだけ安静にして過ごしましょう。
長引く場合は、すぐに病院へ行ってくださいね。