子供が胃腸炎にかかると、症状が辛くて可哀想なのと、看病する親も大変ですよね。
子供がかかりやすい感染性胃腸炎は、症状のピークが1日間程度なので、嘔吐が治まれば食欲もでると思います。
ここでは子供の胃腸炎や食事についてご説明したいと思います。
子供がかかりやすい胃腸炎は?病名・原因・症状
感染性胃腸炎
代表的なウイルス性の胃腸炎、「特に乳幼児がかかりやすいロタウイルス」、「患者が集団発生するノロウイルス」があります。
感染性胃腸炎の原因
・ロタウイルスはの原因は、
ヒトからヒトへの経口感染です。ロタウイルスに汚染された飲料や食物を摂取して、ロタウイルスに感染した人が、嘔吐や下痢の症状に見舞われた際、その吐しゃ物や便に触れた人へ二次感染を起こします。
吐しゃ物の付いた服や床は普通に洗濯や清掃をしてもロタウイルスを除去する事ができないため、乾くと宙に舞って二次感染を起こします。
・ノロウイルスの原因は、
ヒトからヒトへの経口感染です。
ノロウイルスに汚染された食べ物を摂取したり、ノロウイルスに感染した人の汚物に接触することで感染します。
ノロウイルスの感染は一年を通してありますが、特に冬場が多い理由の一つに牡蠣などの二枚貝のシーズンを迎えることにあります。
ノロウイルスが蓄積した牡蠣を食べた方が感染し、その後経口感染にて爆発的に感染者を増やしていくことが殆どです。
感染性胃腸炎の症状
・ロタウイルスの潜伏期間は1から2日です。6カ月から2歳までの乳幼児が多くかかりますが、感染力が非常に強く家族内の二次感染にも注意が必要です。
突然の嘔吐ではじまり、発熱、腹痛のあと発酵臭のした白い米のとぎ汁のような下痢がでます。熱は半日から2日でおさまりますが、下痢は5から7日間続きます。冬から春先にかけて流行します。
・ノロウイルスの潜伏期間は1から2日です。年齢に関係なく発生します。
吐き気、激しい嘔吐、水様の下痢、腹痛の症状がみられ、熱が出ることもあります。
小児では成人よりも嘔吐の数が多めです。症状は1から2日でおさまります。12から1月をピークに夏の一部を除き年間を通して流行します。
胃腸炎で食事はとらせた方がいい?
嘔吐は半日で自然に減ってきます。嘔吐しなくなったら食事を始めてみましょう。最初は1から2口程度に留め、大丈夫なら徐々に増やしていきます。
1回量は普段の半分程度にとどめ、代わりに回数を1日5から6回に増やして腸の負担を少なくしましょう。
下痢中に食物を与えると、当然便の量は増えて下痢が悪化したように感じますが、食事開始が早い方が回復も早くなると言われています。
絶食期間が長すぎる場合は、腸の細胞の回復が遅れるので、悪化がなければ徐々に普通の食事に戻して行きましょう。
胃腸炎で食べない方がいい場合は?
感染性胃腸炎の場合は、吐き気や嘔吐が続く半日間は、何も食べない方が良いでしょう。
吐き気や嘔吐が治まってきたら、少しずつ水分を摂って様子を見て、嘔吐が完全に治まったら、柔らかいおかゆや煮こみうどんを少量ずつ食べさせたり、母乳やミルクを飲ませると良いでしょう。
胃腸炎で食べられるなら何がいい?食べさせないほうがいい物
・おすすめの食べ物
最初はおかゆや味噌汁、煮込みうどん、豆腐、すりおろしリンゴ、などがお勧めです。喉ごしの良いプリン、ヨーグルトでもOKです。ミルクを薄める必要はなく離乳食も大丈夫です。
・食べさせてはいけない食べ物
「油っこい食べもの」「香辛料」「炭酸飲料水」「冷たいもの」「柑橘系果物やジュース」「甘すぎるお菓子」は症状の再発につながるので欲しがっても食べさせないで下さい。
病院へ行くタイミング
嘔吐と下痢が1日間経っても治まらず、以下のような脱水症状を起こしているときは、すぐに病院に行くか、ただちに夜間外来を受診して、点滴などの処置をしてもらいましょう。
・ぐったりして元気がない、
・機嫌が悪く泣き止まない
・涙や汗がでない
・尿が出ない、少ない、濃い
・唇や皮膚が乾燥している
・目がくぼむ
・大泉門(頭蓋骨の隙間)が凹む
最後に
ロタウイルスやノロウイルスの感染性胃腸炎の場合は、1日間様子を見て、嘔吐が治まっていれば、食事を開始しても良いことが分かりましたね。
最初は消化の良い食べ物を、少しずつ数回に分けて与えるようにしましょう。
お菓子やアイスクリームや清涼飲料水は他の子供が飲んでいると欲しがると思いますが、せっかく良くなってきた胃腸炎の症状が、ぶり返して再発してしまうので、代わりにプリンやヨーグルトを与えると良いでしょう。
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