夏バテで熱は出るのか
夏バテは、外の温度が高い時になりやすいと思われがちですが、実は梅雨時期辺りから秋の最初の頃まで夏バテに注意する必要があります。
要は、夏前から体の消耗は始まっているんですね。
夏で体力が消耗して免疫力も食欲も落ちてくると夏バテの始まりです。
今回は、夏バテで熱が出た!薬は飲んだ方がいい?についてご説明します。
夏バテの発熱
夏バテで熱が出る原因は?
体内の水分不足が起こっていると体内に熱を溜め込んでしまいそれが原因で発熱してしまいます。
夏バテには様々な原因が絡み合っているのですが、
- 自律神経の不調
- 水分不足
- 胃腸の働きの悪化
の3つが大きな原因といわれています。
夏バテの場合の発熱は高熱になることはなく、37度から38度の微熱です。
夏バテの熱の5つ対処法
まず、夏バテの熱の対処法です。
①しっかりと食べましょう
夏は暑さで汗をたくさんかきます。その汗によって、多くのビタミンやミネラルが体から失われます。ビタミンやミネラルをきっちり補給しないと、ますます体力が落ちていき、やがては「夏バテ」となってしまいます。
ですので、その解消法は、夏にはしっかり食べて、スタミナをつけることです。特に、ビタミンやミネラルを補給する必要があります。
中でも、「ビタミンB1」と「クエン酸」、最近では「アリシン」なども必要といわれています。
- ビタミンB1は摂取した糖質をエネルギーに変えてくれる栄養素です。
- クエン酸は体内にたまっている疲労物質を早く代謝させてくれる栄養素です。
- アリシンはビタミンB1の吸収を良くして効果を持続する栄養素です。
ビタミンB1が豊富な食材は、うなぎ・豚肉・鯛・ぶり・ 大豆・モロヘイヤ・玄米・ ほうれん草・ゴマ
クエン酸が豊富な食材は、レモン・オレンジ・ グレープフルーツ・梅干などに多く含まれています。
アリシンが豊富な食材は、にんにく・ニラ・ネギ・玉ねぎなどに 多く含まれています。
もし、食材で摂りにくいと思われるのでしたら サプリメントを飲んでも良いです。
②こまめな水分補給
暑い夏には汗として水分がどんどん失われていきます。したがって、水分の補給が大切です。
冷たいジュースやビールは、胃腸の働きを弱め、逆に夏ばてを促進してしまいます。
人は一日に2リットルから3リットルの水分を排出するので、脱水症状にならないように3リットル以上の常温のミネラルウォーターかスポーツドリンクを小まめに飲むようにしましょう。
③冷房の効きすぎに注意!
暑い外からクーラーの効いた室内に入ることを何度も繰り返していると、自律神経が乱れてしまい、めまいや食欲低下を招いてしまいます。
なるべく部屋の外と中の温度差が5度以下になるように部屋の温度を調節しましょう。また、調節ができない場合は、 着るもので調節する必要があります。
④十分な睡眠
熱帯夜が続く暑い夏は寝不足になりがちです。しかし、寝不足は体力不足を招き、確実に夏バテへの道を進ませてしまいます。暑い夜でもぐっすりと寝るための工夫が必要です。
室温を27度から28度くらいにして少し汗をかきやすい環境にして休む習慣をつける事が大切です。
就寝時も汗をかくので、定期的に着替えをする事で治りも早くなります。
⑤医療機関へ行きましょう
病状が悪化して、脱水症状を起こしているときや、食欲不振のせいで、食事から栄養補給ができないときなどに、ミネラル分などを補給するために、点滴をしてくれます。
また食欲不振のせいで充分に栄養が摂れておらず、体のだるさや疲労感がつらい場合は、炭水化物を効率よくエネルギーに変える働きがあるビタミンB群などのビタミン剤を処方してくれます。
夏バテの熱はどれくらいで治るか?
夏バテの熱はどのくらいで治るかというと、微熱が2~4日間続き全身がだるく倦怠感があります。汗をかきやすいので脱水症状への注意が必要です。
しかし、たいていの感染症は3日以内に熱が下がりますので、原因が特定できなくてもそのくらいは経過をみることになります。
熱があっても、水分がとれて、夜まあまあ眠れて、昼間遊んでいるようなら大丈夫です。大人で39℃あればぐったりですが、子どもでは走り回っている子もいます。
ただ、基本は安静、外出はひかえてゆっくり休ませましょう。嫌がらなければ氷枕やアイスノンで冷やしてあげてください。
部屋の温度湿度は気をつけて、水分補給は十分してください。下痢や嘔気があるときはスポーツドリンクで電解質の補給ができます。
赤ちゃんであれば、母乳やミルクでかまいません。食欲がなければ無理に食べなくてもいいのです。3日くらいは水分だけでも大丈夫です。汗をかくので着せすぎず、こまめに着替えさせてください。
風邪薬は飲んだ方がいい?
風邪を引いたときに、頭痛のときや熱があるときに鎮痛・解熱剤を飲むことがありますが、体温によっては鎮痛解熱剤を飲まないほうがいいです。
熱があるときは体内に入った細菌と身体が戦っている証です。細菌は40度以上になると絶えてしまうため、体温を上げているのです。
細菌を除去しようとしているところに解熱剤を飲んで体温を下げてしまうと細菌の働きが活発になり治りが遅くなります。熱があるときに解熱剤を飲むのは39度以上になったらにしましょう。
夏バテの代表する症状をまとめてチェックしています。
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夏に熱が出る他の病気
夏バテの症状が重く、つらいときや夏バテが長期間続くようなときは、重い疾患が隠れている場合もあります。近くの医療機関で診察を受けましょう。
夏に熱が出る病気
- 夏風邪
- プール熱
- 手足口病
- ヘルパンギーナ
- 熱中症
「プール熱」「手足口病」「ヘルパンギーナ」にかかったら、家族の中に感染者がいる場合は、二次感染の拡大を避けるためにも、主に次のようなことを心がけてみましょう。
- 石鹸を使ってこまめに手洗い、うがい
- 感染者とのタオルや食器類の共有はしない
- 感染者が乳児の場合はおむつ交換のあと、しっかりと手洗い
- ドアノブや手すりをこまめに消毒用エタノールでふき取り
- 飛沫感染を防ぐために、マスクを着用
快方後も要注意です。
「プール熱」「手足口病」「ヘルパンギーナ」の症状がおさまり、回復したと思っていても要注意です。
原因となるウイルスはさらに、そこから約2週間をかけて、便を通じて排泄されます。
排便後は手洗いをしっかりと行い、手を拭いたタオルから二次感染させないよう気をつけてください。