風邪を引くと、絡んでくるのが痰ですよね。
だいたい痰と咳はセットだったりしますよね。
無理に痰を出そうとすると喉が痛い!痰が出ない!どうしたら・・。
今回は風邪の痰!咳も止まらない時の4つの対処法をご説明します。
風邪の痰と咳の原因
痰と咳が出る共通する原因は、
風邪ウイルスの感染から守る人間の防御反応になります。
ウイルスの感染を防ぐために痰や咳として外に排出しようと体が守ってるわけですね。
それでは、痰と咳を詳しく見ていきましょう。
痰の原因
痰は、気管や気管支(気道)で作られる粘液になります。
※通常の痰の量は1日100~200ml程度
ウイルスが侵入すると粘液の分泌が増やし外に排出しようとします。
風邪ウイルスを外に出そうと、たくさん粘液を分泌してウイルスをからめ取ります。
なので、風邪の痰は・・。
粘液 + 風邪ウイルス = 痰
ということですね。
ただし、
あまりにもたくさんの痰がある場合は、咳の力を利用して出す場合もあります。
次は、痰の色を見ていきましょう。
痰の色でわかる
通常、痰の色は無色透明です。
風邪をひくと、痰の量が増え黄色(淡黄色)になります。
黄色くなる理由は、
侵入したウイルスと白血球が戦った残骸が色としてつき粘り気も強くなります。
ウイルスと白血球が戦った残骸が痰の色に反映されています。
黄色いということは、ウイルスとの激しい攻防戦になっている証拠です。
これからウイルスに対して臨戦態勢を取り、熱を上げて殺菌する段階の可能性もありますので、油断しないでください。
痰の対処法
痰がからみ、出ずらくなる原因は、「乾燥」 です。
風邪の痰はウイルスを含み、粘り気が強いため、喉や気管が乾燥してしまうと痰が固くなり絡みやすくなります。
徹底的に乾燥対策をしましょう!
1.水分補給
白湯やお茶をこまめに飲みましょう。
固くなった痰は、喉に絡みやすく外に出ずらくなります。
水分を取ることで、痰を柔らかくして排出しやすい状態にしましょう。
できれば、体の冷えないように温かい飲み物がいいですね。
オススメは、緑茶です。
カテキンの殺菌作用やビタミンも含まれてるため、一石二鳥ですよ。
2.加湿器
加湿器の湿度で、喉や気管の粘膜の潤いを保つことで、
粘液の分泌量も増え、痰が柔らかくなり排出しやすくなります。
こちらを目安に設定しましょう。
- 室温は20~23度
- 湿度は50~60%
を維持することでウイルスの生存率も10%以下に下げられますので、
これまた一石二鳥です!
3.マスク
マスクはでも、湿度を保ちましょう。
自分の呼吸で湿度を作ることができます。
その他、喉の乾燥・ウイルスの侵入も防げます。
寝ている時、口呼吸になっても喉の乾燥を防げます。
私はこれにずいぶん助けられています。
おすすめは、濡れマスクですね。
4.お風呂
熱がない・低い場合は、お風呂も効果的です。
個人的には一番効きました!
家の中でお風呂ほど湿度の高い場所はありません。
お風呂の3つのメリット
- 湿度で喉や気道が潤う
- 大量の湿度で痰が柔らかくなる
- 体が温まり自己治癒力が高まることで排出力が向上する
体調次第では入ってみてもいいですね。
風邪なのにお風呂に入って大丈夫なの?と思った方はこちらをご覧ください↓
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以上が、痰の対処法になります。
次は、咳の原因と対処法です。
咳の原因と対処法
風邪で咳が出る原因は、痰も関係しています。
その炎症が起こっている所に痰が絡むことで、刺激となり咳が出ます。
咳も痰もお互いにウイルスを排出しようとしているのですが、
悪循環になっているということですね。
4つの対処法
- 加湿器で喉の乾燥を防ぐ
- 緑茶うがいで喉を殺菌
- マスクで湿度を保つ
- 咳止めのツボを押す
咳も痰も湿度で潤すことが重要になっていきますね。
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まとめ
以上が、風邪の咳と痰についての情報になります。
わかりやすくまとめますね。
- 痰と咳はウイルスを出すための防御反応
- 黄色の痰は、ウイルスと戦っている真っ最中
- 痰の対処法はとにかく湿度を保つ!
- 咳も痰と同じような対処法が効果的
湿度を徹底すれば治るのも早そうですね。
私は寝る時もマスクをしています。
喉に乾燥をかなり防げるのでオススメですよ!
早くよくなるといいですね。
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