りんごが花粉症にいいって友人から聞いたので食べています。
花粉症にりんごの効果はどうなんだろう?と思うわけですが、食べていて効果あるような・ないような・・。
美味しいんで花粉症にも効いていると一石二鳥ですよね。
今回は花粉症にりんごの効果はある?アレルギーが出るって本当!?についてご説明します。
花粉症とりんご
花粉症でりんごを食べない方がいい人
シラカバ花粉症の人は果物アレルギーが出ます。
要は、タンパク質の構造が似ているりんごを食べると体はシラカバの花粉が入ってきたと勘違いしてアレルギーの症状が出ます。
主は口腔アレルギーで、
口や喉にこのような症状が食後15分以内に出ます↓
- 口・唇・舌のかゆみ・痛み・ピリピリ
- 喉のイガイガや痛み
- 苦い・美味しくない
食べ方でアレルギー症状が出ない場合も
生ではなくりんごを加熱・焼いたりするとアレルギーが出ない場合があります。
タンパク質の構造が変わるんですね。
例えば、ジャムやりんごジュースなど加熱してあるものになります。
無農薬のりんごはアレルギーが減る?増える?
近畿大学の研究では、無農薬栽培のりんごでもアレルギーは減らないそうです。
逆に、アレルギーの原因物質(抗菌作用のあるタンパク質)が増えたというデータが出ました。
これは、無農薬のりんごは害虫に対抗する抗菌作用のあるタンパク質が多く作られていることがわかっています。
りんごの成分が花粉症に効く!
シラカバ花粉症や果物アレルギーがない人はりんごを食べると花粉症やアレルギー症状の緩和が期待できます。
症状緩和に役立つのがりんごに含まれる成分「ペクチン」です。
りんごのペクチンは水溶性食物繊維ペクチンでアレルギー症状の原因物質を減らす効果があります。
ペクチンがアレルギー症状の原因物質「ヒスタミン」を減らす実験
農研機構の実験ではりんごペクチンがヒスタミンを減少させることがわかりました。
●実験内容
健康な被験者14名にりんごペクチンを摂取してもらった結果、
血液中のヒスタミン濃度が24%減少しました。
かゆみ・炎症などのアレルギー反応を起こします。抗ヒスタミン薬で過剰分泌を抑えたりしますよね。
実験のペクチンの量はりんご6~8個分になりますので、
結構な量を食べないといけないような気もしますが、毎日細目に食べるようにするといいですよね。
私はそうしています。
花粉別の果物・野菜アレルギーの紹介
花粉によって果物・野菜アレルギーが違いますので確認しておきましょう。
- スギ・ヒノキ
- シラカバ
- ブタクサ
- カモガヤ
トマト
・バラ科 / リンゴ、モモ、サクランボ、ナシ、イチゴ、ウメ
・マタタビ科 / キウイ
スイカ、メロン、キュウリ、バナナ
メロン、オレンジ、トマト、バナナ、セロリ、ジャガイモ
自分が何の花粉アレルギーがあるか知っておく必要はありますね。
まとめ
以上が、花粉症のりんごについてでした。
わかりやくまとめますね。
- シラカバ花粉症の人はりんごは食べない
- りんごで口腔アレルギーが出ます。
- 食べ方でアレルギーが出ない場合も
- りんごペクチンがヒスタミンを抑制
花粉症の場合は、りんごは注意が必要ですね。
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