熱中症で鼻血が出た!頭痛もある時に注意したい事とは!?

熱中症で鼻血が出るとビックリしますよね。

普通の鼻血と違い、何の前触れもなくボトボトと血が出ると焦るのも無理はありません。

今回は、熱中症で鼻血が出た!頭痛もある時に注意したい事とは!?についてご説明します。

目次

熱中症の鼻血

熱中症で鼻血が出る原因

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熱中症で鼻血が出るのは「血管が広がり切れること」が原因になります。

熱中症は体に熱がこもってしまうことで起こります。

その熱を体内から外へ逃がそうと血管は拡張します。
血管を広げて汗を出して体温調節をしようするんですね。

鼻の血管も広がることで、鼻の薄い粘膜にある毛細血管が切れて出血を起こします。

鼻血は鼻のどこから出いてる?

鼻血の8~9割は鼻の穴から1cmくらい奥のキーゼルバッハ部位という所から出血します。血管もたくさん集まっていて、粘膜が薄いため出血しやすいんですね。

鼻血はここから出ています↓

熱中症の鼻血の対処法

熱中症の鼻血の対処は2つあります。

  1. 鼻血の止血
  2. 熱中症の対処

この2つを迅速に行う必要があります。
なぜなら、熱中症は急速に悪化することがあるからです。

まずは、鼻血の止血ですね。

1.鼻血の止血

鼻血の止血は3つのステップで行います。

  1. 少しうつむく
  2. 鼻をつまむ(5~10分)
  3. 鼻を冷やす(血管が縮むため)※冷たいタオル・氷嚢などを使用

鼻血の止血法がわかりやすい動画

この止血をしながら、熱中症の対処ですね。

2.熱中症の対処

鼻血が出ている原因は、熱中症ですのでこの3つの対処法をしましょう。

  1. 涼しい環境へ → エアコン・日陰のある場所
  2. 水分補給   → 経口補水液・スポーツドリンク
  3. 体を冷やす  → 動脈を冷やす

体を冷やすことで体の熱が発散されて、熱中症が緩和してきます。

冷やす場所は、太い血管(動脈)が通っている3つのポイントを冷やしましょう。

体を効率的に冷やすことができます。

  1. 脇の下
  2. 太ももの付け根(そけい部)
  3. 首の横(脈打つ所)
  4. 鼻の全体冷やす

通常の熱中症では上記の1~3の対処法ですが、鼻血が出ていますので鼻を冷やすことで血管が縮まり止血効果があります。

冷やしたタオル・保冷剤・氷嚢などで3つを冷やしましょう。
保冷剤などはタオルに巻いて当ててください。

鼻血以外に頭痛もある場合

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頭痛も出ている場合は、熱中症の中度になります。
熱中症が悪化している証拠になります。

脱水症状も進んでいて、脳への血液循環も悪くなっていますので迅速な対処が必要になります。

詳しくはこちらに書いています↓
熱中症での頭痛の原因・対処法・注意点・頭痛薬についての内容です。
熱中症で頭痛が続く!対処法を間違うと悪化するって本当!?

最後に

私は、夏の部活動中にいきなり鼻血が出ました。しかも大量に!

普通の鼻血より止まりずらかったのを覚えています。
日陰に行って休んでいたのですが、日陰といっても炎天下の夏ですので冷やしたりなかったんでしょうね。
止血で鼻を冷やすなんて知りませんでしたし。

冷やして、血管を縮めるのが有効なんですね。

熱中症は急速に悪化することがありますので、鼻血・頭痛が出ている場合は軽視せずに迅速な対処をしましょう。
症状が回復しない場合は、救急車・病院(内科・救急)も視野に入れておいてください。

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