熱中症で眠気が出る！？
あまり想像がつかないですが、実際に眠気が出るそうです。
眠気だけで熱中症と判断するのは素人では難しいですね。
眠気以外に他の熱中症の症状も併発していなかをチェックすることが判断材料になりそうです。
今回は、熱中症で眠気とだるさが出た！危険なサインって本当！？についてご説明します。
熱中症の眠気
熱中症の眠気は２種類に分かれます。
- 熱中症の軽度～中度
- 熱中症の重度
それぞれ見ていきましょう。
熱中症の眠気！軽度～中度
熱中症の眠気は体に熱がこもり脳の処理が落ちている証拠です。
下記のどれかと眠気が併発している場合は熱中症の軽度～中度になっている可能性があります。
- 軽度（１度） → めまい・ほてり・こむら返り・大量の汗・筋肉痛
- 中度（２度） → 頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感（だるさ）・虚脱感
すでに熱中症による脱水症状が進んでいますので、悪化する恐れがあります。
熱中症の眠気！重度
熱中症の眠気は重度の時にも出ます。
重度（３度） → 意識障害・けいれん・運動障害・高体温
眠気は意識障害に該当し、即、救急車を呼ぶレベルの症状になります。
このような事をチェックしてください！
- 意識がおぼろげになっていないか？
- 呼び掛けに応答するか？
- 水分補給はできるか？
応答が変な場合、しない場合は即、119番で救急車を呼んでください。
命にかかわる状態です。
熱中症の眠気の対処法
熱中症の眠気を３つステップで対処していきましょう。
- 涼しい環境へ → エアコン・日陰
- 水分補給 → 経口補水液・スポーツドリンク
- 体を冷やす → 脇・太ももの付け根・首の横を冷やす
熱中症で熱が体にこもっていますので、この３つの対処法で熱を放出させましょう。
特に水分補給が重要です！
室内にいる時に、
眠気が出てそのまま眠ってしまうと熱中症の脱水症状が進んで重症化しますので注意が必要です。
ポイントは、この２つを補給することです。
- 水分
- 塩分（ナトリウム・カリウム）
熱中症で失われているのは水分だけではなく塩分も失っています。
おすすめなのがこちらです↓
- 経口補水液
- スポーツドリンク
特に経口補水液は、
熱中症の脱水症状に必要な水分・塩分を効率的に体に吸収できる飲料になっています。
２つともない場合は。
経口補水液もスポーツドリンクもない場合は、
水・お茶（100ｃｃ） ＋ 塩（0.1～0.2ｇ）
を入れて細目に飲みましょう。
一気に飲んで体に吸収されませんので細目に少しずつ飲みましょう。
水やお茶では塩分が補給できないので塩分を必ず摂りましょう！
梅干しや味噌汁を食べてもいいですね。
最後に。
夏の暑さに加え、熱中症にかかると体が消耗して回復が遅れます。
眠気やだるさの症状が続くこともありますので、続く場合は病院（内科）へ行ってください。熱中症の眠気を睡眠不足と勘違していたなんて人もいるみたいですので、眠気以外の症状にも目を向けるといいですね。
だるさ・頭痛・吐き気などですね。
熱中症の眠気は軽度～重度と幅が広いですので、軽視せずに病院へ行くことも視野に入れて対処してきましょう。
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