口の中の上側が痛みます!何科を受診するればいい?

口の中が痛いのは本当に不快ですね。

口内炎・やけどだとしたら原因はわかりやすいですけど、それ以外だと気になります。

ここでは、口の中の上側が痛い原因は?の病気についてご説明していきます。

目次

口の中の上側が痛い原因は?

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口の中の上が痛い原因はこの「6つ」の可能性があります。

  1. 亜鉛・鉄・ビタミンの欠乏
  2. 口腔乾燥症
  3. アフタ性口内炎・カタル性口内炎
  4. ウイルス性口内炎・ヘルペス性歯肉口内炎
  5. 口腔灼熱症候群(こうくうしゃくねつしょうこうぐん)
  6. 金属アレルギー/ガルバニ-電流

それぞれ見ていきましょう。

亜鉛・鉄・ビタミンの欠乏

概要

亜鉛・鉄・ビタミンの欠乏によって、舌の粘膜が萎縮して、表面の粘膜が薄くなり刺激物に過敏になります。

舌の表面はつるつる赤く光り、味覚異常を感じる人もいます。

亜鉛・鉄・ビタミンの欠乏で口の中の上が痛い3つ原因

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亜鉛・鉄・ビタミンの欠乏で味覚障害が起こると、口に痛みが出る場合があります。

1.味覚障害の病気は、「亜鉛欠乏症」

亜鉛欠乏症とは、体内に亜鉛が少なくなって発症する病気です。

味覚障害の他に、皮膚炎、脱毛症といった症状がでます。亜鉛を含む食品をたくさん摂取する必要があります。

2.「口内炎」ができる

亜鉛・鉄・ビタミンの欠乏で口内炎でき炎症して痛みが出ます。

口内炎のときに不足していると言われる成分がビタミンB群です。

特にビタミンB2とB6を食品やビタミン剤などを利用して意識して補うようにすると良いでしょう。

・ビタミンB2(皮膚を健康に保ち正常に機能させるビタミン)
・ビタミンB6(皮膚の炎症を押さえるビタミン)

他の症状

◆亜鉛の不足

・味覚障害
・肌荒れ
・つめに白い斑点
・風邪
・髪がはげる
・情緒不安定

◆鉄分の不足

・肌のくすみ
・肌荒れ、カサつき
・集中力、思考能力の低下
・肩こり
・貧血による動悸、息切れ
・食欲不振
・便秘
・冷え性

◆ビタミンB群の不足

・口内炎

何科?治療法は

まず歯科を受診しましょう。

口の中が痛い原因が、亜鉛・鉄・ビタミンの欠乏の場合、

総合病院の内科や口腔外科の紹介状をもらい、診断と治療を受けることになります。

自分での対処

毎日の食卓で、バランスのよい食事を摂り、ミネラルやビタミン類を摂取しましょう。

亜鉛は、牡蠣、牛肉・豚肉の赤身、レバー、うなぎ、そらまめ、ホタテ

鉄分は、レバー、あさり、ひじき、かつお、小松菜、大豆、油揚げ、納豆

ビタミンB群は、豚肉やうなぎ、魚類、たらこ、ごま、豆類、卵、牛乳

亜鉛・鉄・ビタミンの欠乏の注意点

亜鉛・鉄・ビタミンの欠乏で次の症状に要注意です!

亜鉛、鉄分、ビタミンは体内で合成できないため、食品から摂取することとなります。

重度の亜鉛、鉄分の不足は口内炎や味覚障害の他にも体調に様々な不調をきたす為、なるべく早く総合病院の内科を受診して、治療薬を処方してもらう必要があります。

口腔乾燥症

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概要

口腔乾燥症(ドライマウス)の全身性疾患の部分症状として、萎縮性の舌炎を伴い口渇がみられます。

口腔乾燥症で口の中の上が痛い原因

◆口の中が乾燥する原因

・長期的に水分の摂取不足が続く場合

全身的な疾患や重大な障害(腫瘍による嚥下困難など)が考えられます。

・大量に水分が喪失する
・高熱による多量の発汗
・糖尿病による多尿

これらが原因となる重大な疾患があり、脱水症状の結果として口渇がみられます。

他の症状

・唾液腺の痛みや腫れの「ミクリッツ症候群」や「シェーグレン症候群」では、唾液は少なくなります。

・同時に涙が出にくくなり、目も乾燥します。

・抗ヒスタミン薬、制酸薬、降圧薬、向精神薬の服用の副作用でも唾液は少なくなります。

・口呼吸すると口の中が乾燥して唾液は少なくなります。

・義歯(入れ歯)を入れたことで唾液は少なくなります。

何科?治療法は

まず歯科を受診しましょう。

口の中が痛い原因が、口腔乾燥症の場合、総合病院の口腔外科の紹介状をもらい、診断と治療を受けることになります。

自分での対処

・歯磨きで口内を清潔にすることが大切です。唾液が少なくなると、口の中に雑菌が増え、感染症や歯周病の原因になります。

・お茶やうがい薬などを使用したうがいを、小まめに行うとよいでしょう。

・水分補給をすること、保湿ジェルやスプレーで唾液の代わりに口内を潤すと良いでしょう。

・顎の体操などで唾液腺を刺激すると唾液が出やすくなります。

口腔乾燥症の注意点

口腔乾燥症により、口内に繁殖した歯周病菌が全身状態を悪くして、呼吸器、糖尿病、心臓の病気などの原因になることがあります。

アフタ性口内炎・カタル性口内炎

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概要

・アフタ性口内炎

原因は不明ですが、細菌やウイルスの感染、機械的刺激、アレルギーやホルモンの異常などが考えられています。

・カタル性口内炎

義歯や歯で間違って口の中を噛んだことや、やけど、義歯(入れ歯)や虫歯等による機械的刺激によって起こるもの、また胃腸病などの全身疾患でおこるものを指します。

アフタ性口内炎・カタル性口内炎で口の中が痛い原因と症状

◆アフタ性口内炎の症状

・口内炎が一ヶ所だけできたり、数個がちらばってできたりする
・輪郭のはっきりした丸くて浅い、灰白色の膜の潰瘍をつくる
・周りは赤くて痛みがある

◆カタル性口内炎の症状

・口内の局所の腫れ
・赤くなる
・潰瘍が生じる
・特にひどい痛みがある

何科?治療法は

まず歯科を受診しましょう。

口内炎に合わせた薬が処方されます。義歯(入れ歯)や虫歯が原因の時は、その治療もされます。

◆アフタ性口内炎の治療法は

・7から10日間で自然治癒する
・副腎皮質ステロイドの軟膏や付着薬(アフタッチ)
・うがい薬

◆カタル性口内炎の治療法

・塗り薬
・うがい薬
・あまり痛い時は鎮痛剤

自分での対処

早めに歯科を受診して、塗り薬とうがい薬を処方してもらい使用すると、自然治癒よりも早く治ります。

アフタ性口内炎・カタル性口内炎の注意点

口の中に口内炎が複数できたり、噛んだ跡があまりにも痛い時は、早めに歯科を受診してお薬を処方してもらいましょう。

ウイルス性口内炎・ヘルペス性歯肉口内炎

概要

ウイルス性口内炎とは、下記のウイルスにより口内炎ができる疾患です。

・単純ヘルペスウイルス
・水痘帯状ヘルペスウイルス
・A群コクサッキーウイルス

ヘルペス性歯肉口内炎は、単純ヘルペスウイルスによる初感染です。

・一般的には不顕性感染(感染していながら臨床的に確認できる症状が出ない感染様式のこと)です。

・しかし数%が顕性感染としてヘルペス性歯肉口内炎となります。

・大半が小児にみられますが近年では核家族化により大人にも見られます。

ウイルス・ヘルペス性口内炎で口の中が痛い原因と症状

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◆ウイルス性口内炎の症状

・紅斑やびらん(ただれ)ができます。

◆ヘルペス性歯肉口内炎の症状

・全身的に発熱やだるさが
・口腔粘膜には多数の口内炎ができる
・全体に発赤し、特に歯肉の発赤、腫脹、びらん(ただれ)
・口の中が不潔になる
・口臭が強くなる
・自発痛や接触痛も強い
・噛む、飲みこむ、話すことが困難になる
・顎下リンパ節が腫れる

何科?治療法は

まず歯科を受診しましょう。

口の中が痛い原因が、ヘルペス性歯肉口内炎の場合、総合病院の口腔外科の紹介状をもらい、診断と治療を受けることになります。

◆ウイルス性口内炎の治療

・塗り薬やフィルム状貼付剤が処方される

◆ヘルペス性歯肉口内炎の治療

・入院が必要となることがある
・食事が出来ない場合には、点滴やチューブで栄養を補給する
・消炎鎮痛薬の使用
・二次感染の予防として抗生物質の使用
・抗ウイルス薬の使用
・うがい薬やトローチで口の中を清潔にする

自分での対処

口の中を清潔に保ち、水分補給をしっかりしましょう。症状がひどくなる前に、なるべく早く歯科を受診しましょう。

・歯磨きをしたり、うがい薬を使ってうがいをする
・ストローを使い水分補給するようにしましょう

ウイルス性口内炎・ヘルペス性歯肉口内炎の注意点

・ヘルペスウイルスは体の免疫力が低下したときに活発化します。

・大人の口唇ヘルペスなどから感染する場合があります。

・普段から体の免疫力が落ちないように、家族みんなで注意しましょう。

口腔灼熱症候群(こうくうしゃくねつしょうこうぐん)

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概要

口腔灼熱症候群は、口の中に灼熱感のある痛みが起きる病気です。

50~70歳代の女性に多くみられます。症状は、舌、歯肉、口唇、頬の粘膜、口蓋、喉など口の中全体に痛みがでます。ヒリヒリ、チクチクしたり、焼けるような痛み、しびれ感など、弱い痛みが特徴です。

口腔灼熱症候群で口の中の上が痛い原因

詳しい原因は判っていませんが、集中しているとき、食事中は症状が軽くなる傾向があります。

痛みは数か月から数年間も続くことがあり、これが原因で、睡眠障害やうつ病を発症する人もいます。

・中枢神経の問題
・心因的な問題
・シェーグレン症候群
・薬の副作用(高血圧の薬など)
・更年期、ホルモンの不安定
・ドライマウスや喉の渇き
・味覚の変化、苦味や金属味ヒリヒリ感
・痛みで睡眠障害

金属アレルギー/ガルバニ-電流

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概要

口の中の症状として、異なった種類の金属が口の中にあると、痛み(ガルバニー疼痛、舌痛症など)、違和感、味覚障害、味覚異常を生じることがあります。また、金属アレルギーが生じてしまう場合もあります。

金属アレルギー/ガルバニ-電流で口の中が痛い原因

歯科治療により歯に詰めものや被せてある、異なった種類の金属が、直接接触したり口の中にあると、唾液を介して接触して、微弱な電流が生じることがあります。

これをガルバニー電流といいます。

対策としては、治療に用いる金属は同じものを使うか、理想的にはセラミックスやプラスチックに交換することです。

口の中が痛い!白いできものが多い病気

口の中に白いできものはできていませんか?

口が痛い場合は、このような病気もあります。

・カンジダ性口内炎(口腔カンジダ症)
・扁平苔癬(へんぺいたいせん)
・白板症(はくばんしょう)
・手足口病
・口腔アレルギー症候群

口の中に白いできものができた!痛い・痛くない場合!

インターネット上で「口が痛い」に悩んでいる人の声

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インターネット上でこのような悩みを見つけました。

具体的には口の中、左奥の肉の部分ですが痛いです。

舌でその部分の肉を押すと痛く、また、口を開けても痛みを感じます。

朝は大して痛みがありませんが、夕方になると痛みがひどくなり、話すのも辛いです。話す際は咽がチクチクと痛み、食べ物を飲み込む時も痛みを感じます。

鏡で見ても腫れてるか分からず、白っぽくはなってはいません。皮膚の炎症かと思い、他の病気で貰ったロキソニンを飲みましたが、症状の改善はありませんでした。

そのため病院へ行きたいのですが、歯科に行けば良いのか、耳鼻科へ行けば良いのか、総合病院へ行けば良いのか分かりません。

口の中が痛く、話すことも、食事を飲み込む時も痛みを感じるのは、とても辛いですね。

一度歯科を受診して、症状を診てもらい、総合病院の口腔外科の紹介状をもらうと良いと思います。

口腔外科で異常が無ければ、心因性ということも考えられるので、心療内科で相談することも有りだと思います。早く症状の原因が分かって、完治できると良いですね。

最後に

口の中が痛い原因には沢山の病気があるということがよく分かりましたね。

口の中が痛い病気は亜鉛・鉄分・ビタミンB群の不足や、体の免疫力が低下しているときによって発症することが多いので、栄養バランスの良い食事をして、十分に睡眠を摂り、口の中を歯磨きやうがいで常に清潔に保つことが必要です。

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