鼻をかんだら鼻血がついてる!
鼻のかみ方に問題があるのでしょうか。
今回は、花粉症の鼻血対策を厳選大特集!正しい鼻のかみ方とは!?についてご説明します。
まずは鼻血対策を見ていく前に、「鼻血の原因」を確認していきましょう!
さらに理解が深まりますよ。
花粉症の鼻血対策
花粉症で鼻血が出る原因
結論からになりますが、花粉症で鼻血が出る原因は・・。
鼻の粘膜が傷ついて出血している!
ことが原因になります。
こんな時が粘膜に刺激・傷をつけ鼻血が出やすくなる
花粉で鼻にアレルギー症状の炎症が出てる上に、下記の2つがさらに追い打ちをかけ鼻血が出やすくなります。
- 鼻をかみすぎ → 強くかむ・何回もかむことで粘膜を刺激・炎症を起こす
- 鼻のほじりすぎ → 指や爪・ティッシュの摩擦で粘膜を傷つける
この2つは、単純性鼻出血といい鼻血の80%がこれが原因で起こります。
要は外からの刺激で(外的要因)で起こる鼻血ですね。
私の場合、鼻をかんでその後、指をテッシュで覆って鼻をほじるため鼻血がいつもついてきます。
鼻血が出ているのは鼻のどの辺?
鼻の入り口付近(1~2cm)の部分から出血していることが多いです。この鼻の部分は「キーゼルバッハ部位」と呼ばれ、たくさんの毛細血管が集合しており、粘膜も薄いため出血しやすい場所になります。
これを「ドライノーズ」と言います。鼻が乾燥してしまうということですね。
粘膜が乾燥すれば炎症や傷がつきやすくなり鼻血が出やすくなります。
こんな流れで点鼻薬が鼻血の原因に
- 点鼻薬の過剰使用
- 鼻水が抑えられすぎる
- 粘膜が乾燥し、炎症・傷がつく
- 鼻血が出やすくなる
点鼻薬は依存性があるので、使用頻度は気をつけたいですね。
花粉症の鼻血対策
基本的には、花粉症が原因で鼻をかんだり・ほじったりするので
根本原因の花粉症を改善しないとなかなか難しいのが現状かと思います。
ただ、鼻をかまないわけにはいかないですよね。
そこで、正しい鼻のかみ方をご紹介します。
正しい鼻のかみ方をを覚えることで、鼻血の原因の粘膜の炎症・刺激を抑えることができます。
正しい鼻のかみ方!鼻血を出にくくします!
大人も勉強になる!正しい鼻のかみ方動画
- 片方ずつかむ
- 鼻をかむ時は、口から息を吸う
- ゆっくり小刻みにかむ(2~3回に分ける)
片方の鼻をきちんと押さえます。
鼻水を押し出すために、空気をたくさん吸いましょう。
焦らず少しずつ鼻水を出し、優しくかみます。
私が子供の頃は、思いっきり出して!と親に言われ鼻水をかまされていましたが、こんな練習があるとは知りませんでした(汗)
柔らかいティッシュでかむとさらに良いですね!
鼻のかみ方!やってはいけない5つのこと
特に1・2・3は鼻血の原因になりますので、要注意ですね。
- 強くかむ
- 鼻をほじくる
- 鼻くそを無理にとる
- 一度に両方の鼻でかむ
- 中途半端に鼻をかむ
強くかむことで鼻に炎症が起こります。
鼻血や耳が痛くなったりするので、力強くかむのはやめましょう!
私はこれですね。
鼻をかんだ後、ティッシュで鼻をほじくると粘膜を傷つけ鼻血の原因になります。
子供は指を鼻に入れたりするので注意してあげてくださいね。
これも私はしていました。
鼻を指でほじくることで、さらに粘膜を傷つけてしまい鼻血の原因に。
これも子供はよくやりますね。
一度に両方の鼻でかむことで、ウイルスや細菌が鼻の奥に引き込まれ副鼻腔炎の原因になります。
これは子供に多いですが、残った鼻水で細菌が増殖して気管支炎や肺炎の原因になります。
こうなると中耳炎の原因になんりますので鼻水はかみましょう。
鼻血が出てしまった場合
鼻のかみすぎで大量に鼻血が出ることは少ないかもしれませんが
鼻血を止血する応急処置になりますので覚えておくと役立ちますよ!
鼻血の正しい止血方法 応急処置編
- 座って少しうつむいて小鼻を親指と人差し指でつまみます。5分~10分程度で止血できます。
- 同時に鼻を冷たいタオルや氷嚢で冷やすと血管が縮み血が止まりやすくなります。
止血時でNGな行動
- 上を向かない・仰向けもNG!
- 鼻にテッシュを詰め込む
- 首の後ろをたたく
上を向くことで、血を飲み込んでしまうことがあり、気持ち悪くなって吐いてしまう場合があります。
テッシュを取る時に、固まった血ごと取ってしまいまた出血してしまうことがある。
固まった血で止血しているわけですね。
医学的根拠もなく意味がありません。
止血しずらくなることもありますのでやめましょう。
まとめ
以上が、花粉症の鼻血対策でした。
わかりやすく箇条書きでまとめます。
- 花粉症の鼻血は、鼻の粘膜の炎症と傷つき
- 点鼻薬が間接的な要因の場合も(ドライノーズ)
- 鼻血が出ないよう正しい鼻のかみ方をマスターしましょう
- 鼻かみで5つのNG行動を気をつける
- 鼻をつまんで、冷やすことが一番の止血方法
根本的には花粉症が鼻血の原因になるので、対策が難しいところですが鼻をかむのは毎日何回もしますので正しいかみ方で鼻の粘膜の負担を減らすことが重要な対策になりそうですね。
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