ドアに指を挟んだ経験ってありませんか?
私はだいたい人差し指を内出血します。
なぜ、いつも人差し指なのか?
痛すぎて泣きたくなりますよ・・。
病院へ行くべきか?
ドアに挟みましたって恥ずかしいけど、激痛が・・。
今回は
指が内出血!処置のために絶対に知っておきたい4つのポイント!について調べていきます。
指の内出血の処置
ドアに指を挟んだり、ぶつけたりしてなる内出血ですが、
治りを早くするためには順番があります。
4つの順番で処置すると効果的です。
- 出血があるか確認
- 患部を冷やす
- 固定・圧迫する
- 心臓より高く挙げる
これはライス処置といって、内出血・腫れ・痛みに効果的な応急処置になります。
- Rest 安静
- Ice 冷却
- Compression 圧迫
- Elevation 挙上
それでは1つずつ見ていきましょう
出血があるか確認
出血がある場合は止血しなければなりません。
止血はガーゼ・ハンカチ・タオルなどで優しく圧迫する感じで行います。
通常5分もすれば止血しますが、止まらない場合は指を心臓より上に挙げましょう。
テッシュは、傷口に張り付く場合があるので使わない方がよいです。
あとで、傷口から取る時に苦痛を伴います。
傷口の汚れがある場合
傷に汚れがある場合は、水道水など汚れを洗い流します。
しみると思いますが、傷口から感染させないために汚れを取りましょう。
現在このような考え方です。
消息液の効果は一時的で、塗った直後から効果がなくなります。
そして、
傷を回復させる常在菌や細胞まで殺してしまい治癒を遅らせてしまいます。
ですので、消毒液は使わないほうがいいです。
患部を冷やす(アイシング)
患部を冷やしましょう。
患部を冷やす重要性
- 内出血を最小限に抑える
- 損傷の拡大を防ぐ
- 腫れや痛みの軽減
このことから患部を冷やすアイシングは回復を早めてくれます。
冷やすことを怠ると、「次の日、さらに腫れや痛みが出てきた」という事になりかねません。
冷やす時間と道具
冷やす時間は、15~20分程度。
冷やすと感覚が4つの順番で変わってきます。
- 冷たい・痛い感じ
- ちょっと温かい?感じ
- しびれが出る(ぴりぴり)
- 感覚がなくなる
4の感覚がなくなるまで行うのがアイシングの基本になります。
痛みや腫れが引くまで繰り返し行ないます
- 感覚がなくなる
- しばらく冷やすのを辞める
- 感覚が戻る
- 再度、冷やす
初期症状の腫れや強い痛み・熱感が治まってきたらアイシングは終了です。
最低でも2日間は続けます。
- 凍傷に気をつける
- 途中で違和感・痛みが増すようなら中止する
- 長時間は行わない(15~20分が目安)
注意点
冷やす道具
- 氷嚢(ひょうのう)
- ビニール袋に氷を入れる
もしくは
※保冷剤は冷たすぎてアイシングには向いていません。
布やタオルの上から患部に当てましょう。凍傷に注意です。
指に当てるため小さめの氷袋を作りましょう。
袋に入れる氷の量を少なめにすると小さい氷袋ができます。
固定する
小さな氷袋ごと、弾性包帯で巻き圧迫固定します。
腫れや痛みを最小限抑えることができます。
他の巻ける物で代用しても大丈夫です。ゴムバンドや紐など。
※氷嚢は指に巻くには大きすぎて固定は難しいので氷袋を作ることをおすすめします。
氷嚢を使う場合は、机に手を置き氷嚢を患部の上からのせるなどするとよいですね。
心臓より指を高く上げる
患部に溜まった血液やリンパ液を心臓に送り返します。
就寝時も行うと内出血を軽減できます。
これらは応急処置になりますので、内出血はもちろん痛みや腫れが引かない場合は整形外科で診てもらいましょう。
骨など異常があるかもしれません。
まとめ
以上が、指が内出血して腫れた時の治し方です。
わりやすくまとめますね。
- 出血がある場合は、洗浄・止血する
- 冷却・固定・圧迫・挙上で内出血・痛み・腫れを抑える
- 冷やす時は、凍傷に注意
指が内出血すると痛みがある場合、日常が不便になりますよね。
怪我をした直後の処置で治り方が変わってきますので、
早目の対処が大事ですね。