うちの父親の肩にしこりが!
父は「痛くないから大丈夫。」と
家族中が
「大きくなってない?」
「ガンだったらヤバくない?」
なんてボソボソ言っていたら
父が「病院行ってくる、皮膚科か?」
ちょっと不安になったんでしょうね。
家族の作戦勝ちです!普段は、絶対に病院に行かない人なので。
今回は肩のしこりで痛み!?4つの原因が考えられます!について調べていきます。
肩のしこり!4つの原因
- 肩こり
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 脂肪腫
- 皮膚線維腫
1つずつ見ていきましょう。
肩こり
初期の肩こりでは、しこりのようなものはできません。
長年の慢性化でしこりのようなものができることがあります。
ただ、これはしこりではなく筋肉の硬さです。
筋肉の一部が老廃物や疲労物質の影響で硬くなり、触るとしこりのように感じますが、筋肉の細胞が何らかの負荷によって変化した結果になります。
筋肉が硬さが続くと、その下にある抹消神経を圧迫して痛みが出ることがあります。
猫背など姿勢を気をつけると肩への負担が軽減します。
マッサージは押して痛いはやめて、ストレッチなどに切り替えるといいですね。
粉瘤(ふんりゅう)
粉瘤は別名:表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)と言います。
酷くなると、赤く腫れたり、痛みが出ることがあります。
脂肪の塊と間違えやすいのですが、粉瘤は皮下に袋ができ、そこに垢が溜まって膨らみます。
大きくなると中から白い物が出てきますが、これが垢になります。
粉瘤は中から白い物が出てきても繰り返し膨らみます。
原因は皮下に袋ができてしまっているのでそこにまた垢が溜まります。
治すには袋を摘出しなければなりません。
まずは、皮膚科で診てもらうといいですね。
脂肪腫
粉瘤に続いて、しこりでは2番目に多い症状になります。
うちの父親はこれでした。
脂肪組織からできるもので柔らかいしこりになります。
なぜできるのかは原因不明です。
脂肪腫には2つ種類があります。
- 良性腫瘍
- 悪性腫瘍
皮膚と筋肉の間に見つかることが多く良性のことが多いです。
大きな物や急に大きくなっているものは脂肪肉腫(悪性腫瘍)の可能性もあるため、最終的には切開し、細胞を調べて判断します。
こちらも皮膚科になります。
皮膚線維腫
皮膚線維腫は皮膚の線維組織が増殖してできた固い腫瘍になります。
大きさは数ミリ~2センチほどで、色は茶褐色で表面がカサカサになっていることもあります。
この腫瘍は無害ですので、とくに治療が必要なわけではありません。
ただ、色が黒い・急に大きくなってくる場合は、皮膚がんの可能性もあります。
皮膚科に相談してみましょう。
まとめ
以上が、肩のしこりについてです。
わかりやすくまとめますね。
- 肩のしこりの原因は4つ
- 肩こり・粉瘤・脂肪腫・皮膚線維腫
- 急に大きくなる場合は、皮膚科へ
父親がなりましたが、脂肪腫でした。
気付いたら大きなしこりがあるって怖いですよね。
早目に皮膚科に行けば良性か悪性かわかりますので、不安な方は明日にでも行ってしまいましょう。