言葉が詰まるのって病気でしょうか?
私も詰まる方なので、気になります。
焦っている・緊張している時など、精神的にプレッシャーがかかると出やすくなります。
「どもり」とも言うらしいですが、詰まるとそれに焦りさらに詰まるの悪循環・・・。
ここでは、言葉が詰まるのは病気を調べてみました。
言葉が詰まる原因とは?
言葉がつまる原因は吃音症の可能性があります。
それでは見ていきましょう。
吃音症
概要
吃音症とは発達障害の一種で、言葉がうまく出てこない、スムーズに話すことが難しいといった症状のことです。
症状には個人差があり、症状のタイプも様々です。
2歳から5歳くらいの幼児期に発症することが多く、大人になっても症状が残る人もいますが、成長するにつれて症状が目立たなくなったり無くなったりすることが多いようです。
吃音は「どもり」ともいわれることがありますが、「どもり」は差別的なイメージがあるため最近では吃音を使うことが一般的です。
吃音症で言葉が詰まる原因
吃音になる詳しい原因はまだわかっていません。
体質的なものや周りの環境、ストレスなど様々なことが要因となって発症するといわれています。
子供が吃音になると、育て方が悪いなどと言われ不安になってしまったり、悩んでしまうケースもありますが、育て方のせいで吃音になることはありません。
症状
・連声型
吃音のもっとも分かりやすい症状で、例えば「おはようございます」と発音する際に、
「お、お、お、おは、おはようございます」など単語の一部を連続して発声してしまう症状です。
・伸発型
「おはようございます」を「おーーーはようございます」のように、最初の音が伸ばされて発音されてしまう症状です。
・無声型
「・・・・・・・・おはようございます」「お・・・・・・・・・」など言葉が出てこない、言葉が続かない症状です。
何科?治療法は
吃音の専門は言語聴覚士の分野になります。
言語聴覚士のいる心療内科、精神科又は耳鼻咽喉科を受診します。
吃音症の治療を行っている病院はあまり多くありませんので、電話で治療が行えるか確認してから受診するといいでしょう。
自分での対処
・子供に話しかけるときはゆっくりと話す
・子供が話しているときは、最後まで聞く
・子供と良い関係をつくる
・発声の練習をする
・ゆっくりと話すトレーニングをする
吃音症の注意点
親が焦って、無理に吃音を治そうとしたり、叱ったりすると子供がストレスを受けて吃音の症状が悪化してしまうことがあります。
子供の吃音症は成長とともに目立たなくなることが多いといわれています。
あまり神経質にならずに、ゆったりとした気持ちで子供に接してあげることが大切です。
ネット上で言葉が詰まることで悩んでいる人の声
言葉が詰まることで悩んでいるのはあなただけではない!
インターネット上でこのような悩みを見つけました。
3才2ヶ月の男の子で、1ヶ月前あたりから吃音がはじまりました。名前をどもることからはじまり、常にではないのですが、い、い、い、行きたい。あ、あ、あれなど連続していいます。
一昨日あたりから急に、ト、、、、っトイレ!と言葉につまるようになってきました。
話始めたのは一年前あたりで、スラスラと言葉を話せて会話もしていました。
4月か ら保育園にも通っていますが、本人は楽しいと言っています。
ただ最近はいらいらしやすいのか、泣き叫ぶことが多くなりました。
あと、今まで、電車の名前が スラスラ言えていたのに、質問すると、「わかんない」と考えるそぶりもなく、言ってしまいます。
あまり問ただしたり、ちゃんと言って、とか言葉を急がせた りとかはもちろんしていません。
小児科の先生はゆっくり話を聞いてあげて、気長に様子見ましょう、とのことでした。
ただ、急に言葉が詰まりだしたので親と して心配で、質問させて頂きました。長文になり申し訳ありません。
アドバイスや、実際あったことなど教えてください。よろしくお願いいたします 。
お返事
お子様の吃音が気になるとのこと、心配されるお気持ちよく分かります。
でも子供の吃音は珍しくない症状ですし、特に治療をしなくても小学校入学前に症状が消えることが多いとのことなので、あまり心配いらないと思いますよ。
お母様が神経質になると、お子さんにも伝わってしまいますので、ゆったりとした気持ちでお子さんに接してあげるのがいいと思います。
私なら、子供に話しかけるときにゆっくりと話すようにして、子供が話しているときには、しっかりと耳を傾けて話を聞くようにします。
子供と話す時間を多く取って、たくさん話をするようにします。
心配でしたら耳鼻咽頭科などを一度受診して相談してみるといいかもしれませんね。
あまり心配せずに、楽しく子育てをしてくださいね。
最後に
言葉が詰まる原因は吃音症であることがよく分かりましたね。
言葉が詰まる症状を治すには
・子供に話しかけるときはゆっくりと話す
・子供が話しているときは、最後まで聞く
・子供と良い関係をつくる
・発声の練習をする
・ゆっくりと話すトレーニングをする
以上のことが大切です。