白目が青い原因とは?実は病気の可能性があるって本当なの!?

白目が青い!?

これって病気なのでしょうか?

やはり、通常の色とは違いますからね。

でも原因は何でしょうか?重病なのでしょうか?

ここでは、白目が青い原因について紹介します。

目次

白目が青い原因とは?

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白目が青い原因は青色強膜の可能性があります。

青色強膜

概要

白目が青いのは体質や遺伝によるもので、多くの場合は心配ありません。

生まれたばかりの赤ちゃんは白目が青いことがほとんどで、小学生くらいでも青く見える子がいます。肌や髪の色が違うように白目の色も個人差があります。

しかし容姿の違いとは別に、先天性のもので常染色体優性遺伝する青色強膜と呼ばれる症状があります。

強膜とは眼球の外側の白色の膜、いわゆる白目のことです。青色強膜は強膜が全体的に青くなる症状のことです。

青色強膜で白目が青くなる原因

強膜が薄いために中の静脈が透けてしまい、青く見えます。

視力や日常生活には何ら問題の無いものなので特に治療は必要ありません。

見た目が気になる場合はメガネをかけたりメイクなどで白目が目立たなくなるように工夫するといいでしょう。

症状

青色強膜は視力は正常ですが、ヴァンデルヘーベ症候群と呼ばれる合併症を起こすことがあるので注意が必要です。

なりやすいものに、「骨形成不全症」と「難聴」があります。

「骨形成不全症」は、骨を構成しているコラーゲンの異常が原因で、骨がもろく骨折しやすい、また骨折が治癒する過程で骨に変形が起きてしまう病気です。

この病気は個人差があり、出生時から骨折が認められ、早期に亡くなってしまうような重度の場合や、一度も骨折が起きず病気に気が付かないような軽度のものもあります。

「難聴」は片方の耳や両方の耳が聞こえにくい、また聞こえないことをいいます。

耳鳴りの症状が起こる場合もあります。

何科?治療法は

青色強膜は、他に症状がなければ特に治療は必要としませんが、

骨折しやすいなど他の症状がある場合は骨形成不全症など他の病気が疑われますので専門医のいる病院を受診します。

骨形成不全症は子どもに多く、長期の治療が必要となり高額な医療費がかかるため、小児慢性特定疾患に指定されています。

専門医のいる大きな病院の小児科や形成外科を受診するようにしましょう。

自分での対処

幼児期になると運動量も増えるため骨折しやすくなります。

過度な運動を控えて転倒に注意しましょう。

また成長期に骨密度を上げることが重要になりますので、十分にカルシウムを摂って栄養バランスの良い食事を心掛けましょう。

青色強膜は常染色体優性遺伝する先天性のものですので、親や兄弟、親戚などに骨折しやすい、白目の青い人がいる場合は一度病院を受診して検査を受けておくと安心です。

青色強膜の注意点

骨形成不全症は重度の場合は少なく、多くが軽度の症状です。

幼児期に骨折があっても、成長とともに減ってくるケースもあります。個人差があるため症状に合わせて注意深く見守ることが大切です。

インターネット上で白目が青いことで悩んでいる人の声

白目が青いことで悩んでいるのはあなただけではない!
インターネット上でこのような悩みを見つけました。

白目が青い…?
友達から指摘されて気づいたのですが私は白目が青い?ようです。

普段ブルーライト加工の眼鏡(色つき)をかけているので何も言われませんがコンタクトにすると友達とお話してても「え?白目青くない?」って話を遮られてすごい言われます…。

色々調べてみると青色強膜?というものがヒットし ましたがそれなのでしょうか…

確かに光の当たるところで写真を撮ると白目が真っ青です。

骨が弱くもないし難聴もない、体に異常はないように思いますが、サングラスがすごく欲しいなと思うことがあります。

青色強膜の方は光が弱かったりするものなのでしょうか?

●お返事

白目が青いとのことですが、生まれつき白目が青い場合もありますし、

個人差があるのであまり心配は無いと思います。青色強膜でも、他の症状が無い場合は治療の必要はありません。

青色強膜だからといって必ず病気になるということでもないのであまり心配されないでくださいね。ただカメラのフラッシュや、日光がまぶしく感じられることがあるそうです。

サングラスや日傘などで光を遮ることで対処することができます。

加齢や紫外線などで強膜が硬くなり白くなる場合もあるそうです。

白目が青いのは透明感があって綺麗に見えると思いますよ。コンプレックスとは思わずに綺麗な目だと思って自信を持ってくださいね。

最後に

白目が青くなる原因は青色強膜であることがよく分かりましたね。

白目が青い場合には

難聴がある、骨折しやすいなど他の症状がある場合は受診して検査を受けることが大切です。

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