頭がぼーっとすることってありますよね。
私は、睡眠が少しでも足りていないとすぐにぼーっとしてしまいます。
忙しすぎて疲れている時もですね。
頭がぼーっとしてる時に、やってしまうのがテレビやネットをダラダラ見てしまうことですね。
目も疲れるし、やらない方がいいのはわかっているのですが・・。
ここでは、頭がぼーっとする原因について紹介します。
頭がぼーっとする原因とは?
頭がぼーっとする原因はこの5つの可能性があります。
- 緊張型頭痛
- 脳の栄養不足
- 脳疲労
- 自律神経失調症
- 心因性の症状
それぞれ見ていきましょう。
緊張型頭痛
概要
頭の周りや全体が締め付けられたように痛み、首や肩にも強い痛みが出ることがあります。
数時間で治まることもあれば毎日のように症状が続くこともあります。ストレスや長時間のデスクワークなどが原因となります。
緊張型頭痛で頭がぼーっとする原因
パソコンやスマートフォンなどを長時間同じ姿勢で使用すると、肩や首の筋肉が緊張して血流が悪くなります。
またストレスでも筋肉が緊張してしまいます。血流が悪くなると頭が酸欠状態になり、頭痛や頭がぼーっとした状態になるのです。
症状
・めまい
・肩や首のこり
・吐き気
・耳鳴り
何科?治療法は
頭痛外来のある病院を受診します。近くになければ神経内科や心療内科を受診します。
頭痛が起きている原因を調べて適切な治療を受けましょう。
自分での対処
・ウォーキングなどの有酸素運動をする
・首や肩を温めて血行を良くする
・長時間同じ姿勢をとらないようにする
緊張型頭痛の注意点
緊張型頭痛は、肩こりやストレスが原因となり筋肉が緊張して頭痛が起き、その痛みがストレスとなりまた筋肉が緊張するというような悪循環が生じることがあります。
痛みが長く続く場合は受診して適切な治療を受けましょう。
脳の栄養不足
概要
脳のエネルギーとなるのがブドウ糖ですが、ブドウ糖は蓄積することができません。
ブドウ糖が足りなくなると脳の機能が低下してしまいますので、脳が栄養不足にならないように糖分を含む食事をしっかり摂ることが大切です。
脳の栄養不足で頭がぼーっとする原因
朝食を抜いたり、ダイエットなどできちんと食事をしていなかったりするとエネルギーが足りなくなり、脳の働きが悪くなってしまいます。
頭がぼーっとする、集中力が低下する、イライラするといったような症状が現れます。
症状
・記憶力や集中力の低下
・疲労感
・めまい
何科?治療法は
脳の栄養不足は食事によって改善できます。糖質を多く含む果物や蜂蜜、米やうどんなどの炭水化物を積極的に摂るようにしましょう。
自分での対処
・朝食を必ず食べる
・ゆっくり良く噛んで食べる
脳の栄養不足による注意点
脳が栄養不足になることによって、パニック障害やうつ病、心身症などを発症する危険性があります。
糖質制限ダイエットなど、極端に糖質を減らして食事制限をしている方は注意が必要です。
脳が栄養不足にならないようにバランス良く栄養を摂取することが大切です。
脳疲労
概要
人間関係や仕事などで情報やストレスが過多になってしまうことで起こります。
記憶する、考えるなど知性に関係する大脳新皮質と、感情や欲求に関係する大脳旧皮質のバランスが崩れて脳が正しく働かなくなってしまう状態をいいます。
脳疲労で頭がぼーっとする原因
過度の情報やストレスを受けると脳にアンモニアが溜まってしまいます。
アンモニアは体にとっては有害ですので、脳はこれ以上アンモニアを増やさないために脳の働きを低下させます。脳の働きが低下すると集中力が続かなかったり、頭がぼーっとしたりといった症状が現れます。
症状
・集中力や判断力の低下
・物忘れやミスが多くなる
・記憶力が低下する
何科?治療法は
脳疲労は、睡眠を取ったり運動したりすることで回復しますが、症状が長引くとうつ病を発症することがあります。
症状が長く続く場合は精神科や心療内科を受診して早めに治療を受けましょう。
自分での対処
・睡眠を取る
・運動をする
・首や肩をあたためて血流をよくする
・好きなことをしてリラックスする
脳疲労の注意点
脳の疲労が長く続くと、うつ病や自律神経失調症など様々な病気の原因になってしまう恐れがあります。
まじめで責任感の強い人がなりやすい病気ですので、仕事や家庭のことで我慢し過ぎず、「疲れた」「つらい」など自分の気持ちに素直になって対応することが大切です。
自律神経失調症
自分でコントロールすることができない、心臓を動かす、悲しくて涙を流す、汗をかくなどといった体の機能を調整する神経を自律神経といいます。
自律神経がバランスを崩し、体や心に様々な不調が出ている状態を自律神経失調症といいます。
不規則な生活やストレスなどで自律神経がバランスを崩すことによって、心身に様々な不調が現れます。
疲れやめまい、耳鳴り、食欲不振、頭痛、頭が重い、頭がぼーっとするなどといったいろいろな症状があり、1つの症状だけの人もいれば、複数症状がある人もいて、症状の現れ方に個人差があります。
心因性の症状
うつ病、自立神経失調症、パニック障害、不安障害などの心因性の病気が原因となって症状が現れることがあります。
過度のストレスは脳に様々な影響を与えます。脳の神経の伝達が悪くなったり、脳に疲労が蓄積したりすることにより、うつ病や自律神経失調症などの病気を発症してしまい、頭がぼーっとするといった症状が出てしまうのです。
インターネット上で頭がぼっーとすることで悩んでいる人の声
頭がぼーっとすることで悩んでいるのはあなただけではない!
インターネット上でこのような悩みを見つけました。
一日中頭がぼーっとして、違和感があります。歩くとふわふわします。
あらゆる検査をして異常なしでした。もう一年以上もこのような状態で、心療内科では自律神経失調症と 診断されています。漢方薬を飲んでいますが、なかなか改善されません。仕事はなんとか行っていますが、頭が働かず辛い状況です。
どうしたらよいか分からず悩んでいます。同じような症状の方いらっしゃいますでしょうか?
改善した方法などありましたら、教えて下さい。
心療内科の先生に相談し漢方薬で様子を見ていますが、安定剤などを飲むべきできでしょうか?
気持ちは落ち着いているので、安定剤は違うのかなと思いますが。仕事を休むべきでしょうか?
何かアドバイスをお願いしますm(_ _)m
■お返事
頭が一日中ぼーっとしてふわふわしためまいがあるとのこと、とてもお辛いですね。
検査をして異常がなかったとのことなので、病院の先生が仰るように自律神経失調症なのかなと思いました。体が辛い時は無理せずお仕事を休まれてしっかり休養を取ることも大切だと思いますよ。
自律神経失調症は生活のリズムや食事などの生活習慣を見直すことで改善することがありますので、一度生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。
私なら、バランスの良い食事を摂る、早寝早起きをするなどの生活習慣に気を付けるようにします。
また、運動をすることでも改善されるとのことなどで、軽いウォーキングやストレッチなど無理のない運動を生活に取り入れるようにします。
お仕事など辛い時はあまり無理をしないでくださいね。早く良くなるといいですね。
最後に
頭がぼーっとする原因は5つあることがよく分かりましたね。
頭がぼーっとする症状を治すには
・規則正しい生活をする
・しっかり睡眠をとる
・きちんと食事を摂る
・運動をする
・好きなことをしてリラックスする
以上のことが大切です。