へそがかゆい!臭いのはなぜ?羽生結弦選手もなった病気とは!?

へそがかゆい!臭い!

へそは昔からいじるとお腹が痛くなると言われてきましたよね。
医学的に根拠はないらしいですが、

その教え?が染みついているため、
かゆいたりほじくりすぎるとお腹が痛くなるような感じになるのは
私だけでしょうか?

今回はへそがかゆい!臭いのはなぜ?羽生結弦選手もなった病気とは!?を調べていきます。

へそがかゆい・臭い2つの原因

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へそがかゆい・臭い原因は2つあります。

  • 臍炎(さいえん)
  • 尿膜管遺残症(にょうまくかんいざんしょう)

1ずつ詳しく見ていきましょう。

臍炎(さいえん)

臍炎は読んで字のごとく、臍(へそ)の炎症になります。
特に新生児がかかりやすい病気ですが、大人も発症します。

症状は、

かゆみ・赤み・腫れです。

症状が強くなると、
痛みや悪臭がある液体や膿が出てきます。

3つの原因で発症します。

  • 垢が溜まっている
  • 細菌がへそに侵入
  • 指でほじくりすぎ

へそが不衛生・傷ついて雑菌が入ることで発症します。

臍炎が悪化すると
臍炎が悪化すると、臍周囲炎から敗血症になり重病化します。

臍周囲炎 → 局所的な腹膜炎
敗血症  → 全身に炎症が出る重症感染症

敗血症といえば、
「ちゅらさんのおばぁ」こと女優の平良とみさんが敗血症で亡くなられましたね。

対処法

皮膚科を受診しましょう。
抗生剤・抗生剤軟膏で治療をしていきます。
要は、消毒し炎症を抑えるわけですね。

かゆみを通り越して痛みや膿が強い場合は、尿膜管遺残症の可能性も。

尿膜管遺残症とは(にょうまくかんいざんしょう)

フィギアスケートの羽生結弦選手が腹痛を訴え、
手術した病名が尿膜管遺残症です。

尿膜管の所が感染症を起こしてしまう病気です。

尿膜菅とは

赤ちゃんがおなかにいる時に、お母さんと繋いでいた管のことです。
栄養や排せつなど役目をしています。
尿膜菅はお腹にいる時だけにある管で、生まれてくると
正中臍じん帯という線維に変わります。

ごく稀に、尿膜菅がそのまま残ってる人がいます。
そこで感染症が起こることを尿膜管遺残症といいます。

主な症状はこちらです。
  • へそからの膿が出る
  • へそから尿がもれる
  • 発熱・腹痛・悪性腫瘍
対処法

こちらも皮膚科を受診しましょう。
尿膜管遺残症の場合は、尿膜管を摘出するため全身麻酔の手術になります。

病院へ行く前に3つの気をつけたいこと

  1. あまり臍を触らない
  2. 膿の塊などをとらない
  3. 風呂上りにシャワーでへそを洗う。(浴槽は雑菌が多いため)

これらを気をつけてなるべくおへそを清潔に保ちながら、
早目に病院へ行きましょう。

かゆみなど出るとどうしても触りたくりますよね。
清潔なテッシュなどで抑えるくらいにしとく方がよさそうです。

体がかゆい原因・症状をまとめてチェックできます。
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