口の中を噛むというのは本当に痛くて嫌なものです。
食事をしていてガリッ!と口の中を噛んでしまうと気分は落ち込んでしまいます。
食欲も一気に落ちて噛むことにとても慎重になりますね。
ただ、頻繁に起こる場合は注意が必要です。
ここでは、口の中をよく噛む癖の原因は?についてご説明していきます。
口の中をよく噛む癖の原因は?
口の中をよく噛む癖の原因はこの5つの可能性があります。
- ストレス
- 疲労がたまっている
- 胃の調子が悪い
- 頬がたるんでいる
- 歯の噛み合わせが悪い
それぞれ見ていきましょう。
ストレス
概要
ストレスを感じたときに、無意識のうちに口の中を噛むことで、ストレスをためないように癖がついています。
ストレスで口の中をよく噛む癖の原因
口の中を噛む原因は、
仕事や家事や育児などで忙しくて、体が疲れていたり、周りの人との対人関係で疲れているときに、口元がおろそかになることだと考えられています。
要は、ストレスによって口が動かしづらくなるわけですね。
他の症状
・口内炎
・口の中の血豆
何科?治療法は
口腔外科を受診してください。口内炎や口の中に血豆を病院で治すこともできます。
レーザー治療により、血豆を取り、殺菌・消毒を行う治療になります。処置自体は数分で終わり、痛みを感じることもありません。
自分での対処
・ビタミンを摂取する
・口内を清潔な状態に保つ
・十分に睡眠をとる
・入浴で疲れを取る
・薬を塗る
・病院でレーザー治療を受ける
ストレスで口を噛む癖の注意点
口の中を噛むと口内炎が出来てしまい、完治するのに1週間から10日かかります。
多くの人は、自分で治そうとしますが、早く治したい人は病院へ行ってレーザー治療を受けましょう。
疲労がたまっている
概要
疲労がたまっているヒトは、口の中を噛んでしまうことがあります。
疲労がたまることで口の中をよく噛む癖の原因
疲労がたまって口の中をよく噛む癖のあるヒトは、疲れていることにより、口の動かし方や舌の動かし方が、正常な時と比べて上手く動かせないのが原因になります。
口の中を噛んでしまう時は疲れているということなので、しっかり睡眠を摂りようにします。
他の症状
・口内炎
・口の中の血豆
何科?治療法は
口腔外科か内科か耳鼻咽喉科を受診してください。
口腔外科では口内炎や口の中に血豆を病院で治すこともできます。レーザー治療により、血豆を取り、殺菌・消毒を行う治療になります。処置自体は数分で終わり、痛みを感じることもありません。
自分での対処
・ビタミンを摂取する
・口内を清潔な状態に保つ
・十分に睡眠をとる
・入浴で疲れを取る
・薬を塗る
・病院でレーザー治療を受ける
疲労がたまっているの注意点
体の疲れと口内の傷を早く治すには、ビタミンを摂取するのが一番です。
特に、「ビタミンB2、B6」「ビタミンA」「ビタミンC」の4種類のビタミンを意識してとりましょう。食品で難しい人はマルチビタミンサプリメントでもOKです。
ビタミンB6は、にんにく・とうがらし・バナナ・するめ
ビタミンAは、あん肝・うなぎ・卵・にんじん・ほうれん草
ビタミンCは、ピーマン・ブロッコリー・レモン・いちご
胃の調子が悪い
概要
口と胃は、消化器官で同じ仲間の器官になります。胃の調子が悪い時は、口の中を噛みやすいので注意が必要です。
胃の調子が悪くて口の中をよく噛む癖の原因
胃の調子が悪いと、食べ物から上手く栄養素を吸収できなくなります。そうなることで、体からビタミンB1が不足してしまいます。
ビタミンB1が不足すると、
神経に小さな障害が発生して、口の中の筋を上手く動かせなくなります。
さらに、口の中を噛みやすい状態になっている上に、他の栄養素も十分に取れていないので、口内炎や血豆が治りが遅くなります。
他の症状
・口内炎
・口の中の血豆
・胃部不快感
・皮膚に吹き出物
何科?治療法は
胃腸科、内科、口腔外科、耳鼻咽喉科を受診してください。
口腔外科では口内炎や口の中に血豆を病院で治すこともできます。レーザー治療により、血豆を取り、殺菌・消毒を行う治療になります。
処置自体は数分で終わり、痛みを感じることもありません。胃腸薬、口内炎の薬、が処方されます。
自分での対処
口の中を噛むのは胃腸が弱っているサインなので、胃腸に負担をかける刺激物や揚げ物を摂るのをやめて、ビタミンB1をサプリメントでも良いから摂る週間を付けると口内炎や血豆が早く治ります。
胃の調子が悪いの注意点
コーヒーやお酒は胃腸に負担をかけるので、口の中を噛んでしまい口内炎や血豆が出来ているときは飲まないようにしましょう。
またストレスは胃の調子を悪くするので、ストレス発散を心掛けましょう。
頬がたるんでいる
概要
頬がたるんでいることが原因で、口を噛んでしまうことがあります。
これは、外側からは変化が無くても内側からたるんできている場合もあります。
頬のたるみで口の中をよく噛む癖の原因
頬がたるんでしまう原因は、頬をささえる筋力が低下することで起こります。
一番は老化による筋肉の衰えですが、それ以外にも噛む回数が少なくなることで、口を動かすことが少なくなることでたるんでしまいます。
他の症状
・最近太った(頬の中に肉が付きます)
何科?治療法は
口腔外科か内科を耳鼻咽喉科を受診します。
口腔外科では口内炎や口の中に血豆を病院で治すこともできます。レーザー治療により、血豆を取り、殺菌・消毒を行う治療になります。
処置自体は数分で終わり、痛みを感じることもありません。口内炎の薬が処方されます。
自分での対処
頬のたるみを取るために、舌を上下に動かす運動や、口角を上にあげる運動、ガムを噛むなどして噛む力を付けると良いでしょう。
また最近太ってしまった場合はダイエットをすると、口の中の肉も取れてきます。
頬のたるみは美容にも影響するので意識して行いましょう。
頬のたるみの注意点
頬のたるみで口の中を噛んでしまい、口内炎や血豆ができてしまった場合は、病院を受診してレーザー治療やお薬を処方してもらうことが必要です。
これ以上、頬がたるまないように、上記の自分での対処に挙げたような運動などをすると良いでしょう。
歯の噛み合わせが悪い
概要
虫歯の治療中や歯の抜歯によって歯の噛み合わせが変わり、それに慣れずに口の中を噛んでしまいます。
歯の噛み合わせが悪いで口の中をよく噛む癖の原因
虫歯を放置しておいたり、虫歯の治療中や、歯の抜歯などで歯の噛み合わせが悪くなり口の中を噛んでしまいます。
虫歯は早めに治療するようにすることと、歯の治療後に麻酔が切れていない状態で食事をしたりすることで、口の中を噛んでしまうこともありますので十分に注意しましょう。
他の症状
・入れ歯が合わなくなった
何科?治療法は
歯科を受診しましょう。虫歯の治療や歯の噛み合わせを良く調べる治療が行われます。口内炎のお薬が処方されます。
自分での対処
・歯磨きを丁寧にする
・歯の治療をする
・歯の治療後は麻酔が切れてから食事をする
歯の噛み合わせが悪いの注意点
歯の噛み合わせが悪い時は、すぐに歯科を受診して、歯の噛み合わせを調べて調整してもらいましょう。
最後に
口の中をよく噛む癖の原因は様々な理由があることがよく分かりましたね。
特にストレスで無意識に口の中を噛んでしまったり、疲労がたまっていると食事中にうっかり口の中を噛んでしまい、
口内炎や血豆になることが多いので、メンタル面を健康に保つように心がけ、十分な睡眠とバランスの良い食事とビタミンを積極的に摂り、いつも口の中を清潔に保ちましょう。
口の中の症状をまとめてチェックできます↓
早く治したいあなたはこちらへ↓
口の中の違和感を症状別にまとめました!