口の中が甘い感じの原因は2つ!病気は糖尿病!?甘く感じる症状

口の中が甘い感じがする!?甘いのを食べていないのに・・。

味覚異常なのか?もし糖尿病だったら勘弁してほしいですよね。

ここでは、口の中が甘いと感じる原因をご説明していきます。

目次

口の中が甘い味の原因は?

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口の中が甘い味の原因はこの2つの可能性があります。

  1. 糖尿病
  2. 味覚障害

それぞれ見ていきましょう。

糖尿病

概要

糖尿病とは血糖値が高くなる病気で、血糖値を下げるホルモンであるインスリンが不足して上手くブドウ糖を取り入れられない病気です。

インスリンは、体の中で唯一血糖を下げるホルモンで、食後に血糖が上がらないように調節する働きがあります。

また、血液中のブドウ糖を体の細胞に送り込んで、エネルギーに変えたり、脂肪やグリコーゲンに変えて、エネルギーとして蓄える働きがあります。

重病化すると体の末端や臓器に栄養が行きわたらなくなり、腎臓病や失明や壊死など様々な合併症を引き起こしてしまいます。

糖尿病で口の中が甘く感じる原因

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糖尿病にかかると、高血糖状態が長く続き、神経や血管にダメージが生じます。

神経に障害が起きているために、味覚が鈍くなり、口の中を甘いと感じやすくなります。

この血糖値が上がった状態が続くと、さまざまな合併症を引き起こすことが糖尿病の怖いところです。

糖尿病で腎臓の機能が低下している場合、
亜鉛の吸収率が低くなってしまいます。亜鉛は味蕾の機能を正常にするために必須となる栄養素です。

亜鉛が不足すると味覚障害も起こりやすくなってしまいます。

他の症状

・手足のしびれ
・食後の眠気
・視力低下
・めまい
・下痢、便秘
・からだがかゆい
・足の裏がムズムズ
・口の中が粘っこい
・性欲減退
・むくみ

何科?治療法は

一番良いのは内科糖尿病専門外来を受診することで、定期的に専門的な検査と治療を受けることができます。

自分での対処

糖尿病になりやすい生活はこの4つです。

・甘いものが好き
・炭水化物が好き
・野菜嫌い
・運動不足

日頃からウォーキングなど適度な運動を行い、野菜や海藻を沢山摂り、甘いものや炭水化物は血糖値を上昇させるので食事の最後にごく控えめに食べて、食生活を改善していきましょう。

糖尿病の注意点

高血糖は無自覚のうちに進行します!

糖尿病特有の症状が出始めたころに血液検査で血糖値を測定すると、すでに糖尿病の値を示す随時血糖値が200mg/dlを超えています。

糖尿病は一度なってしまうと自然治癒はせず、一生対処療法を続けていかなければならない病気です。

遺伝性のある生活習慣病ですから、中年以降にかからないように十分に注意しましょう。

味覚障害

概要

主に食物の味がわからなくなる病気です。

何も食べていないのに口の中で苦い・甘い・渋いなどの味がしたり、何を食べてもまずく感じてしまったりすることもあります。味覚障害は、高齢になるとこの病気になる人が増えてきます。

味覚障害で口の中が甘く感じる原因

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高齢になったり、食生活の乱れなどで亜鉛が不足すると、味覚に異常が現れてきます。

味蕾とは?
舌の表面には、「乳頭」と呼ばれる細かい無数の突起があります。

その中に、「味蕾(みらい)」という、味を感知する小さな器官がたくさんあります。

一つの味蕾で、「甘み」「塩み」「酸み」「苦み」、「うまみ」をすべて感じることができます。味蕾は、新陳代謝が非常に活発で、7から10日間で新しい細胞と入れ替わります。

新しい味蕾が生まれるときに必要なのが、「亜鉛」になります。

他の症状

・何を食べても味がよく分からない
・本当は苦い食べ物なのに甘く感じてしまう
・口の中に何も入っていないのに、苦みや渋みを感じる
・何を食べても嫌な味になってしまう

何科?治療法は

病院では、耳鼻咽喉科、口腔外科を受診すれば、専門的な検査と治療を受けることができます。

異常なしでストレスが原因と言われたときは、心療内科を受診して相談してみましょう。

自分での対処

口の中が甘いと感じる人は、食品添加物が多く含まれる食事を避けて、亜鉛を積極的に摂取しましょう。

一日に必要な亜鉛は15mgといわれています。食品だけで摂ることは難しいのでサプリメントを併用してもOKです。また、日常生活でストレスを溜めないように、メンタル面にも気をつけましょう。

亜鉛が多く含まれている食品

牡蠣、ごま、海藻、大豆、ブロッコリー

口腔ケアで味覚障害を改善!【動画】

口腔ケアで改善されなかった場合は、歯科医師などに相談してください。

味覚障害の注意点

ヒトは、体内で亜鉛を作り出すことができません。

インスタント食品や食品添加物を多く摂取する傾向がある人は、亜鉛不足になりやすいので、食べ過ぎないように注意しましょう。

食品添加物は亜鉛の吸収を妨げてしまう効果があるからです。

ネット上で口の中が甘く感じる人の声

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口の中が甘い。どこに行けば対処してくれるのでしょうか?

母が最近口の中が甘く感じると言っています。

食事をするときは普段と変わらなく、何も口にしていないときだけ甘く感じるらしいのです。

一日中というわけでもないのであまり騒いでいないのですが、原因がわからず症状が治らないと困るので、診てもらうならばどこに行けばいいのでしょうか?

口の中が甘い以外は特に変化はないそうなので、歯医者に行けばいいんでしょうか?

私の親戚のおばさんと似ている感じですね。

おばさんの場合はこのような感じです↓

私の口の中が甘く感じる体験談

◆ストレスと味覚障害

私の親戚のおばさんは、ご主人様が定年退職をして家にずっと居るようになってから、口の中が常に甘く感じる味覚障害になってしまいました。

病院は口腔外科を受診しましたが、検査では異常は見当たらず医師からはストレス性のものだろうと言われたそうで、今は心療内科にかかっています。

私はおばさんに何か趣味を持ち、できるだけ外出する機会を増やすこと、食事が毎日パンか宅配弁当なので、自炊することをすすめました。

それから3か月経ちますが、まだ味覚障害は治っていないそうです。早く味覚が治って美味しく食事が摂れること、ご主人様との定年退職生活にも慣れてほしいと願っています。

最後に

口の中が甘い味の原因は、糖尿病の恐れと、味覚障害があることが分かりましたね。

糖尿病、味覚障害にならないためには、食生活を見直し、亜鉛を多く含んだ牡蠣、ごま、海藻、大豆、ブロッコリーなどを積極的に摂り、適度な運動と、ストレスを溜めないことが必要です。

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