保育園に子供を預けて働いている親御さんにとって、子供のりんご病がいつ治って保育園に登園できるかということは、お仕事の関係もあって、すごく気になるところですよね。
うつしてしまう可能性もあるのがりんご病ですので、しっかり状況を把握しておく必要があります。
友人の保育園では、りんご病でほっぺが赤い子が遊んでいた時にクレームが入ったそうです。なぜ、りんご病の子が登園しているの?子供にうつるじゃない!ということです。
ここではりんご病で保育園はいつから大丈夫か?などについてご説明していきます。
保育園におけるりんご病の扱い
りんご病で保育園はいつから大丈夫?
10日間くらい続く咳・鼻水・くしゃみ・微熱・だるさなどの風邪のような初期症状の時が一番ヒトへの感染力が強いので、保育園はお休みする必要があります。
その後に現れる両頬や、腕、腿、お腹、おしりに紅斑ができる頃になれば、
ヒトへの感染力はほとんど無くなっているので、かゆみなどの症状がひどくなければ登園させてもOKです。
ただし、医師と相談はしてくださいね。
紅斑は2週間くらいで自然と治まります。
登園許可書は必要?
保育園によっては、保育園のフォームの届出用紙などに、医師や保護者が治癒証明書を記入をして提出する場合がありますので、もしりんご病にかかってしまったら、通っている保育園に問い合わせてみましょう。
また病院の治癒証明書にお金がかかるかどうかも、病院に問い合わせてみましょう。
私の子供の場合は、保育園に提出する治癒証明書のお金は無料で書いていただけました。
登園させない方がよい場合は?
両頬や腕、腿、お腹、おしりにできた紅斑をかゆがっているときや、発熱があるとき、ぐずっていたり体調が良くなさそうな時は、無理をせず保育園の登園はお休みして、自宅でもう少し安静にして過ごしましょう。
プール・お風呂は大丈夫?
プールは直射日光が肌を刺激してしまい、またお風呂は熱さが肌を刺激してしまうので、両頬や腕、腿、お腹、おしりにできた紅斑のかゆみが悪化してしまう場合があります。
保育園の先生にその旨をお伝えして、プールはお休みして、お風呂は止めてシャワーにしましょう。
りんご病の子供と保育園
友人が勤めていた保育園でりんご病が大流行した年、どの子もみんなりんごほっぺで元気に保育園で遊んでいたそうです。
そのことで、「りんご病の子供を登園させて!!」と親御さんからクレームを受けたそうです。
また多少風邪っぽい症状の子供がいて、もしかしてりんご病かな?と思っても、37.5℃以上の発熱が無ければ、親御さんに仕事を早退してお迎えに来てくださいとは言えずに、とても歯がゆい思いをしたそうです。
最後に
子供のりんご病は、一番感染力が強い初期症状の風邪っぽい感じの時に、保育園で大流行してしまいます。
でも大人になってから感染すると症状がかなり辛いので、見方を変えれば、子供のうちにりんご病に感染してしまった方が良いのかもしれません。
看病する親は二次感染しないように、マスク、手洗い、うがいをしっかりと行うことが必要です。特に妊婦はりんご病に感染しないように気を付けましょう。