ノロウイルスのかかりはじめには、頭痛や発熱や悪寒がはじまり、それから嘔吐・下痢の症状がでるヒトもいるようですね。
ただでさえ、辛い症状なのに頭痛まで出たら最悪ですよね。
ここでは、ノロウイルスで頭痛が起こる原因と、頭痛薬、頭痛の対処法についてご説明していきます。
ノロウイルスで頭痛が起こる原因は?
ノロウイルスで頭痛が起こる原因は脱水症状と発熱です。
脱水症状による頭痛
ノロウイルスで嘔吐・下痢による脱水症状で、頭痛が生じた場合には、身体を安静にして、水分補給を行うことが大切です。
脱水症状に陥ると、
体内に循環する血液量が減少することで、頭部の血管の働きに異常が起きて、頭痛を引き起こしてしまいます。
頭部への血液循環に支障をきたすと、頭部の血流が滞ってしまい、血管にストレスが生じて拡張して、周囲の神経を刺激することによって頭痛を引き起こしてしまいます。
また、脱水症状によって頭痛が起きている場合には、体重の4%から6%ほどの水分が失われていると考えられ、脱水症状の症状としては重いものです。
発熱による頭痛
はじめは頭痛や悪寒がするな、という程度かもしれません。
それが、どんどん胃の内容物がせりあがってくるような感じがあり、最終的には下痢や嘔吐の症状が止まらなくなります。
頭痛に関しては、感じ方は人それぞれで、片頭痛のようだと感じるヒトもいれば、頭重感が特徴的だったと感じるヒトもいます。
乳幼児は高熱がでることもあり、発熱と嘔吐と下痢の症状で脱水症状が起きやすくなっているので注意が必要です。
ノロウイルスの頭痛で薬は飲んでも大丈夫?
発熱があるうちは、体の免疫細胞がノロウイルスと戦っている最中なので薬を飲むのは我慢しましょう。
頭痛が治まらない場合は、
冷えピタなどを貼ってベッドの中で安静にしましょう。
もし頭痛がいつまでも続く場合は、病院の医師に相談しましょう。カロナールという薬を処方してもらえることがあります。
ノロウイルスは、嘔吐・下痢・発熱・頭痛が辛くても、自己判断で薬を飲むのは決してせずに、必ず病院の医師に相談しましょう。
ノロウイルスの頭痛の対処法は?
脱水症状による頭痛の対処法
脱水症状によって頭痛が起きている場合の対処方法には、次のものがあります。
- 市販のOS-1(経口補水液)を飲みます。
- 病院を受診して、点滴を打ってもらいます。
また、OS-1(経口補水液)を飲む場合には、一度に1本飲むのではなく、体が吸収しやすいように、10分に一度、一口ずつ小まめに飲むことが大切です。
こんなときは危険
軽度であれば1から2日で症状は軽減し、自然に治ります。
以下の場合は危険です。すぐに病院を受診してください。
- 血便がある
- 下痢が1日10回以上
- 海外旅行での感染
また、乳幼児や高齢者は脱水症状などが重症化しやすいので、症状が治まらないようなら、迷わず病院を受診してください。
最後に
ノロウイルスの症状で頭痛が起こる原因がよく分かりましたね。
嘔吐・下痢も辛いですが、頭痛・発熱もかなり体力を蝕みます。
しっかり水分補給をして脱水症状による頭痛を治すこと、水分が摂れない時は、病院を受診して点滴を打ってもらうことをおすすめします。
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