ノロウイルスにかかると、吐き気や嘔吐も辛いですが、特に大人は下痢がひどくあらわれますよね。
ここでは、ノロウイルスで下痢になる原因と治癒期間、下痢の色、下痢の時の対処法についてご説明していきます。
ノロウイルスで下痢になる原因は?どのくらいで治る?
下痢は、自分の体が起こしている防衛反応です。
ノロウイルスだけではなく、細菌、カビなど、すべての生命体は「たんぱく質」で作られているのです。
そして体には、自分の体を作るために必要なもの以外の、「不必要なたんぱく質」を、下痢として排出する力が、備わっています。
どれくらいで治る?
大人がノロウイルスに感染した場合、通常は24から48時間で発症します。
そして、通常は発症してから24から48時間で症状が治まります。
下痢や嘔吐、吐き気、発熱などの症状は、発症から48時間あれば治まります。
ノロウイルスはどんな下痢が出る?
ノロウイルスの便はうすい茶色の水っぽい便がでます。そしてひどいと白い便(白色便性下痢症)がでます。
通常はロタウイルスにかかった場合、白い便(白色便性下痢症)になりますが、ノロウイルスでもそのような症状が見られます。
症状が下痢だけのこともある?
大人では吐き気や嘔吐はさほどなく、下痢だけのこともあります。
下痢なしの場合もあるって本当?
大人では吐き気だけで、嘔吐や下痢が無いこともあります。
ノロウイルスの下痢の対処法
体は、ウィルスを早く追い出そうと、激しい下痢を起こします。そのため、水分が奪われてしまい、脱水症状を起こす恐れがあります。
また、免疫力を高めるためにも、水分が必要です。
そのため、下痢が続く場合も、水分補給が大切です。一気に飲むのではなく、少しづつを何回も飲みましょう。
また、その時の水分は、水ではなく、体内吸収が良いスポーツドリンクを薄めたものや、OS-1(経口補水液)が良いです。
最後に
ノロウイルスになると、なぜ下痢がひどくあらわれるかよく分かりましたね。
下痢は数日間で治りますが、大量の水分を奪われるため、小まめに水分補給をして脱水症状を起こさないようにすることが必要です。
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