ノロウイルスになると突然の嘔吐と激しい下痢と腹痛と発熱で、嘔吐が激しい時は食欲も出ないと思います。
症状が激しい時は食べられないですが、回復してきた時は何を食べたらよいのでしょうか?
せっかく回復してきているので、食べるタイミングも気を付けたいところですよね。
ここでは、ノロウイルスの食事はいつからOKなのかと、幼児の食事で気を付けてあげることをご説明していきます。
ノロウイルスで食事はいつからOK?
嘔吐が完全に治まり、お腹が空いたと感じるようになったら、
消化の良い、ゼリーやりんごのすりおろしなど、流動食から食べ始めるとよいでしょう。
こんな時は食べないほうがいい
嘔吐がはげしくて食欲が無い時や、下痢が激しいときは、
無理をして食べると、ますます吐き気がでて、胃腸に負担がかかるので絶食しましょう。
ノロウイルスでの食事は何がいい?症状が強い時・回復期
症状が強い時の食事
嘔吐や下痢の症状が強い時には、脱水症状を予防するために、
常温のスポーツドリンクやOS-1といった経口補水液を、胃腸に負担をかけないように、少しずつ間をおいて飲むようにしましょう。
脱水症状は放っておくと、
意識障害や痙攣、血圧低下などをが起こり、命に関わることもあります。もし口から水分を取れない場合は、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。
また無理に食事をすると、胃腸の炎症が悪化し、症状が悪化してしまいます。1から2日の断食は、身体に問題ありません。
回復期の食事
嘔吐の症状がなくなり、お腹も空いて食事ができるまで回復したら、
・ゼリー
・りんごのすりおろし
・おかゆ柔らかいうどん
・ニンジンやカボチャなどの温野菜のスープ
など消化吸収の良いものを少しずつ食べるようにしましょう。
また下痢もしなくなったら、ヨーグルトも良いでしょう。
ヨーグルトの中の乳酸菌が腸の中で善玉菌として働くことで、腸の調子を整え、炎症をしずめるのに良い効果があります。
幼児の場合の食事
症状が強い時
食事は絶食しましょう。
常温のスポーツドリンクやOS-1などをスプーンですくって飲ませるか、市販のシャーベットやかき氷などを口に含ませて、脱水症状を起こさないように、水分補給をすると良いでしょう。
回復期
赤ちゃんの時に離乳食を食べさせていたころを思い出し、
ゼリーやりんごのすりおろし、おかゆや、柔らかいうどん、ニンジンやカボチャの温野菜のスープなど、徐々に固形物をあげるようにすると良いでしょう。
大人の場合の食事
症状が強い時
食事は絶食しましょう。
常温のスポーツドリンクやOS-1などを、10分おきに一口ずつ飲むようにして、脱水症状を起こさないように、水分補給をすると良いでしょう。
回復期
とにかく胃腸に負担をかけず消化の良いもの、
コンビニでも手に入る
・ウィダインゼリー
・プリン
・ポタージュ
・おかゆ
・柔らかいうどん
・ニンジンやカボチャの温野菜
など、徐々に固形物を食べるようにすると良いでしょう。
ノロウイルスで食べてはいけないもの
脂肪分の多い唐揚げなどの油もの、お菓子は、消化されにくく腸に負担がかかり下痢が悪化してしまいます。
柑橘類の果物や炭酸飲料、ジュースなども、腸に負担がかかり、下痢が悪化してしまいます。
また食物繊維の豊富な食物(例えばごぼうや芋など)は、腸の働きを活性化させ、下痢がますます悪化してしまいます。
最後に
ノロウイルスにかかると、幼児は特に嘔吐の症状がひどいので、親はとても心配ですよね。
でも徐々に回復して、嘔吐が治まり空腹を感じるようになったら、離乳食を思い出し、流動食から食べさせてあげると良いでしょう。
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