ノロウイルスでハイター消毒は希釈と濃度がポイント!

ノロウイルスの消毒には次亜塩素酸ナトリウム(身近なものだとキッチンハイター)を希釈したものが有効です。

ハイターといっても種類を間違えると効果がありませんので注意が必要です。

ここではキッチンハイターを使った消毒液の作り方と、ハイター以外の消毒液はないか?、アルコールは効かない理由?についてご説明します。

目次

ノロウイルスの消毒

消毒液!ハイターでの作り方

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ハイターには酸素系漂白剤(ワイドハイターなど)と塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)がありますが、必ず塩素系漂白剤(キッチンハイター)を使うようにします。

吐しゃ物などを直接処理する場合

塩素系漂白剤を水で50倍に薄めたものを使います。
500ccのペットボトルの水に対して10ccの塩素系漂白剤を薄めます。

※ちなみに塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)のキャップは1杯20ccです。

トイレなどのお掃除に使用する場合は、

塩素系漂白剤を水で250倍に薄めたものを使います。

500ccのペットボトルの水に対して2ccの塩素系漂白剤を薄めます。
ちなみにペットボトルのキャップは1杯5ccです。

沢山使う場合はバケツを使用して、希釈すると良いでしょう。

4リットルのバケツを使う場合

50倍に薄める場合

4リットルのバケツの水にはキャップ4杯の塩素系漂白剤が必要です。

250倍に薄める場合

4リットルのバケツの水にはキャップ1杯弱の塩素系漂白剤が必要です。

※次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイター)を希釈したものは、作り置きができません。

ハイター消毒液はどこに使える?注意点は?

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50倍に薄めたもの  → 吐しゃ物などを直接処理する場合に使います。

250倍に薄めたもの → トイレの便座の掃除や、洗濯などに使います。

注意点は、

この漂白剤は必ず換気をして使用すること。素手でさわらず必ずマスク・手袋・ゴーグルをすること。

目に入ると失明してしまう恐れがある危険な薬品です。また絶対に酸性のもの(トイレの洗浄剤)などと混ぜないでください。

ノロウイルスでハイター以外の消毒液は?

弱酸性次亜塩素酸水「ジアムーバー酸化水スプレーボトル」などがおすすめです。

ジアムーバーの特徴

・高い除菌力

インフルエンザ対策、ノロウイルス対策、レジオネラ菌にも効果的であることが実証されています。

・高い安全性

ジアムーバーの成分はすべて人体に影響が無い物ですので、万が一誤って飲んでしまったとしても大丈夫です。

・お肌に安心 弱酸性

弱酸性~中性域(pH6.5~7.0)の為、お肌にも安心してご利用いただけます。

・残留性、漂白作用が少ない

臭いの原因に接触すると、分解して水と無害な物質にしてしまいますので、残留性が少なく安心です。

ノロウイルスにアルコールは効かない?

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ノロウイルスにはよくスーパーなどに設置してあるアルコール消毒は効きません。

理由は細胞やウイルスに存在しているエンベロープが大きく関係しています。

エンベロープとは
細胞やウイルスを保護する膜で、インフルエンザウイルスなど約80%のウイルスがこの膜を持っています。

このエンベロープは、脂質で出来ておりアルコールに触れることで溶かし不活化することができます。

ノロウイルスには、このエンベロープが無いためにアルコールによる消毒が効きません。

ノロウイルスの予防に最も効果があるのは食品の十分な加熱と、手洗い、次亜塩素酸ナトリウムを用いた消毒です。

最後に

塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)がノロウイルスの消毒には欠かせないことがよく分かりましたね。

他にも弱酸性次亜塩素散水があり、人体に安全性が高い消毒液であることを知ることができました。

アルコール消毒はノロウイルスには効かないので、日常ノロウイルスの菌を寄せ付けない為には、よく手を洗うことが必要です。

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