私は子供の頃、ベッドでダニに刺されてかゆい思いをしたことがあります。これが湿疹だのですね。
そのときは父にキンカンを塗られましたが、かいたところが染みるばかりでかゆみは一向に治まらず、地元に病院の皮膚科もなく、自然治癒で治しました。
ここでは、ダニの湿疹の特徴と、悪化するとどうなるか、湿疹の治療法についてご説明していきます。
ダニで湿疹の特徴は?
ダニに刺されると0.5~1cmくらいの小さな赤い斑点ができます。
かきむしると10cm大の大きさになります。
またかきすぎると、細菌が入ってとびひになってしまいます。
症状は?
ダニの種類によりますが、家庭で一番多い「ツメダニ」の場合、
刺されてから数時間後~2日後に小さな赤い斑点とかゆみがでることが特徴です。症状に時差があるので何処で何に刺されたのかが分かりづらいです。
そして、蚊とは比べ物にならないほど、猛烈なかゆみにおそわれます。
お酒を呑んだり、入浴して血行が良くなるとその症状はさらに増します。そのかゆみは1週間以上続きます。
見た目は?
刺された場所には、赤く腫れた斑点がでます。この斑点が何日たっても消えません。
斑点が完全に消えるには皮膚の新陳代謝が28日なので、1か月以上かかります。
ダニに刺されやすい場所は?
体の柔らかいパーツ、お腹や脇腹や腕の内側やももの内側などが刺されます。服を着ている上からでも刺されます。
ダニの湿疹はうつる?どれくらいで治る?
ダニの湿疹はうつる?
ヒトの抵抗力が落ちている場合、育児や介護でダニに刺された患者の体の患部に触るとうつることがあります。
また家族や保育園などの集団生活で寝具やタオルや衣類の共有でもうつることがあります。
どれくらいで治る?
ダニ刺されの強烈なかゆみが治った後も、ダニの死骸が皮膚の中にしばらく残るため、ダニに対するアレルギー反応が持続し2~4週間ほどかゆみが残る場合があります。
かゆみは、弱いステロイドクリームや抗ヒスタミン薬の飲み薬で治療できます。
ダニの湿疹が悪化するとどうなる?
雌ダニがヒトの皮膚に卵を産み付けることで、下腹部、わきの下、指と指の間などに、赤いボツボツや小さな水疱ができ、放っておくと、首から下の全身がかゆくなり、湿疹が多数発生します。
また、1ヵ所の皮膚が急激に悪化すると、全身の他の部位にかゆみとともなう赤い湿疹やブツブツが出現する場合があります。
これは「自家感作性皮膚炎」と呼ばれており、ある部分の皮膚が病変したことに対するアレルギー反応だと考えらえています。
ダニの湿疹の治療法
なにかの虫に刺されたな!と思ったら自分ではまず、市販のかゆみ止めのクリームを塗り、とにかく掻くことを我慢します。
そして速やかに病院の皮膚科を受診します。
病院の皮膚科を受診すると、 セレスタミン(抗ヒスタミンとステロイドの合剤で飲み薬)とマイザー軟膏(5段階中2番目に強いステロイドの塗り薬)を処方してもらえることが多いです。
最後に
ダニに刺されると、数時間後から2日後に、小さい赤い斑点と蚊とは比べ物にならないほどの猛烈なかゆみが1週間以上も続くことが分かりましたね。
またダニの湿疹はうつることも分かりかなりびっくりしました。
もしダニに刺されてしまった場合は、市販のステロイド入りの薬を塗ってかゆみをおさえ、悪化する前に、速やかに病院の皮膚科を受診しましょう。
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