布団のダニ対策は掃除機がいいの?

日本では高温多湿の6月から9月はダニが多く発生します。布団には数えきれないほどの沢山のダニがいると言われています。

ダニはとても小さいので肉眼で発見することはできないけれど、ダニに刺されると1週間は生き地獄のようにいたがゆいんですよね。

ここでは「布団のダニがいると体はどうなるか?」と、「布団のダニ対策!」を紹介していきたいと思います。

布団にダニがいると体はどうなる?症状や悪化すると・・。

◆一般家庭にいるダニの種類

一般家庭で見られるダニは①「ヒョウヒダニ(チリダニ)」②「コナダニ」③「ツメダニ」④「イエダニ」4種類ほどいます。

①「ヒョウヒダニ(チリダニ)」
家庭の布団・絨毯等に生息するダニです。人間を噛むことはないが、ダニのフンや死骸が強力なアレルゲンとなります。

②「コナダニ」
小麦粉やパン粉などの食品に大量発生するダニです。畳に発生することもあります。

③「ツメダニ」
人間を噛むダニです(吸血はしない)。チリダニをエサとしているので、チリダニが多くいる場所に生息しやすく、特に夏に多く発生します。

④「イエダニ」
ネズミなどに寄生して生息するダニです。大量発生すると人間を刺す(吸血する)こともあります。

布団に生息する「ヒョウダニ(チリダニ)」

布団に生息するほとんどが「ヒョウダニ(チリダニ)」と呼ばれるダニです。「ヒョウヒダニ(チリダニ)」はホコリや人間のフケや垢などをエサにし、6月から9月の高温多湿の環境で増殖します。

ダニがいると体はどうなるか?

「ヒョウヒダニ(チリダニ)」は人を噛みませんが、その死骸やフンがアレルギー性鼻炎、喘息の原因となり、小さなお子様の場合はアレルギーを引き起こしたり、風邪をひきやすくなります。

「ヒョウヒダニ(チリダニ)」「コナダニ」の死骸やフンが、ヒトを刺す「ツメダニ」のエサになり、布団でダニに刺される機会も増えてしまいます。

大人も、長年ダニの死骸やフンに囲まれた生活を続けて、アレルギー物質に耐えられる許容範囲を超えると、急にアレルギー症状や喘息を起こす可能性もあります。

症状が悪化すると・・・

喘息は誰にでも起こるものではありませんが、アレルギー体質であれば、ダニに反応してしまいます。喘息で苦しむ子どもたちの原因の90%がダニ、大人の喘息も50%はダニが原因です。

布団のダニ対策を紹介

◆「イエダニ」「ツメダニ」に刺されない有効な布団のダニ対策は4つあります。

①「布団乾燥機を使う。」→②「スチームアイロンをかける。」→③「掃除機で吸い取る。」→④「ダニ捕りマットをセットする。」
この手順でダニ対策をすれば、だいぶ効果がちがってきます。

①の効果
布団乾燥機であれば瞬時に全体を熱する事ができるので有効です。6月から9月にかけて最低週1回はふとん乾燥機を使うようにしてください。ふとんが乾燥すれば、ダニはその環境を嫌うようになり住み付かなくなります。

②の効果
布団乾燥機が無い場合ちょっと手間ですがスチームアイロンもオススメです!ダニは65度以上の温度にしばらく晒されると死滅するそうです。スチームアイロンで強にした時のスチーム温度は100度にもなるそうです。ダニが死滅するには65度以上の温度が必要なので効果的ですね。

③の効果
掃除機を最低でも週に2回かけると、ホコリや人間のフケや垢、ダニの死骸やフンを吸い取れるのでかなり違ってきます。布団専用のノズルも売られていますので、それを購入するのも手ですね。

④の効果
まずはベッドや布団のマットにダニ捕りマットをセットしてください。それだけでまずはOKです。あとはマットの交換を3か月ごとに行ってください。これだけでダニの繁殖はかなり抑えられます。

惜しい!!
布団を天日干しする方法は、お日様の当たっていない裏側にダニが逃げてしまうので、効果がないそうです。よくやっているのですが、残念。

最後に

ダニがいるとアレルギーや喘息になってしまうことを調べてみて初めて知りました。

我が家で毎週やっているシーツとマットの洗濯と布団の天日干しも、ダニには効果が無いことが分かりました。ちょっと残念。

布団乾燥機を買って使用する、布団専用ノズルを買って掃除機をかける、ダニ摂りマットを買ってセットをしたいと思います。みなさんもダニには気をつけて下さいね。

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