インフルエンザ検査って時間は結果出るまでどれくらいかかるのでしょうか?
検査のタイミングも早いと陰性になるなんて話しも聞きますよね。
今回は、インフルエンザ検査の時間は?結果はいつ出るの?についてご説明します。
インフルエンザ検査
検査の時間は?結果はいつ出るの?
検査時間は迅速検査のキットにより違いますが、5~15分程度で結果が分かります。
検査の機械によっては25~30分かかる物もあります。
だからと言って、迅速キットより正確かというとそうでもありません。体中にウイルスが沢山あれば検査の反応が早く出ます。
インフルエンザ検査の結果を間違う場合があるって本当?
インフルエンザ検査は発熱してから、最低でも6時間程度は経過していないと正確な結果が得られません。
間違いない結果が出る時間とは発症から24時間経過している必要があります。
発熱してすぐ受診をした場合、ウイルスの数が少ないので陰性に出る可能性が高いです。翌日もう一度検査をしたら陽性に出たという事は普通にあります。
これは、誤診ではなく単純に結果を出すには数が足りないという話だけです。
インフルエンザの「A型」を2回診断される場合もあります。A型には「ソ連型」と「香港型」があるので、シーズンを通して2回かかる方は結構います。
厳密にいうと型は5種類あるので3回以上かかる可能性もあります。
インフルエンザ検査は何をするの?
鼻の中に細長い綿棒を入れグリグリと粘膜に擦りつけます。
鼻血が出るくらい強く擦られる事はありませんが、普段私達は鼻の中に異物を入れる事に慣れていませんから、不快感はあります。
個人差がありますが、採血よりは恐怖心はないと思います。
(インフルエンザを診断する際に採血をする事はありません。)
インフルエンザ検査をするタイミングは?分かりやすい症状はある?
検査をするタイミングとしては、発症から早からず遅からずという所でしょうか。
発症直後ですとウイルスの数が少ないですし、発症から48時間経過してしまうと検査したからとしても、もう治療方針は「症状に対する対処療法のみ」「回復を待つのみ」となってしまいます。
回りにインフルエンザと診断された人がいないので、インフルエンザかどうか分からないという時や、職場や学校を休む際に何日も体調不良という理由で休みづらい等の理由から検査を行う方が多いです。
家族や学校、職場で流行していたら、わざわざ辛い思いをして検査を受けるよりも、薬をもらった方が早いでしょう。
医師は症状を見て診断をしますので、検査結果ありきではありません。医師が「インフルエンザです」と言ったら、それは検査結果が例え陰性であっても「インフルエンザ」です。
インフルエンザ検査結果で陽性が出たらどうする?
インフルエンザで陽性という結果が出ましたら、それは間違いなくインフルエンザですよという確定診断です。
周囲に感染拡大しないようにしなければなりません。
学校に通っている方やお仕事をされている人は、連絡をして休む事を伝えて下さい。
あとは、症状を抑える薬や抗インフルエンザ薬等、処方されたお薬をキチンと指示された通りに服用して下さい。症状を抑えないと体力を消耗し回復に時間を要します。
体内ではインフルエンザと戦っていますので、戦いが1分でも早く終われる様、休息と栄養をとって下さい。感染拡大を最小限にする為に、可能な限り、個室で療養をしましょう。
高熱が出た場合
高熱が出た後、汗をかき気化熱により体温を下げます。体の中に水分がキチンと無ければ、この汗は出ません。汗が出ないと熱が下がりにくいため、水分補給は忘れずに行いましょう。
水分補給は脱水予防だけではありません。体が正常な働きをする為に必要なのです。
個室にしたお部屋は時々換気をして空気の入れ替えを行いましょう。(換気は意外と効果があります。)
またウイルスは湿度に弱いので50~60%の湿度を保つ事で活動性が顕著に下がります。加湿器があれば、絶対に使って欲しいアイテムの一つです。手洗いとマスク着用は言うまでもありません。