咳喘息って人にもうつるのでしょうか?
咳が出る他の病気の中には、人に感染してしまう恐ろしい病気もあるみたいですが、咳が出ててもうつらない病気もあります。
ただ、周りから見たら咳をたくさんしていたら、気持ち的には嫌ですよね。
今回は、咳喘息ってうつるの?他の病気が感染することも!についてご説明します。
咳喘息の感染
咳喘息はうつりますか?
咳喘息は、気道に炎症が起き過敏になっているのが原因になります。
喘息持ちの方がその咳を聞いていると、自分も何だか苦しくなって咳が出るという事はあるかもしれません。
気道が敏感で、メンタル的な影響も大きな病気であることには間違いないので、
「咳をしている = アレルゲンがあるかもしれない」
となる可能性はあります。
気道が敏感な方はムセた事がきっかけで、ゼーゼーしてくる場合もありますから、他人の咳を聞き、「気道がムズムズして来て咳が出る」それが弾みとなり咳発作なる事もあるでしょう。
あくびと同じ共感の状態です。
咳喘息と併発している病気がうつります。
咳をしている場合、咳と一緒に唾も飛びます。咳をし過ぎて、吐く事もあります。感染性の病気が併発していれば、唾液や吐物の中にある菌から風邪などの感染症がうつります。
マナーとして咳の対策を! 他人は喘息とわかりません。
咳は本人も辛いのですが、回りで聞いている人も辛いものです。
- 「この咳は尋常(普通)ではない。」
- 「何か、気持ちの悪い病気を持っているのではないか?」
- 「うつされたらどうしよう」
- 「どこかに行って欲しい」
と周囲では思っていても口に出せない辛い状態でいます。
マスクの着用は必須!
マスクは、人に唾をかけない・菌をばら撒かないというメリットの他に、自分の吐いた息がマスク内に留まり鼻やノド等を保湿し、何といっても敏感になっている気道に余計な菌も入れないという効果もあります。
「マスクは苦しい」とか言わないで装着するようにしましょう。
マスクの装着は完全に「慣れ」です。人は環境に必ず慣れます。順応する力がありますから、「耳が痛い」だの「マスクが高い」だの言わないで、自分の気道を守って下さい。
咳をしているのに、マスクを着用していないと、それだけで今は人間性を疑われる時代になって来ていますので、まずはマスクの着用です。
「手で口を抑えなさい」はもう古い?
次に、咳やくしゃみをする際によく「手で口を抑えなさい」という事を聞きますが、実はこれはあまり推奨されなくなって来ています。
結局、咳やくしゃみを手で抑え、その手をすぐ石鹸でしっかりと洗えば問題ありませんが、大体の方は洗いません。そうしますと菌がたくさん付着した手であちこち触り、結局菌を広げてしまいます。
学生同士の机の距離が近いのと、インフルエンザが付いた手で机やドアノブを触り、別の学生がそれを知らず、机やドアノブを触った手で鼻や口の周りを触っています。
ですからこれからの時代は咳やくしゃみが出る時は自分の肘を口元に持って来て飛沫を防ぐのが良いです。肘で机やドアノブを触る事はありませんので、肘に菌が付いていてもそれ程問題にはなりません。一度試してみて下さい。
咳のマナーとは?
- 「他人が見ていて不快な思いをしない」
- 「躾」
- 「配慮」
という様な意味が含まれますので、まずはキチンと病院に行って治療をしているのか?どうかという事ではないでしょうか。
大体の人は、咳がひどいのを見ると「ちゃんと病院に行って薬を飲んでいるの?」と言います。
「自分を大事に出来ない人が他人を大事に出来る訳がありません」
ですから、マナーとして大事なのは、
- 病院に行き、キチンと症状を管理している事
- マスクを着用する
- 咳やくしゃみが出た時には肘で口元を覆う
以上の事をしている、がしかし、咳が出る場合には、「大丈夫?」と本気で心配するでしょう。
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