夏バテの眠気対策はこの6つを徹底しましょう!夏場の眠さの原因とは

夏になってから、やたら眠く、だるさが続き、毎朝倦怠感と共に目覚める。そんな方は「夏バテ」にかかっているかもしれません。

そもそも、夏バテで眠気って起こるのでしょうか?

他の病気が隠れている可能性もあるみたいです。

今回は、夏バテの眠気の対策はこの6つを徹底しましょう!についてご説明します。

目次

夏バテの眠気

夏バテの眠気の原因

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夏バテから眠気が襲ってくるのは、夜きちんとした睡眠が取れていないことが一番の要因と言われています。

人は夜に体温が下がり入眠しやすくなりますが、熱帯夜では体温がうまく下がらないために、寝付きが悪くなります。その反動で昼間眠くなります。

睡眠不足になると、日中のエネルギー不足を起こすとともに自律神経の乱れが生じます。 また、エアコンで体が冷えることによって自律神経の機能が低下し、結果だるさや眠気を引き起こすのです。

夏バテの最大の原因

屋外と室内の温度差が冷房によって大きくなり過ぎ、自律神経の乱れが生じることにあります。人は5度以上の温度差に対して対応ができなくなってきます。体が弱っていればなおさらですね。

室内の冷房に頼りすぎる結果、体全体に不調をきたし、いわゆる「冷房病」にかかってしまうのです。
「冷房病」は自律神経の乱れで頭痛や動悸、頻脈、腰痛、肩こり、手足の冷えやしびれなどの症状がおこります。

夏バテの眠気の対処法は?

それではここから具体的な夏バテからくる眠気を吹き飛ばすための対処法を紹介していきます。
すべてを実践するのは難しいかもしれませんが、ひとつでも心掛けて眠気をなくしていきましょう!

①夜の睡眠をとりましょう

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なんといっても夜の「睡眠」が重要なカギを握ります。
夜寝苦しくないように工夫するとともに、エアコン等で自律神経を損なわないように配慮も必要です。

寝やすくすることは大切ですが、外気温と室温との差を5度以内にすることがポイントです。エアコンの多用で冷房病になり、自律神経失調となれば気温にかかわらず睡眠もうまくとれなくなります。

また、睡眠時間は6~8時間が理想的です。規則正しい生活を送り、睡眠時間が削られることがないよう注意しましょう。

②食生活を見直しましょう

体を冷やさない食べ物を摂取することも重要ですが、滋養のある食べ物で疲れが溜まりにくい体を作りましょう。

体を疲れにくくする栄養素はビタミンB1、B2、B6、B12。豚肉やレバー、豆製品、サバなどの青魚が有効です。

貧血の予防にはビタミンCが有効です。
ホウレンソウやナッツ類、ブロッコリー等。意識して食生活に摂り入れると体が疲れにくくなっていきます。

食事からの摂取が足りない分は、サプリメント等で補うことも一つの手です。
無理のない範囲で“意識して”やってみましょう。

③首などリンパのあるところを冷やしましょう

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体温が上昇し、汗をかき、体が冷えようとすると眠気が襲ってきます。暑い日が続くと、これが「夏バテで眠くなる」原因になることもあります。

人間は体温が下がると眠くなります。雪山で眠くなるのと同じです。体温を出来るだけ上昇させないよう、首などリンパがあるところを冷やすと眠くなりにくくなります。

脇の下・太ももの付け根・首の横を冷やしましょう。

④うまく汗を出しましょう

うまく汗を出すために、少量ずつ1時間に1回は水を飲む、お風呂上がりに、就寝前に飲むなど積極的に水をとりましょう。冷たすぎない水、できればミネラルウォーターをこまめにとるようにしましょう。

また汗には塩分も含まれているので、スポーツドリンクを摂ってもよいでしょう。

お茶やビールでは水分補給できません。お茶やお酒類には「利尿作用」があるので、体内の水分を外に出してしまい、水分補給にはふさわしくありません。

また、高温多湿で蒸し暑いと汗が蒸発せずに皮膚にはりつきべたつき不快であるばかりでなく、熱を発散できずに体に熱がこもってしまいます。
部屋の除湿をして湿度をさげて、こまめにシャワーを浴びて汗を洗い流しましょう。外出先では、汗ふきシート、おしぼりで、額、首筋、脇の下などの汗を拭きとるのがいいでしょう。

⑤お風呂でリラックスしましょう

暑いからと言ってシャワーだけですませていませんか?夜はゆったり浴槽で入浴して疲れをとりましょう。浴槽に浸かることは、冷房病の予防にも効果があります。

⑥適度な運動をしましょう

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適度に運動することで体の疲れが取ることを「積極的休養」と言います。

「暑さでダルく、最低限しか動かない!」という人は、気持ち的には疲れを感じていても体力が有り余っている状態かもしれません。
運動不足を感じている人は、適度な運動をしても良いでしょう。

朝早起きをして涼しいうちにウォーキングをしたり、室内でストレッチをするのも良い運動になります。

運動のやりすぎは、逆に疲れが溜まりますので注意してください。

夏バテの眠気はどのくらいで治る?

症状によって違ってきますが、
冷たいものの食べすぎや食欲不振程度であれば、食事改善をして十分な睡眠が取れれば早い段階で治ります。

夏バテ→秋の疲れとだるい時期が続いてしまう場合も多いですが、季節の食べ物を積極的に摂取することや生活改善を心がけると早く治ります。

エアコンのかけすぎで自律神経系が不調の場合は、そのままずっと続いてしまう可能性があります。冷房病には気を付けましょう。

夏バテの眠気で注意したいこと

夏バテ以外の病気になりますが、午後2時から3時ごろの強烈な眠気や空腹感を感じるなら高血糖の可能性もあります。

個人差がありますが血糖値が高い状態が続くと、のどが渇いたり、尿の量が増えたり、疲れやすい、だるいといった症状が出てきます。でも「夏はのどが渇くもの」「夏バテかなあ」と思ってしまい、高血糖による症状だと気づかないケースがあります。

人の体はごはんや麺類、甘いものなど、糖質を大量に摂取すると、血糖値が急激に上がります。すると、血糖値を下げる働きを持つ「インスリン」が、すい臓から大量に分泌されます。

そのため今度は血糖値が急激に下がり、その際、異常な眠気や糖質への強い欲求を感じます。

ですから、そうめんやアイスクリームなど、糖質に偏った食生活を改めて、食事後は軽い運動をすると血糖値の上昇と下降をゆるやかにすることができ、異常な眠気もおきづらくなります。

こうした対処法を実践しても状況が良くならない場合は、うつ病などの心の病気が隠れていることもありますので、早めにお医者様へご相談ください。

その眠気は熱中症の可能性も

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熱中症とは、夏の暑いときに体温の調節機能が麻痺して、体内の水分や塩分のバランスが崩れて発症します。放置すると死に至ることがありますが、適切な予防法で防ぐことができますし、適切な応急処置により救命することもできます。

熱中症の初期の症状としては、めまいや頭痛があげられます。吐き気をもよおす・倦怠感があるというのも初期症状です。では「眠気」とはどういう段階の症状なのでしょう?

眠気は、熱中症の症状において最後に出てくる、意識障害に当たります。熱中症の疑いがあって眠気を訴えていたら、かなり重症ということになります。眠気が進めば、こちらの問いかけにも反応しなくなり危険な状態です。

熱中症になりやすい人

は、脱水症状のある人・高齢者・肥満の人・過度の着衣・普段から運動をしていない人・暑さに慣れていない人・病気の人(心疾患、糖尿病、精神神経疾患、広範囲の皮膚疾患)体調が悪い人です。

どのような場所でなりやすいかというと、運動場、工事現場、体育館、道路、駐車場、一般の家庭の風呂場、機密性の高いビルやマンションの最上階など熱気や湿気がこもりやすい場所です。

最後に、夏は子供たちが楽しみにしている夏休みがあります。海や山にと旅行の予定がたくさんある方も多いのではないでしょうか。楽しい夏を過ごすためにも体調管理をしっかりと行って、夏バテや熱中症などにならないようにしましょう。

特に夏は苦手という方は、日頃から自分の自律神経が狂わないように調節していきましょう。

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