鼻水が臭いんですけど、これって何?
鼻水が臭いから病院に行くことってあるのか疑問なんですが、周りにも相談しずらいですね。
病気の可能性もありそうなので、
今回は鼻水が臭い!透明なんだけど病気の可能性ってあるの!?についてご説明します。
鼻水が臭い原因
副鼻腔炎
鼻水が臭くて一番に疑われるのが副鼻腔炎(ふくびくうえん)です。別名「蓄膿症(ちくのうしょう)」ですね。
副鼻腔炎とは、
鼻の周りの骨にある副鼻腔という空洞の穴に炎症・鼻水・膿が溜まる病気です。
主な症状は
- 鼻づまり
- 頭痛
- 発熱
- 鼻の鈍痛
鼻水が臭い以外にも上記のような症状がないかチェックしてみてください。
鼻水の臭いに特長があります。
鼻の中・鼻水に悪臭が出ます。
- 魚やチーズの腐ったような臭い
- アンモニア・硫黄のような臭い
- ドブや生ごみのような臭い
このようなかなり不快な臭いがします。
鼻水の臭いは2つの原因
- アレルギー物質
- 細菌
特に、細菌感染の場合は鼻水が臭くなります。
要は、細菌感染した鼻水・膿が副鼻腔(鼻周りの空洞)に溜まってしまうんですね。
細菌とは、
- 肺炎球菌
- インフルエンザ菌
- ブドウ球菌
などでこれらの細菌が悪臭の元になっています。
ただ、いきなりこのような臭いになるわけではありません。
副鼻腔炎には急性と慢性の2種類がある。
副鼻腔炎は2種類あります。
- 急性副鼻腔炎
- 慢性副鼻腔炎
急性から慢性に悪化する形になります。
それぞれ見ていきましょう。
急性副鼻腔炎
風邪などで起こる副鼻腔炎で1カ月ほどで治ることがほとんどです。
風邪の症状に似ています。
鼻水・鼻づまり・発熱・頭痛など風邪と似ている症状が出ますが、
特徴的なのが、
- 鼻の周りが痛む
- 喉に鼻水が流れる
症状があります。
初期は鼻水も透明ですが、細菌感染していると臭いがあります。
口臭などが出る場合も。
慢性副鼻腔炎
一般的には、急性副鼻腔炎が治らず慢性化した状態を「慢性副鼻腔炎」と言います。
副鼻腔に溜まった鼻水・膿がなかなか排出されずに悪化した状態になります。
鼻茸(はなたけ)というポリープができることもあり、
鼻水の色は黄緑色などの膿になり臭いもきつくなります。
鼻の中が臭く感じる病気
鼻水が臭ければ、鼻の中も臭い可能性も考えられます。
ここでは、鼻の中が臭くなる病気を紹介します。
臭鼻症(しゅうびしょう)
臭鼻症は鼻の中の乾燥・慢性鼻炎で起こる病気です。
近年ではだいぶ少なくなった病気ですが、風邪や食生活の乱れから発症します。
症状としては、
- 鼻の中が臭く感じる
- 周囲にも臭いがわかる場合も
塩水で鼻うがいが有効な場合があるみたいなので、耳鼻咽喉科で診てもらってから試すと良いですね。
最後に
鼻水が臭いのか鼻が臭いのかわからなくなるのは私だけでしょうか?
周りの人にも臭いが漂っていることがあると聞いた時は、ドキッっとしました。
接客業なので怖すぎます。
臭いって慣れるものらしく自分では気づきにくくなるそうで・・。
もし、周りの人に気づかれたらと思ったら耳鼻科に直行です!
鼻水だけが臭いかどうかは自分ではわかりずらいですもんね。
気になったらすぐに耳鼻科をおすすめします。
鼻水・鼻づまりにお困りのあなたはこちらでまとめてチェックできます。
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