黄砂の時期はいつまで?中国の情報も合わせて大特集!

ニュースでも「今日は黄砂が観測されています。」なんてたまに見ますよね。

黄砂の時期が花粉と同じ時期なので、ダブルパンチの人も多いのではないでしょうか?

黄砂アレルギーなんて症状もあるくらいですから軽視できないのがこれから時期ですね。

今回は、黄砂の時期はいつまで?中国の情報も合わせて特集!についてご説明します。

目次

日本の黄砂

日本の黄砂の時期はいつまで?ピークは?

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日本では例年、2~5月に黄砂が観測されます。

ピークは4月になり、5月で黄砂の時期は終わります。

気象庁の黄砂観測日数表を見るとわかりやすいので一部をご覧ください。

過去の黄砂が観測された日数の平年値(1991-2020)です。

1月 0.2
2月 1.2
3月 4.4
4月 6.2
5月 2.7
6月 0.2

4月が一番観測日数が多いですね。
そして6月にはほとんど観測されなくなりますので、黄砂の時期は5月で終わりになります。

1991年~2020年までの平均観測日数なので少なく感じますが、
近年、経済発展・気候変動とともに黄砂の観測日数は増加傾向にあります。

ちなみに黄砂観測の初年度の1967年の4月は観測日数が3日と少ないですが、
黄砂は昔からあったんですね。

黄砂の観測日数が多いのは日本海側

平成 27(2015)年度の観測地点毎の黄砂日数(環境省)を見ると、この観測地点で黄砂の観測日数が多いと発表されています。

黄砂の観測日数が多い地域

  1. 福岡
  2. 大分
  3. 島根
  4. 福井

中国から風にのってやってくるので当然、日本海側への影響が多いのがわかりますね。

中国の黄砂の時期は?

3・4・5月は砂嵐の時期になります。

中国では2種類の黄砂があります。

  1. 風邪が弱い時に、外部からくる黄砂
  2. 風邪が強い時に、中国現地で砂埃が起こる黄砂
2月下旬から5月にかけてはモンゴルでサイクロンの発生しやすく、
砂ぼこりが風にのって中国にも影響をもたらします。

中国・モンゴルなどの北緯40度線付近は砂漠など黄砂の発生源が多くあり、
気温の上昇など気候の変化で、砂埃が風にのってくるため黄砂の頻度が増えます。

これらが日本にも飛散にも飛散してくるわけですね。

韓国では黄砂の時期は死者も

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韓国でも黄砂の影響はひどいようです。

本格的な黄砂の時期は3~5月になります。

黄砂が多い時期は、学校が閉鎖したり、心臓や肺の病気で入院者や死者が増加するという報告があるそうで、黄砂での経済損失も数千億円の損害になっているとのこと。

日本では黄砂で死者とは聞いたことがないので、中国に近い分黄砂の量・濃度も多いのかもしれませんね。

韓国の黄砂対策でマスクなどは日本と変わりませんが、サムギョプサル(豚肉)を食べて免疫力を高めるという記事を見つけました。
韓国らしいですね。

まとめ

以上が、黄砂の時期はいつまで?についてでした。
わかりやすくまとめますね。

  • 日本のピークは4月で、5月には終わります。
  • 黄砂が多い地域は日本海側
  • 中国では3~5月が黄砂・砂嵐の時期
  • 韓国では黄砂で死者出ている

黄砂の時期は毎年同じですが、観測される日数にばらつきがあります。
もちろん少ない方がいいのですが。
時期が花粉とも重なっているのでどちらにしてもマスクなど対策は万全にしておきたいですね。

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