おとといから急に腹痛と下痢、あまりのひどさに病院を受診すると、なんとウイルス性胃腸炎との診断!
ウイルス性胃腸炎といえば感染する病気。昨日と今日は自宅療養。熱も昨日下がり嘔吐は治まりましたがまだ下痢は続いています。
いったいどの段階で仕事復帰していいの?熱が下がってから?嘔吐が治まってから?下痢が止まってから?仕事をしていると、早い復帰を誰しも考えてしまうと思います。
今回はそれらウイルス性胃腸炎で仕事復帰のタイミングや、その理由についてご説明していきたいと思います。
ウイルス性胃腸炎で仕事の復帰はいつから?
復帰の時期は熱が下がって嘔吐が治まった時。
症状には個人差があるために、症状が軽い人だと3~4日で熱が下がり嘔吐が治まる方もいらっしゃいますが、症状が重い人だと1週間程度
熱が下がらず嘔吐が止まらない人もいます。
職場がこのような場合は注意です!
- 保育園、幼稚園(免疫力の低い子供たちが多いため)
- 病院、介護施設(免疫力の低い病人や老人が多いため)
- 飲食店(万が一口からウイルスの侵入があり、拡散するのを防ぐため)
などの場合は、嘔吐、下痢などの症状が治まったからと言って自己判断で出勤するのではなく念のため職場に連絡し指示を仰いでから出勤するのが良いと思われます。
ウイルス性胃腸炎で仕事復帰する際に診断書は必要?
必要かどうかは職場の内容や会社によって違います。
ウイルス性胃腸炎に限らず感染するような病気の場合には必ず提出を求めてくる会社もあれば数日で出勤できるなら必要ないところもあるようです。
気になるようであれば、病院で診断を受けた段階で職場に確認しておくとよいと思います。
診断書は病院によっては2週間程度時間を要するところもあるので、その辺の確認も合わせてしておくとよいかと思います。
私の場合
私は大手飲食店に勤めていたことがありますが、社内規定でノロウイルスなどの感染症になり復帰する場合は、医師の治癒証明書の提出が必要となっていました。
ウイルス性胃腸炎で仕事を休むべき理由とは?
二次感染を防ぐためです!
ウイルス性胃腸炎は飛沫感染します。嘔吐物や糞便に混ざったウイルスが他の人の体内に入り込んで感染します。
それにウイルス性胃腸炎だと、初めのうちに酷い嘔吐があるため食事が思うように取れず、体力が落ちてしまうので、だるさが残ってしまい仕事に集中することが難しいと思います。
それから「トイレ」です!
トイレでいったい何を気を付けるの?と思いますが、嘔吐が治まったからと言って出勤し、その方がトイレを使用したとします。
嘔吐が治まっても糞便には徐々に感染力は弱まるとはいえ2週間程度ウイルスが混在していると言われています。それらを水で流すと、水の粒に紛れて空気中にウイルスが拡散されるわけです。
もし蓋が付いている便器であれば蓋をすればいいのですが、それを開閉するのは基本人間ですよね!それを触ってしまった手についたウイルスが口から侵入しないとも限りません。
中には和式トイレという職場も場合によってはあるかもしれません。その場合は防ぎようがありません。
これらのことを考えても、しばらくは仕事を休むことをお勧めいたします。
ウイルス性胃腸炎を早く治す方法は?
- 食事を2食抜く
- スポーツドリンクを少しずつ飲む
という方法を推進している先生がいました。
通常、病気だと薬を飲んで回復を促すと思いますが、ウイルス性胃腸炎に効く薬はありません。
ウイルスが体外に排出されるのを待つしかないのです。
ですから排出を邪魔してしまうような、下痢止めなどの薬は絶対に飲まないようにしてください。ウイルスが体外に排出されず、回復を遅れさせてしまいます。
もし、服用するのであれば排出機能と関係のない整腸薬や木クレオソート(正露丸)を試してみてください。
ただし、正露丸はできればロートエキスが入っていないものを服用するようにしてください。ロートエキスが入っていますと、眠くなる副作用が出る場合があるので注意が必要です。
最後に
私が飲食店に勤めていた時は、ノロウイルス対策はとても厳重でした。
今もそうだと思いますが、
手洗いの徹底(1度に2回)・ドアノブを直接触らない・下痢がひどい時は出勤停止などやりすぎぐらいでちょうど良いと私も思っていました。これが飲食店ではあたり前です。
感染者が出た時点、営業停止ですからね。そのくらいノロウイルスは危険なんだなと実感していました。
職種によって当たり前の基準が違いますが、個人でしっかり対策をしておきたいですね。
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