雨の日で花粉が落ち着くって聞いていたけど、なんか悪化しているのは私だけでしょうか?
今回は花粉症が雨で悪化する5つの理由とは!?をご説明します。
花粉症が雨の日に悪化する5つの理由
- 気圧の影響
- 雨による自律神経の乱れ
- 花粉の破裂
- 雨で花粉が落下
- 地面の花粉が舞い上がる
それぞれ見ていきましょう。
気圧
雨で気圧が下がるとヒスタミンが増加し、花粉症が悪化します。
しかし、花粉や気候要因でヒスタミンが過剰分泌されると
かゆみ・炎症などのアレルギー反応を起こします。
自律神経の乱れ
雨の日は自律神経が乱れます。交感神経・副交感神経の2つがありますが、雨の場合は副交感神経が優位になります。
花粉症は副交感神経が優位になりすぎて起きているため、さらに雨の影響で乱れてしまうわけです。
通常、副交感神経は鼻・のど・目などの粘膜から粘液(鼻水・痰・涙)が正常な量で分泌されます。
しかし、乱れた副交感神経は鼻水などの粘液を異常に分泌してしまい花粉症が悪化してしまいます。
花粉の破裂
埼玉大学大学院理工学研究准教授の王青曜氏の研究で花粉が水分を吸うとだんだんと大きくなって破裂することがわかっています。
破裂した花粉は通常の10分の1以下の大きさになり小さくなります。
通常の花粉の大きさは30ミクロンほどで鼻のフィルターに引っかかります。
花粉の通過を鼻で止められるわけですね。
破裂した花粉の大きさは3ミクロンとなります。
大きさが10ミクロン以下の場合は鼻を通過して肺まで到達してしまいます。
肺まで到達するため、花粉症の症状が悪化することがあります。
しかも、普通のマスクではフィルターを通り過ぎてしまう大きさですので高機能マスクが必須となります。
雨で花粉が落下
雨の降り始めは雨と一緒に飛散していた花粉が落下してきます。
雨の衝撃で木からも落ちます。
風が強い場合はより花粉が落ちるので症状がさらに悪化する場合があります。
地面の花粉が舞い上がる
雨が降った後は地面にたくさんの花粉が落ちています。
雨が降ったことで、
飛散していた花粉の落下したり、木から落ちた花粉が散らばっているわけですね。
この散らばっている花粉が風で舞い上がる事で花粉症が悪化します。
雨の日は花粉以外のもの落下します
花粉症の同時期に飛散しているのが
- 黄砂
- PM2.5
の汚染物質です。
黄砂やPM2.5には化学物質や細菌が付着して飛散しています。
雨に濡れることで地面に落下し、汚染物質が溶け出します。
雨の日に花粉症が悪化するのは花粉以外にも黄砂・PM2.5の影響が考えられます。
特に、
- 雨の降りだし → 飛散した汚染物質が落下
- 雨上がりの翌日 → 汚染物質が地面に散らばっている
この事にも注意したいですね。
まとめ
以上が、花粉症が雨の日に悪化することについてでした。
- 花粉症が雨の日に悪化するのは5つの原因がある
- 1.ヒスタミンの増加 2.自律神経の乱れ
- 3.花粉の落下 4.地面の花粉が舞い上がる
- 5.花粉の破裂
- 花粉以外にも黄砂・PM2.5の影響も
花粉の時期は油断ができないですね。
雨だけでも憂鬱なんですが、花粉症まで悪化するのは勘弁です。
高機能マスクが手放せませんね。
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