ふくらはぎが熱い5つの原因とは?感覚がおかしいのは病気!?

目次

ふくらはぎが熱い原因とは?

ふくらはぎが熱い原因はこの5つの可能性があります。

1.筋肉疲労
2.血行不良(冷え・糖尿病など)
3.ムズムズ脚症候群(レストレッグ症候群)
4.更年期障害
5.自律神経

それぞれ見ていきましょう。

筋肉疲労

運動などによる筋肉疲労で、太もも・ふくらはぎなど大きな筋肉がある部分がほてることがあります。

普段運動不足で、急に激しい運動をしたり、運動前後のストレッチが不十分だったりすると特に起こりやすくなります。

登山など筋肉への負担が大きい活動をした後などにも起こります。

予防方法と対処方法

・運動前後には、足首回り・足の甲・足の裏・ふくらはぎ・太もももしっかりとストレッチする。

・普段からの適度な運動で、筋肉のスタミナと柔軟性を保つ。

・登山などの予定がある場合は、少し前から体ならしにトレッキングを始めるなどの準備をしておく。

・質の良い筋肉を作り、筋肉疲労を早く回復させるためには、普段から栄養バランス良く規則正しい食生活・質の良い十分な睡眠を心がける。

・特に運動後は、水分・ミネラル・ビタミン・アミノ酸(タンパク質)を効率よく摂取する。(丈夫な筋肉作り、筋肉疲労疲労防止に効果的です。)

・筋肉疲労を起こしたら、入浴の際にぬるめのお湯にゆっくりつかり、足先から足の付け根に向けて優しくさすってマッサージをする

血行不良(冷え・糖尿病など)

血流の障害により、感覚が鈍くなり、痛み・しびれ・ほてり感などを感じることがあります。
寒さや運動不足などによる一時的な血行不良もありますが、糖尿病・動脈硬化などで血流障害を起こすこともあります。

予防方法と対処方法

・寒い時期なども適度に体を動かして血流を保つ

・バランスの良い食生活(糖分・脂質の摂り過ぎに注意)を心がける

・糖尿病・動脈硬化などがないかどうか健康診断でチェックする

ムズムズ脚症候群(レストレッグ症候群)

むずむず脚症候群(正式名は、「レストレスレッグス症候群」)は、土踏まずやふくらはぎに、虫が這うようなムズムズした違和感・痛痒さ・ほてりなどの症状が起こります。

日中、じっとしていなければいけない時に限って症状が起こったり、夕方から夜に症状が強くなったります。

脚だけでなく、全身に症状が起こる人もいます。夜、足がむずむずして寝られず、不眠がちになります。

寝つくことができても、無意識のうちに脚がピクピクと動く症状(周期性四肢運動障害)などが起こり熟睡できないことが多いようです。

原因

脳内のドーパミンの機能障害・鉄欠乏・ビタミンB12不足・葉酸不足・遺伝的要因の場合と、

薬の副作用(ドーパミン遮断薬・抗うつ剤・抗ヒスタミン剤など)・なんらかの病気(パーキンソン病・うっ血性心不全・脊髄疾患・関節リウマチ・多発神経炎など)が原因の場合があると考えられています。

症状

・脚に虫が這うようなムズムズした違和感・痛痒さ・ほてりなど

・無意識のうちに脚が周期的にピクピクと動く症状(周期性四肢運動障害)

何科?治療は

神経内科・心療内科・精神科などで、治療を受けます。

まずは、薬物に頼らず、ストレスを減らす生活を心がけたりします。

・薬の副作用が原因の場合は、医師の指示の下で薬剤を中止したりします

・むずむず足症候群の症状を悪化する食品(アルコール・ニコチン・カフェイン)の摂取を控えます

・安眠を促す生活指導
(規則正しい睡眠習慣・州民前の短時間の歩行・手足のマッサージ・適度な運動・鉄分摂取に配慮したバランスの良い食事など)

〇薬物療法

鉄製剤・ドーパミン作動薬などを投与します。

自分での対処

・ストレスを減らし、鉄分の多いバランスの良い食事を心がける

鉄分の多い食品(レバー、ほうれん草、ひじき、あさり、イワシなど)
ビタミンB12の多い食品(しじみ・あさりなどの貝類、イワシなどの青魚)
葉酸の多い食品(レバー、春菊、枝豆、イチゴなど)

・適度な運動をする

むずむず脚症候群の注意点

むずむず脚症候群の原因に、さまざまな病気が潜んでいる場合があります。

むずむず脚症候群を疑う症状がある場合は、早めに病院受診しましょう。

更年期障害

更年期障害は、女性の体が閉経に向かってホルモンバランスが変化する40代から50台に起こる様々な症状のことです。

症状

・イライラ
・体のほてり
・めまい
・不眠
・嗅覚障害(匂いに敏感になる)

何科?治療

婦人科を受診します。ホルモン補充療法で、いろいろな症状が改善することがあります。

自分での対処

・ストレスをためず、リラックスできる時間をつくる

・しんどい時は、無理しないで休む

・意識して、大豆製品・ヨーグルト(乳酸菌製品)などを食べる
ビタミンB6・亜鉛・カルシウムなどのミネラルと一緒に摂取することで効果がUPします。

★更年期は、女性ホルモンのバランスと自律神経の働きとの関係により、「自律神経失調症」を発症を発症しやすい時期なので、「自律神経失調症」発症予防のためにも無理をせず、体調に合わせて、できることをできる範囲でしながら生活しましょう。

自律神経失調症

自律神経のバランスが乱れる自律神経失調症では、全身に様々な症状が起こります。

血流も自律神経によってコントロールされているので、血流の乱れによるほてりなどの症状も起こるようです。

ケースとしては、顔がほてる場合が多いようですが、人によっては太もも・ふくらはぎなどもほてる場合があるようです。

症状

・疲れやすい
・頭痛
・肩こり
・動悸・息切れ
・手足の冷え・顔のほてり

何科?治療法は

内科などで相談します。

症状が重い場合は、心療内科で内服薬などを使用して治療する場合もあります。

自分での対処

自律神経のバランスを整える生活を心がけます。自律神経の乱れの注意点を参照してください。

自律神経の乱れの注意点 

★自律神経の乱れを整えるポイント

・規則正しい生活(早寝・早起き:質の良い睡眠をとり、心身の休養をとる。朝日を浴びて起きることも効果的)

・栄養バランスよく、おいしく食事をする。
(食事の時間を規則正しくすること、朝食をよく噛んで食べること、夕食は20時までに済ませることがおすすめです。)

・リラックスできる時間をつくる(ティータイム・ストレッチ・深呼吸・読書・好きな音楽を聞くなど、自分がホッとできる時間をつくるなど自分に合った方法で。)

ネット上でふくらはぎが熱い人の声

〇膝から下が焼けるように熱いです。

今朝から急に熱くなって仕事に集中できません。立ち仕事なので辛いです。

思い当たる事と言えば先週の金土と登山をして太もも、ふくらはぎが筋肉痛になりました。

アンメルツヨコヨコを塗って様子を見ていました(今朝は塗っていません)。

筋肉の炎症か何かだろうとは思っているのですが、それにしても火傷をしているかのように熱く痛みも感じます。

こんなことは初めてで怖いです。

氷水を入れた袋を当てているとおさまったのですが、立ち仕事のためずっとそうしてはいられません。

それとも昨夜から胃腸の調子が良くない事とも関係が…?

色々調べてはみたのですがどの症状が自分に当てはまるのかイマイチわからず。

考えられる原因や対処法などをご存知の方がいればお教え願いたいです。

●お返事

〇文面から拝見したところでは、登山の後の筋肉疲労の症状が長く続いているように思えます。

登山の後、現在は何日くらい経過しておられるでしょうか?激しい筋肉疲労の場合は、症状が4日から5日続く場合もあると思います。

しかし文面からのみ判断することは危険ですので、お仕事や日常性kじゃつに支障がある状態であったり、不安が強いなら病院受診されてはいかがでしょうか?

私なら、整形外科を受診し、登山したこと、その後の症状の経過を医師に伝え、診断を仰ぎます。

筋肉疲労との診断で湿布などを処方された場合、仕事中などで氷を充てることができない場合は湿布を貼ってしのぎます。

医師に相談したうえで、自分にできる対処として適切なら、

・入浴時にはぬるめのお湯にゆっくり使って、ふくらはぎを足先から太ももに向けて優しくマッサージします。

・寝るときには、足の下にまくらなどを入れ、足を高くして寝ます。(うっ血した血液を心臓へ戻すため。)

★急性期には炎症を起こしている部分を冷やし、慢性期には血流を改善することで治癒を早めるからです。

症状の原因が早くわかり、改善するといいですね。

「最後に」

ふくらはぎが痛い原因は5つあることがよく分かりましたね。

ふくらはぎが痛い症状を治すためには

・病院を受診して、検査・治療を受ける。
・普段から適度な運動をして血流を保つ
・バランスの良い食生活を心がける(糖質・脂質の摂り過ぎに注意)

以上のことが大切です。

シェアよろしくお願いします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次