風邪で目が痛い3つの原因!奥のほうや頭痛がある時は要注意!?

風邪をひくと、喉の痛みや咳、発熱などが一般的な症状として現れますが、時には目の痛みを感じることもあります。

この目の痛みは、単なる風邪の症状と捉えがちですが、実際には別の原因が隠れていることがあります。

今回は、風邪で目が痛い原因を調べてみました。

目次

風邪で目が痛い原因

風邪で目が痛い原因はこの3つの病気が考えられます。

  • 頭痛(群発頭痛)
  • 鼻水(急性副鼻腔炎)
  • 慢性副鼻腔炎

それぞれ見ていきましょう。

頭痛(群発頭痛)

概要

風邪をひいている時に目の奥が痛む場合、「群発頭痛」が原因かもしれません。

群発頭痛は、片側の目の奥に激しい痛みを感じる頭痛で、通常は短期間に何度も発生します。風邪をひくなど複合的な症状によって、多くの筋肉が使われることで筋肉が緊張し、セロトニンという物質が分泌されることによって痛みがおこるといわれています。

それが視神経にも影響すると目の痛みにつながり、目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を起こすので目の奥が痛むともいわれています。

寝ているときに痛くなり15分~3時間くらいの痛みを繰り返すたり、吐き気がないことも特徴です。

特に、目の奥の痛みが片側だけに集中し、涙が出るような症状が伴う場合は、この頭痛を疑ってみることが必要です。

群発頭痛の原因

群発頭痛は血管の拡張が関わっているとはいわれていますが、明確な原因は解明できていないです。
アルコールやストレス、睡眠不足などによって悪化するされ、20代~30代の男性に多いといわれています。

風邪をひいている時は、それらの要因にも気をつけることで、目の痛みを軽減することができます。風邪が原因で目が痛いと感じる時は、まずは十分な休息を取り、ストレスを避けることが大切です。

症状

・目の奥がぐりぐりとされたような痛み
・目の中をキリでつつかれたような痛み
・目の充血
・涙がでる
・まぶたの腫れ

何科?治療法は?

脳神経外科内科を受診します。

一般的な頭痛の薬では効きません。酸素吸入法、太ももに自分で注射する「スマトリプタン」が最近認められました。

自分での対処

群発頭痛は一日中おきているわけではないので、症状がない時にアルコールを摂取しますと、痛みがくるともいわれています。

喫煙、疲労、山登りや飛行機などの気圧変動、明るい光を見たり、季節の変わり目にも注意が必要です

群発頭痛の注意点

普通の頭痛薬は効かない、またよく夜中寝付いたときに痛みがくるなど、症状にあてはまると感じたら、病院を受診しましょう。

鼻水(急性副鼻腔炎)

概要

風邪を引いたときの一つの症状に「鼻水」の症状がありますが、鼻水は目の痛みにも関連があります。

風邪による鼻水が長引くと、副鼻腔炎を引き起こすことがあります。これは、鼻の周囲の副鼻腔に炎症が起こり、目の周りにも痛みを感じる原因となります。風邪によって鼻が詰まり、鼻水が副鼻腔に溜まることで、痛みや圧迫感が生じるのです。

人間の鼻の構造は、息を吸ったり吐いたりする鼻腔と、隣にある副鼻腔からなっており、鼻腔と副鼻腔は自然口という複数の小さな穴でつながっています。副鼻腔には、篩骨洞(しこつどう)という眼の内側にある穴があり、篩骨洞に炎症を起こした場合は、眼の内側の痛みが起こります。

風邪が続いて細菌感染が副鼻腔に起こると、細菌が副鼻腔で繁殖し急性の炎症を起こしますが、副鼻腔に急性の炎症が起こることを急性副鼻腔炎といいます。

急性副鼻腔炎は、目の痛みだけでなく、顔の圧迫感や頭痛、さらには嗅覚の低下を伴うことがあります。風邪をきっかけにこれらの症状が現れた場合、急性副鼻腔炎を疑うべきです。

急性副鼻腔炎の原因

肺炎球菌・インフルエンザ菌・ブドウ球菌など、風邪から引き続いて細菌が感染して発症します。

特に疲労や病気で体の抵抗力がおちているときに発症しやすくなります。

症状

・痛み
・鼻汁(びじゅう)。
・風邪症状がから膿性の悪臭がする鼻汁
・片側に発症することがおおいです
・発熱は微熱です。

何科?治療法は?

耳鼻咽喉科を受診します。

局所療法

この症状を改善するためには、まず鼻水を排出することが重要です。蒸気を吸い込んだり、鼻を温めたりすることで、症状が和らぐことがあります。また、薬局で購入できる鼻スプレーや去痰薬を使用することも一つの手段です。

  • 鼻汁吸引・洗浄
    鼻のなかに溜まった粘り気のある膿や鼻水を吸引して取り除き、鼻腔をきれいにします。
  • ネブライザー療法
    抗生物質やステロイド薬を霧状にし、ノズルを鼻の穴に差し込んで吸入することで、薬を副鼻腔の奥まで直接届けます。

薬物療法

  • 抗菌薬(抗生物質)
    細菌感染が原因の場合に処方され、5~10日程度使用します。
  • 去痰薬(きょたんやく)
    膿や鼻水を排出しやすくします(カルボシステイン、アンブロキソールなど)。
  • 消炎鎮痛剤
    痛みが強い場合に消炎鎮痛薬を処方します。痛みを和らげるために使用します。
  • 血管収縮薬
    鼻の粘膜の血管をキュッと縮めて腫れを抑え、物理的に鼻の通りを良くします。非常に即効性があり、すぐに効果を実感できます。

自分での対処

耳鼻咽喉科を受診しましょう。

疲れがたまっている時は急性副鼻腔炎になりやすいので、免疫力を上げるために睡眠をきちんととりましょう。

急性副鼻腔炎の注意点

副鼻腔の炎症が眼や脳に進むことがあります。

眼に及ぶとまぶたが腫れたり、視力が落ち、脳に及ぶと強い頭痛や意識障害が起こすことがあり注意が必要です。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)

概要

急性副鼻腔炎が慢性化した「慢性副鼻腔炎」もあります。「蓄膿症」(ちくのうしょう)ともいわれています。

急性副鼻腔炎が3か月以上続くと慢性副鼻腔炎と診断がつきます。

慢性副鼻腔炎の原因

・風邪をひいたことにより鼻水が溜まった状態がのびます

・アレルギー性鼻炎を患っている方は併発する傾向にあります

・虫歯を放置、歯周病が進行して細菌感染することもあります

・インプラント治療後におきることもあります

症状

・鼻水・鼻づまり(ネバネバした黄色い鼻水でひどくなると緑かがった色に)

・ニオイがわからなくなる

・鼻の周りや顔面・目や歯や痛み・頭痛もします

・鼻水がのどの方に垂れてくる

何科?治療法は?

耳鼻咽喉科を受診します。

・定期的に鼻・副鼻腔にたまった鼻汁をきれいに吸引し取りのぞきます

・マクロライド系抗菌薬を少量ずつ、長期に使用します

・効果がないか、効果が不十分な場合は、内視鏡を使用した鼻内副鼻腔手術が行われます

自分での対処

・こまめに鼻をかむ(勢いよくかむと中耳炎になるので注意します)

・鼻がつまっているときは、睡眠不足で体力が弱まらないように(症状が悪化するため)蒸しタオルやお風呂にはいって鼻の粘膜を和らげるようにします

・加湿器をつける

・枕を少し高くすると呼吸が楽になります

慢性副鼻腔炎の注意点

慢性副鼻腔炎による目の痛みは、場合によっては手術が必要となることもあるため、早期に診断を受けることが重要です。急性副鼻腔炎のうちに適切な処置を行うようにしましょう。市販の鎮痛薬で痛みが治まったとしても早目に病院を受診しましょう。

ネット上で風邪が原因で目が痛いことが原因でお悩みの声

風邪をひいてから目から眉間の間にくらいの場所が両側痛いです。

目の奥側で目をぎょろぎょろ動かすと痛みます。

風邪は治ったように思うのですが目の痛みだけ引きません。

これは風邪の延長ですか?

●お返事

風邪を引いただけでも、辛かったと思います。しかし普段は風邪の症状にない「目が痛い」という症状は、また辛い症状ですね。どう対処するのか?

病院にいくにもどこに行けばいいのかも分からないと思います。

風邪から目が痛くなる症状は、多々あります。風邪を引いたことによって引き金となり、違う疾患を起こすことがあるからです。

頭痛はないみたいなので、

私なら急性副鼻腔炎を疑い、耳鼻咽喉科を受診します。

急性副鼻腔炎は、風邪が引き金となって起こりやすい鼻の奥にある副鼻腔というところが、炎症をおこします。おこす場所によって症状が違ってきます。

放置しておくと慢性副鼻腔炎となり治療も大変になってきますので早い目に病院を受診しましょう。お大事になさってください。

最後に

風邪による目の痛みは、一見軽視されがちですが、背後にはさまざまな原因が潜んでいることがあります。

頭痛や副鼻腔炎など、風邪と関連した症状によるものも多く、早めの対策が求められます。

症状が長引く場合や、他の症状が重なる場合は、専門医の診察を受けることが重要です。

健康を維持するためにも、日頃から風邪予防に努め、体調管理に気をつけていきましょう。

病院を受診するにもどこにいけばいいのかも分からないと思いますが、総合病院なら、分からなくても同じ病院内で必要な科を紹介してくれます。

急を要する病気もありますので、症状に不安があれば、総合病院の方にいかれて受診してください。

目の痛みが少しでも軽減することを願っています。

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