手のひらが赤い原因とは?斑点が出るのは病気!?

目次

手のひらが赤い原因とは?

手のひらが赤い原因はこの4つの可能性があります。

1.肝臓の病気
2.心臓や循環器系の異常
3.多形滲出性紅斑
4.手足口病、溶連菌感染症の症状

それぞれ見ていきましょう。

肝臓の病気

概要

肝炎や肝硬変、肝臓がんなどの病気や、肝臓に何らかの異常があると手のひらが赤くなることがあります。

肝臓の機能が低下すると黄疸や倦怠感、吐き気などの症状が現れます。

肝臓は神経が通っていないため、自覚症状がほとんどありません。

そのため気が付かずに肝臓を酷使してしまい、症状を悪化させてしまう恐れがあります。

肝臓の病気で手が赤い原因

肝臓は血液をきれいにする働きがありますが、肝臓の機能が低下すると血中の老廃物や不要なホルモンを処理しきれなくなり、

手が赤くなるといった症状が起こることがあります。

アルコールや薬物の過剰摂取やウィルスなどが原因になります。

また、ストレスや過労、遺伝などが原因になることもあります。

症状

・黄疸
・倦怠感
・疲労感
・吐き気

何科?治療法は

内科や消化器内科を受診して血液検査やCT、MRI検査などで詳しく調べます。

肝臓は自覚症状が少ないため、年に1度は検査を受けるようにしましょう。

自分での対処

・バランスの良い食事を摂る
・アルコールを控える
・禁煙する
・適度な運動をする

肝臓の病気の注意点 

肝炎ウィルスに感染したり、アルコールの摂り過ぎで肝臓が慢性的に炎症を起こしていると、肝臓がんになるリスクが高くなります。

肝臓がんは死亡率が高いため注意が必要です。

検査を定期的に受けるなど、早期発見早期治療がとても大切になります。

心臓や循環器系の異常

概要

心臓のポンプ機能の低下や高血圧、動脈硬化などで血流が悪くなっていると手のひらが赤くなることがあります。

循環器系に異常がある場合には、動悸や息切れ、疲労感、めまいなど様々な症状が起こります。

心臓や循環器系の異常で手のひらが赤い原因

循環器系に何らかの異常があると血流が悪くなり、手の末端の血管が圧迫されて赤く見えます。

偏食や運動不足、飲酒や喫煙などの生活習慣が原因になります。

症状

・疲労感
・息切れ
・動悸
・頭痛
・肩こり

何科?治療法は

循環器科や内科を受診します。

採血や尿検査、心電図検査などを行い詳しく調べます。

自分での対処

・バランスのよい食事を摂る
・適度な運動をする
・アルコールを控える
・禁煙する

心臓や循環器系の異常の注意点

動脈硬化や高血圧などの生活習慣病は、自覚症状がないため気付きにくいことがあります。

生活習慣病は、脳梗塞や心筋梗塞などにつながる恐れがあります。

生活習慣を改める、定期的に検査を受けるなどの予防が大切です。

多形滲出性紅斑

概要

あまり聞き慣れない病気ですが、思春期から30才くらいまでの女性に多くみられる、あまり珍しくない病気です。

手や足に滲出性の紅斑が現れ、まれに頭痛や発熱などの症状を伴うことがあります。

多形滲出性紅斑の原因

原因不明の場合も多く、ウイルスや細菌に対する免疫反応や、薬物によるアレルギーが原因ではないかといわれています。

症状

・頭痛
・発熱
・かゆみ
・身体のだるさ

何科?治療法は

皮膚科を受診します。

ステロイド軟膏や飲み薬などで治療を行います。

自分での対処

原因不明の病気ですので、これといった対処法がないというのが現状です。

軽度の場合は、きちんと治療を受ければ1〜2週間程度で症状が改善しますので、早めに皮膚科を受診して治療を受けましょう。

多形滲出性紅斑の注意点

症状が軽い場合がほとんどですが、稀に重症化することがあります。

重症になると全身に紅斑やびらんが見られ、後遺症が残ったり、死に至る危険性もあります。

皮膚に異常があるときには、早めに皮膚科を受診して検査を受けましょう。

手足口病、溶連菌感染症の症状

概要

手足口病や溶連菌に感染すると、手に湿疹や腫れが起こり赤くなることがあります。

手足口病や溶連菌は子供に多く見られる病気ですが、大人にも感染します。

発症しても症状が出ないこともありますが、熱や関節痛など症状が重い場合もあります。

手足口病、溶連菌感染症の原因

咳やくしゃみなどの飛沫感染や接触感染によって人から人へうつります。

溶連菌は抗生剤を処方されますが、治ったからといって勝手に薬を飲むのをやめてはいけません。

途中でやめてしまうと、抗生剤が効かない耐性菌ができる原因になり、再発する恐れがあります。

きめられた容量をきめられた期間にきちんと服用するようにしましょう。

ネット上で手のひらが赤いことで悩んでいる人の声

手のひらが赤いことで悩んでいるのはあなただけではない!
インターネット上でこのような悩みを見つけました。

生まれつき赤かったので、とくに気にせず一度も病院に行ったことはありませんでしたが、

この間母に「赤みが増している、昔はこんなにひどくなかった」と言わ れ、心配になってきました。

痛みや痒みなどは全くありません。

関係があるかはわかりませんが、皮がものすごくふやけやすいです。

調べると掌の赤みは肝臓と関係がある、とのことですが、お酒は月に1、2回飲むくらいです。

ただ、甘いものは大好きで、1日に必ず1回は甘いケーキ、チョコレートなどを食べています…

もし病院に行くとしたら、何科に行ったら良いんでしょうか。

風邪以外で病院を利用したことがないので、全くの無知で申し訳ございません。

お返事

手のひらが赤くて心配されているとのこと。

遺伝や体質で手のひらが赤い方は意外と多いといわれています。

また、肝臓や循環器系に異常がある場合にも手のひらが赤くなることはあります。

お酒を飲まなくても、甘いものを食べ過ぎると高血圧や中性脂肪を増やす原因となります。

動脈硬化などの生活習慣病を引き起こす可能性もありますので、甘いものを少し控えるといいかもしれませんね。

私なら、内科を受診して詳しい検査を受けます。

内臓器官に異常がなければ、皮膚科で見てもらうようにします。

もし何科にいけばいいのか迷ったら、風邪で診てもらっている主治医の先生に相談してみるといいかもしれませんね。

健康体でも手のひらが赤い方はたくさんいると思います。

あまり心配されないでくださいね。一度お医者さんに診てもらうと安心できると思いますよ。

どうかお大事にしてください。

最後に

手のひらが赤い原因は4つあることがよく分かりましたね。

手のひらが赤い症状を治すには

・バランスのよい食事を摂る
・適度な運動をする
・アルコールを控える
・禁煙する

以上のことが大切です。

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