耳がこもる原因は?聞こえにくくて違和感があるのは病気!?

耳がこもって、聞こえにくい時は難聴の病気かもしれません。

私の友人は、いきなり耳がこもる感じになり、病院で診てもらったら突発性難聴でした。

テレビの音や町の中の音すらもストレスに感じるくらいで大変な思いをしていました。

ここでは耳がこもる原因、症状、治療法、対処法、注意点についてご説明していきます。

目次

耳がこもる原因は?

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耳がこもる原因はこの「3つ」の可能性があります。

  1. 突発性難聴
  2. 急性低音障害型感音難聴
  3. メニエール病

それぞれ見ていきましょう。

突発性難聴

概要

突発性難聴は、突然耳が聞こえにくくなります。その原因は明らではなく、悪化すると治療するのが難しくなります。

突発性難聴で耳がこもる原因

・不明。

症状

・耳に何かつまっている感じがする。
・耳鳴りがする。
・めまいでグルグルした感じがある。
・片耳だけ不快感を感じる。

何科?治療法は

耳鼻咽喉科を受診しましょう。

治療法は、1週間から1か月の間はステロイドなどの投薬による治療を行います。
この間に完治しない場合は、入院期間は1か月から3か月です。この入院期間で完治しない場合は治療を断念するしかありません。

自分での対処

現在、突発性難聴が完治する確率は約30%です。早く治療を開始することができれば、完治する確率も上がります。

耳が聞こえなくなったと自覚してから48時間以内に治療を開始することができれば聴力を改善できる可能性が大きいです。
しかし、発症してから1週間以上が経過してしまうと、適切な治療を開始しても治すことが大変困難になります。

突発性難聴の注意点

完治する期間は、どれだけ早く治療を開始することができたかと、治りやすい体質であるかどうかがあります。

治りやすいのは以下の人です。

・年齢が若い
・難聴の程度が軽い
・高血圧ではない
・糖尿病を持っていない

急性低音障害型感音難聴

概要

この難聴は、特に低音が聞こえにくくなってしまう病気です。日頃ストレスを受けやすい20代や30代の若い女性が発症する確率が高いことが特徴的です。

急性低音障害型感音難聴で耳がこもる原因

急性低音難聴の原因のひとつとして、耳の奥にある内耳というところに、多くの水がたまってしまうことがあります。

その部分に水がたまってしまうと、水ぶくれのような状態になってしまい特に低音が聞こえにくくなります。

水がたまる原因は以下のことが長く続く場合です。

・ストレスや疲労がたまっている。
・睡眠不足。
・風邪などによる体調不良。

症状

・突然、耳に何かがつまっているような感じがする。
・低音のガーという耳鳴りが聞こえる。
・周りの音が聞こえにくくなる。
・自分の声が跳ね返って聞こえる。
・音がゆがんで聞こえる。
・低音の音が聞こえにくくなる。
・ふらつきやめまいがおこる。

何科?治療法は

耳鼻咽喉科を受診しましょう。

治療法は主に薬物療法によって行われています。イソバイドというたまった水の排出を促す薬やビタミン剤、ステロイドホルモンなどを使用します。

投与期間は数週間ほどと短いので、副作用の危険はありません。これらの処方された薬を服用するのとともに、軽い運動をしたり、バランスの良い食事を摂ることも必要となります。治療期間は、1週間から2週間です。

自分での対処

・ストレスを溜めない。
・十分な睡眠を摂る。
・生活リズムを正しくする。
・適度な運動を行うようにする。
・風邪など長期間の体調不良にならないようにする。

急性低音障害型感音難聴の注意点

急性低音難聴は一般的に6割ぐらいのヒトが適切な治療を行うことで完治します。

完治しない場合は、まったく音が聞こえなくなるということはないですが若干低音の音の聞こえが悪くなってしまうことがあります。

急性低音難聴はいったん完治しても再発してしまう場合があります。統計学上では1年後から1年半後の間に再発する確率が最も高くなっています。

また、急性低音難聴の症状の特徴として、治ったり、悪化したり、また回復していく、病状の変化の波があります。

メニエール病

概要

メニエール病は治すのが大変難しい難病です。発症する原因も明らかになっておらず、良い治療法もまだ確立されていません。

メニエール病で耳がこもる原因

・不明。

症状

・ぐるぐるしためまい
・耳鳴り
・難聴
・吐き気
・頭痛

何科?治療法は

耳鼻咽喉科を受診しましょう。

治療法は薬物療法を中心とした治療法が行われています。めまい止めや精神安定剤、ビタミン剤などの薬を服用して対処療法を行います。

自分での対処

・仕事や家事は控えて、安静にする。
・適度な運動をする。
・ストレスを溜めない。

メニエール病の注意点

メニエール病での平均入院期間は11日間です。その後、3か月から1年ほど期間をかけて、長期的に治療を続けていきます。

完治するまでの期間は、人それぞれで完治させることがとても困難な病気です。早期に発見することができて、治療を早く開始することができれば1か月ほどで、ほとんど改善する場合もあります。

治療を開始するのが遅く、慢性期に入ってしまった場合は完治させることが大変困難になります。

ネット上で耳がこもる人の声

耳がこもる!で悩んでいるのはあなただけではない!
インターネット上でこのような悩みを見つけました。

耳がこもる様な感じがします。
今日、起きた時から耳がこもる様な、水がずっと入っているような感覚が左耳にあります。

日中はあまり気にならなくなったのですが、夕方にまた耳に違和感(こもる)を感じました。今も続いてます。右耳と比べると聞こえが悪いように思えます(特に低音)

今学校が忙しく、病院に行く時間があまりないのですが、病院に行った方がいいでしょうか?放っておいても大丈夫でしょうか?

左耳が水がずっと入っているような感じかして、低音が聞こえづらいのですね。

もし私なら耳鼻咽喉科に行って一度診察してもらいます。

放置しておいて治るものではないと思います。

大事な耳が聞こえなくなってしまってからでは手遅れなので、頑張って病院に行く時間を作りましょう。耳が早く治ると良いですね。

最後に

耳がこもる原因は3つあることがよく分かりましたね。

耳を治すためには

・一刻も早く耳鼻咽喉科を受診する。
・ストレスを溜めない。
・十分な睡眠を摂る。
・規則正しい生活を送る。
・適度な運動をする。
・栄養バランスのある食事をする。

以上のことが大切です。

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