耳の後ろのしこりが痛い!赤ちゃん・子供は痛くないの!?
耳の後ろにしこりができたら見た目がとても気になるし、痛いのは辛いですよね。
ここでは耳の後ろのしこりが痛い原因、症状、治療法、対処法、注意点についてご説明していきます。
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目次
耳の後ろのしこりが痛い原因は?
耳の後ろのしこりが痛い原因はこの「5つ」の可能性があります。
- 耳下腺腫瘍
- 粉瘤
- 脂肪腫
- リンパの腫れ
- 耳下腺炎
それぞれ見ていきましょう。
耳下腺腫瘍
耳下腺のしこりといえば、耳下腺腫瘍があります。
耳下腺とは耳の下部にある唾液腺です。耳下腺腫瘍とは、耳下腺にできる腫瘍のことです。
②耳下腺腫瘍で耳の後ろのしこりが痛い原因
・良性と悪性があります。
・良性腫瘍は痛みを感じません。
・悪性腫瘍は痛みを感じます。
・良性腫瘍の場合は
組織の広がりは緩やかにしこりが大きくなっていき、触ると動きます。
顔面神経麻痺は現れずしこりが大きくなってから気付きます。
・悪性腫瘍の場合は
周りの組織に浸潤しながら広がっていきしこりというよりも皮膚が硬く動きが悪いです。しこりは痛みを伴い顔面神経麻痺が現れたりする事があります。
耳鼻咽喉科を受診しましょう。
治療法は良性・悪性ともに手術での腫瘍摘出になります。
入院期間は1から2週間程度で、顔面神経は温存しますが、悪性の場合は切除する場合もあります。
耳下腺の腫れに気が付いたら、ひどくなる前に耳鼻咽喉科を受診しましょう。
耳下腺腫瘍の注意点
悪性腫瘍の場合には、腫瘍が大きくなるスピードが早く、痛みや顔面神経麻痺が現れたりします。
手遅れになると顔面神経を切除することになるので、早期発見早期治療が大切です。
粉瘤
粉瘤とは皮膚にできる良性腫瘍で、表皮できた袋のような腫瘍です。この袋に垢のような老廃物が溜まり、腫瘍となります。
②粉瘤で耳の後ろのしこりが痛い原因
・毛穴の一部分の組織が皮膚の深いところで、袋状になったものが多いです。
・皮膚の表面に開口部があり、絞り出すと、白いあぶらが出てくる場合があります。
・自覚症状が無くしこりが出来て、急に大きくなってくる場合もあります。
・生まれつきの体質によるもので、耳たぶ、脇の下、お尻などに多発します。
・表皮は細胞分裂を繰り返して、角質層となり、垢になって体から剥がれますが粉瘤の場合は、袋の中に垢がたまっていきます。
・皮膚の良性腫瘍で、自然治癒することはありません。少しずつに大きくなりますか、急に大きくなることもあります。
皮膚科を受診しましょう。
治療法は手術で切開して袋ごと取り出します。
自然治癒はせずにだんだん大きくなり痛みを伴い炎症を起こします。早めに皮膚科を受診しましょう。
粉瘤の注意点
「粉瘤」と診断されたら、早い時期に手術をした方が傷跡も小さく手術代金も安く済みます。
放置しておくと、ごく稀に巨大化して、癌になることもあります。
脂肪腫
脂肪腫は皮膚の下にできる脂肪の塊です。体のどこにでもできて、出来やすい部位は背中、肩、臀部などです。
②脂肪腫で耳の後ろのしこりが痛い原因
・血管の多い型は「血管脂肪腫」とよばれ、軽い痛みがあり、放置しているとしばしば多発します。
・脂肪腫はゆっくり拡大し、放置しておくとメロン大になることがあります。
・40代から50代に多く女性や肥満の人に多い症状です。
皮膚科を受診しましょう。
治療法は皮膚を切開して、脂肪腫を切除します。
自然治癒はしません。だんだんと大きくなります。早めに皮膚科を受診しましょう。
脂肪腫の注意点
悪性のものを脂肪肉腫と呼びます。脂肪腫と脂肪肉腫を診断するには、切除して組織の生検を行います。
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リンパの腫れ
耳下腺のリンパ節炎の多くの場合は耳鼻咽喉、頭や首からの感染による炎症性のものです。
②リンパの腫れで耳の後ろのしこりが痛い原因
・ウイルスによるおたふく風邪(流行性耳下腺炎)。
・耳下腺炎、再発性耳下腺炎。
・唾石によるもの。
・良性の腫瘍。
・悪性の腫瘍。
・通常のリンパ節の腫れは、自然に小さくなり治ることが多いです。
・傷口などから感染すると、腫れたリンパ節は痛みと発熱します。
・炎症が皮膚にまで及ぶと、赤くなって熱をもち、膿を持つものもあります。
耳鼻咽喉科を受診しましょう。
治療法は抗生物質を使用します。悪性腫瘍が疑われる時は、画像診断(エコー・CT・MRIなど)と生検での病理組織検査を行います。
炎症性のリンパの腫れは痛いのが特徴なので、すぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
リンパの腫れの注意点
悪性腫瘍からくる腫れは痛みはなく、リンパ節が硬くなって、しこりになります。
急激に大きくなったり、熱が続く場合はすぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
耳下腺炎
耳下腺炎といえばおたふく風邪です。おたふく風邪は別名流行性耳下腺炎といいます。
ムンプスウィルスが耳下腺組織に感染して炎症を起こします。
・片方の耳下腺が腫れてきて1から2日遅れで反対側の耳下腺も腫れてくるのが特徴です。症状は耳下腺や顎の下の顎下腺が腫れて痛みを伴うのが特徴で、頭痛、発熱もあります。
・おたふく風邪とは異なり、ウィルス性では無く、耳下腺唾液の排出不良で繰り返し耳下腺を起こす反復性耳下腺炎があります。
ネット上で耳の後ろのしこりが痛い人の声
耳の後ろのしこりが痛い!で悩んでいるのはあなただけではない!
インターネット上でこのような悩みを見つけました。
耳の後ろのしこり
火曜日あたりから耳の後ろにしこりができ病院に行きました。耳たぶではないです(>_<)
診断はリンパや脂肪という単語は出てこなく、古くなった角質が垢となり排出される力が何かの拍子に弱まり貯まったとのことでした。
触って痛いのはこのしこりのたんぱく質の中の汚れや菌が炎症を起こしているそうです。
との説明を受けたあと、普通の医師なら じゃあこうしましょう、とか、こうして治しますか?とおっしゃると思うのですがこの医師は無言でした..(;_;)シーンとしすぎて看護師に帰されそうになりましたが、
いやいや!と思い私が、飲み薬で治るんですか?どうすれば良いのですか?と質問し続け、 結論は抗生剤で炎症を抑えてから、切って出す(切らなきゃしこりは無くならないらしい)ということになりました。
長くなりましたが、
・上記のような原因のしこりが出来た方はいらっしゃいますか?
・症状を説明語、私が投げ掛けるまで治療法を語らない医師に手術してもらい大丈夫でしょうか?
またこの医師はやりたくないのでしょうか?お願いします(;_;)
ちなみに違う病院にいける日が二週間後くらいになってしまいます..
「古くなった角質が垢」とのこと。「粉瘤」でしょうか。
私は「粉瘤」になったことはありませんが、もし私なら評判の良い皮膚科を探して治療してもらいます。
治療法は調べたところ「手術で切開して袋ごと取り出す」そうです。
自然治癒で消えて無くなったりはしないようです。
切開するのですから腕の良いお医者様に診てもらった方が安心しますよね。一日も早く症状が回復すると良いですね。
最後に
耳の後ろのしこりが痛い原因は5つあることがよく分かりましたね。
早く症状を治すには、「病院を受診して治療を受ける」ことが大切です。
手術が必要な場合には、総合病院や大学病院の診断書が貰えるので医師とよく相談して早めに施術を受けましょう。
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