のどちんこの役割と正式名称は?実は重要な働きが!?

のどちんこの役割って何があるのでしょうか?

子供 「コレなんであるの~?」

  「えっ!なんであるんだろうね~。(ごまかし)」

子供に聞かれて答えられなったです・・。

役割はない!っていう話もありますよね。

子供に答えられるように色々と情報を調べてみました。

ここではのどちんこの役割・正式名称ついてご説明していきます。

目次

のどちんこの正式名称は?

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のどちんこの正式名称は医学用語で「口蓋垂(こうがいすい)」と言います。

のどちんこが腫れる病気を「口蓋垂炎」と言ったりもします。

口蓋(こうがい)とは?
口と鼻を分ける口上の壁を口蓋と言います。

また、通称では「懸壅垂(けんようすい)」・「喉彦(のどひこ)」・「上舌(うわじた)」そして、「のどちんこ」といいます。

のどちんこは筋肉でできています。飲食や会話をするときも無意識に動いています。

のどちんこの由来は

まさに名前の通りでアレに似ているからということです。

『広辞苑』では・・・

のどちんこ 【喉ちんこ】
(「ちんこ」は男根の幼児語) 口蓋垂(こうがいすい)の俗称。

のどちんぽ 【喉ちんぽ】
⇒「のどちんこ」に同じ。

のどちんこはどうやってできる?

口が形成されたときの余りがのどちんこになります。

お腹の中にいる胎児の時に、口が形成されます。

口は左右から組織が合体してできあがりますがその時の余りがのどちんこになります。中には、のどちんこが2つある人もいます。

口の形成する途中でのどちんこがないとうまく口が形成できず、
口蓋裂という病気になることがあります。

のどちんこの役割は?

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1.鼻腔へ入るのを防ぐ働き

飲食物を飲みこむ際にそれらが鼻腔へ入るのを防ぐ働きをしています。

つまり、鼻からの空気の通り道と、口からの食物の通り道を分けています。

たまに、飲み物が鼻に入ったり、食べ物が間違って気管支のほうへ入って咳き込むことがありますが、そうならないように、のどちんこは蓋をしてくれています。

2.口の中の息を吐くスイッチの役目

口の中の息を吐くスイッチの役目をしています。

鼻から息を出すルートを開閉させ、ラッパや笛を吹くときに鼻から息が抜けないようにします。

鼻から息を出すルートを開閉させ、「パ行」や「カ行」などの発音をしやすくしています。

のどちんこがうまく働かないと、「パ」が「マ」に聞こえることがあります。

のどちんこを無意識で動かせるのは人間だけ!

のどちんこも唇も、意識的に動かしているわけではないのに、発音しようと思っただけで無意識に動きます。

これは人間だけにできることです。

言葉をはっきり話していれば、のどちんこをはじめとする、のどの構造がしっかり働きます。

すると、高齢になっても、飲食物を飲み込む機能が衰えにくいです。

のどちんこが見えない人は頭痛になりやすい

のどちんこが見えないのは、顎が小さい、下顎が後退している、舌が大きいなどの理由が考えらますが、

最も大きな要因は、頭が前傾して頸椎(けいつい)が歪んでしまっています。

頸椎(けいつい)が歪んでいると、

首や頭の筋肉が緊張したり、血管を圧迫して痙攣を起こし、緊張型頭痛や片頭痛を引き起こしやすいです。つまり、のどちんこが見えない状態の人は、頭痛になりやすいです。

のどちんこが大きく見えるのは、

のどちんこが腫れているのではなく、口に入った菌が口のなか全体を腫らして、喉の奥が狭まるので、のどちんこが大きく見えるだけです。

アレルギー性鼻炎で鼻づまりが強い・喘息などで呼吸を一生懸命しないといけない人の場合は、のどちんこ伸びてくる傾向があります。

のどちんこが大きい人はいびきが大きくなる

いびきの主な原因は、のどちんことその周囲の軟口蓋が振動することで起こります。

その他に、肥満で喉が狭いことや、過度の飲酒などで咽頭を形成する筋肉が弛緩しのど全体が振動することがいびきの原因です。

のどちんこが大きい人は気道が十分に確保できていないため、

一定量の呼吸を継続するために息を吸ったり吐いたりする勢いが、自然と強くなっています。それによって粘膜の振動が強くなり、いびきも大きな音になってしまいます。

のどちんこの病気一覧

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・口蓋垂炎(こうがいすいえん)
・ヘルペス
・ヘルパンギーナ
・急性扁桃炎(きゅうせいへんとうえん)
・膿栓(のうせん)
・扁桃周囲炎(へんとうしゅういえん)
・金属・果物・青魚アレルギー
・外傷(ケガ・ヤケドなど)
・心因性のもの
・原因が特定できない病気によるもの

最後に

のどちんこ「口蓋垂・(こうがいすい)」には様々な役割と病気があることがよく分かりましたね。

普段意識することが無い器官ですが、病気になり、のどちんこやその周辺が腫れたり口内炎ができるととても痛いので、普段からうがい、睡眠、栄養をしっかり摂り、免疫力を上げて病気にかからないようにしましょう。

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