りんご病でかゆみが出た!薬はどうしたらいい?

りんご病のかゆみって辛いですよね。

子供にかゆいのを我慢させるのも見ていて辛いものがありますが、自然に治るのを待つのが治療法になります。

りんご病は特効薬がありません。長引く場合もあるので、注意が必要です。

ここではりんご病にかかった時のかゆみの原因や、かゆみに効く塗り薬についてご説明していきます。

目次

りんご病とかゆみ

りんご病のかゆみの原因・場所は?どのくらいで治る?

りんご病になると皮膚にでる特徴的な帯状の赤い発疹「紅斑(こうはん)」がかゆみの原因です。

かゆみのでる場所は?

りんご病にかかると10から20日の潜伏期間を経て、発熱、咳、鼻水、頭痛や倦怠感といった風邪に似た症状が現れます。

1週間程経つと紅斑が最初は両頬が赤くなり、1から2日で帯状に腕、腿、お腹、おしりなどへ紅斑が広がります。かゆみは約2週間続きます。

どのくらいで治る?

りんご病には特効薬や抗ウイルス剤が無く、特別な治療法がないため、対処療法をしながら自然治癒を待つしかありません。両頬が赤くなってから、完治までは約2週間かかります。

りんご病のかゆみの対処法は?薬はある?

病院の処方薬

リンゴ病の代表的な薬は、病院で処方される薬だと、「スタデルム軟膏」(非ステロイド系抗炎症薬入り塗り薬)などがあります。

非ステロイド系抗炎症薬入り塗り薬は、皮膚の腫れや炎症など軽い炎症や発疹に使われる塗り薬です。

市販の薬

市販の薬は、薬剤師に必ず「りんご病にかかってしまいかゆみ止めを探している」ことを伝えて、薬を選んでもらいましょう。

でも、「病院でお薬を処方してもらって下さい。」と言われると思います。

市販薬のかゆみ止めにはステロイド剤が入っており、大人は使用しても大丈夫なのですが、小さな子供の皮膚にはステロイド剤は刺激が強すぎて、かえって皮膚が荒れることがあるので使用しないようにしましょう。

一般的にはオロナインが一番無難です。

かゆみが出ている時の注意点!人にうつる?

◆かゆみの注意点

・直射日光を浴びたり、お風呂で体が温まると、紅斑がぶりかえして出てかゆくなることがあるので注意しましょう。
・外出するときは、帽子、長袖長ズボンを着用し、お風呂は止めてシャワーにしましょう。
・かゆくて掻いてしまうと、紅斑がひどくなるので、薬を塗るか、患部を保冷材などで冷やすとよいでしょう。

人にうつる?

紅斑が出るようになったころには、ウイルスがヒトに感染する力はほとんど無いので、りんごほっぺの見た目に反して、ヒトと接しても感染させる心配はありません。

最後に

りんご病にかかると、両頬、腕、腿、お腹、おしりに出る帯状の紅斑がかゆみの原因だということがよく分かりましたね。

塗り薬は、市販薬のオロナインは応急処置で、皮膚科の病院に行き、医師に薬を処方してもらうのが一番安全でしょう。

かゆみは2週間続くので、症状が早く緩和するように、十分な睡眠と栄養を摂って免疫力をUPさせましょう。

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