りんご病の潜伏期間は症状はある?ない?
りんご病の潜伏期間は10から20日間くらいとかなり長いです。発症しても風邪の症状とよく似ているので、りんご病と診断されるのは、頬の紅斑の腕、腿、お腹、お尻に紅斑ができてからやっとです。
ここではりんご病の潜伏期間と初期症状、ヒトにうつる期間など、をご説明していきます。
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目次
りんご病の潜伏期間と初期症状は?
①潜伏期間は10から20日間です。自覚症状はほとんど何もありません。
↓
②初期症状は、風邪に似た症状を発症してから10日間くらいです。咳・鼻水・くしゃみ・微熱・だるさなどの症状が出ます。
潜伏期間中でもうつる?
① 10から20日の潜伏期間中はほとんど自覚症状がありません。また感染力もそれほどありません。
↓
② その次に初期症状がでてきます。風邪の症状とよく似ており、この10日間くらいが、一番感染力が強いです
病院に行っても風邪と診断されることが多いので、りんご病だと気付くことは少ないです。
どこでウイルスをもらってくる?
◆ウイルスはどこにいる
保育園・幼稚園、学校でりんご病のウイルスをもらってきてしまいます。
◆感染ルート
①咳やくしゃみ、鼻水などの飛沫感染
②手指や食品・器具・おもちゃにさわった手で口に触れることでできる接触感染です。
◆感染したと気付くとき
感染するのは、見た目で分かる、両頬や腕、腿、お腹、おしりに紅斑ができる前の、風邪に似た初期症状がでている期間なので、りんご病だ!と気付いたときは手遅れなことが多いです。
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病院へ行くタイミング
りんご病に特効薬や抗ウイルス剤はありません。
子供のりんご病での発熱は微熱程度のことが多いのですが、ごくまれに39度程度まで高熱がでることもあります。
その場合は病院を受診し、解熱剤を処方してもらいます。また、かゆみがひどい場合なども、抗ヒスタミン薬のかゆみ止めを処方してもらうといいでしょう。
2016年はりんご病が流行するかも
りんご病は4から6年の周期で流行する病気です。
前回流行したのが2011年なので、2016年は、りんご病の当たり年かもしれません。特に妊婦はりんご病にかかると胎児に重篤な影響がでるので注意しましょう。
子供とりんご病
うちの子供は幼少期にりんご病に感染したことがありません。抗体が無い状態で、大人になってから感染すると重症化するので怖いです。特効薬や抗ウイルス剤が開発されるのを祈るばかりです。
最後に
りんご病だと気付くのは風邪に似た初期症状がでてから10日間くらいだということがよく分かりましたね。
また飛沫感染、接触感染でうつることから、毎日手洗い・うがいの習慣と、流行時はマスクを着用するのを忘れないようにしましょう。
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